« ■英国での河川薬物汚染 2006.6.22 | メイン | ■狂牛病感染拡大の脅威はずっと大きくなるかもしれない 2006.6.26 »

2006年06月28日

■米国でFDAが「狂牛病飼料成分」の撤収命令を出している 2006.6.23

蛋白補強の飼料混合成分に禁止されている牛の脳や神経組織がまだ使用されている事が暴露された。牛飼料用の混入成分の製品名は、「ProLak」、「ProAminoII」、で「H.J.Baker」社によって2005年8月から2006年6月まで製造されている。さらに撤収中の三番目の製品名は「Pro Pak withPorcine Meat and Bone」で、間違ったラベルをつけられていて、鶏用飼料に使われているものである。

「狂牛病飼料」の撤収・リコール アラバマ州アルベールビル・2006年6月16日

-狂牛病規制法違反で回収されている飼料-
狂牛病予防で1997年に出された飼料禁止に違反して9つの州に出荷された家畜飼料用混入成分が、牛の残骸で汚染されているかもしれない、と、その製造会社が述べた(2006年6月20日) その「H.J.ベイカー&Bro Inc」社はこう述べている:同社は、酪農牛に与えられる飼料を栄養補強するために用いられた二製品を含み、3つの家畜用飼料「成分」を撤収している、と、述べた。食品医薬品局によりテストされたサンプルは、牛肉と肉骨粉で、陽性結果がでた、と、コネチカット州に拠点がある飼料製品グループ「ウェストポート」の社長マーク・ホンバウム氏は述べている。

「これは私達にとっては非常に心配になる事である。これは私達に起こるべき事ではない。私達は食物安全について非常に真剣である」と、ホンバウム氏は述べた。狂牛病は、感染牛の脳や他の神経組織を含んでいる飼料を食べる事で広がると知られているだけである。牛からのたんぱく質は一般に成長を促進するために牛の飼料に添加されていた。だが禁止法ができてこの習慣は多くは非合法にされた。牛の組織が、酪農用雌牛に与えられる2つの飼料成分を汚染させていたかもしれない--それらは「プロ-Lak」と「プロアミノのII」という飼料で「H.Jベイカー」社によって2005年8月から2006年6月まで作られていた。撤収されている飼料成分の3番目のもの「Pro-Pak withPorcine Meat and Bone」は間違ったラベルをつけられていて、それは鶏飼料に使われているものである。

ホンバウム氏はこう言った:会社は、アラバマにあるプラント「アルベールビル」に対する食品医薬品局の進行中の検査を追って、その撤収・リコールを発表した。その検査は製造上のまた事務上の問題も発見したと、彼は付言した。この会社は、以下の州に生産者と酪農場にこれらの飼料成分を出荷していた:アラバマ、カリフォルニア、フロリダ、ジョージア、ケンタッキー、ルイジアナ、ミシガン、ミシシッピ、テネシー。同社は自発的なリコールをその顧客に通知している。ホンバウム氏は、どれくらいの量の飼料成分を売ったのかは分からない、と、述べた。

Author:事務局 : 2006年06月28日 15:40