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2006年06月29日

■米国最高法廷が自動車排気ガスを「汚染物資」として規定する事を迫られている

米国の12州と市民環境保護団体は、地球温暖化解決の責務は政府の「環境保護局」にあり、二酸化炭素を汚染物質と規定して制限すべきであると訴訟を起こしている。

米国政府は二酸化炭素は連邦法の下では汚染物質ではなく、二酸化炭素を汚染物質として規制する事に関しては反対している。もし最高裁判所がその裁定を今年度末にする時、政府と違った裁定になれば、それはアメリカ人の生活に深いインパクトを持つ事になるだろう。

-最高米国法廷がCO2訴訟を取り上げる-

ニック・マイル BBCニュース ワシントン

自動車メーカーは燃料効率を高めることを強制される事になりうる。

米国最高裁は、エネルギー生産者と車の二酸化炭素排出を規制することを政府に強制するかどうかを考慮する事になっている。12の州と環境グループは、法廷に、下部法廷の否定的裁定に対抗して、その訴訟を取り上げるように、要求した。彼等はこう主張している:温暖化解決の責務は政府の「環境保護局」にあり、そこがCO2排出を制限すべきである。二酸化炭素は地球温暖化を起こしている主な温暖ガスである、従って、それは汚染物質として、分類されるべきである。

-ブッシュの反対-

米国政府はこう述べている:二酸化炭素は連邦法の下では汚染物質ではない、そしてまた仮に汚染物質であるとしても、米国政府は二酸化炭素を規制する事に関しては慎重な対応をするつもりである。連邦上告法廷は最近政府側に立った態度を取っている。もし最高裁判所がその裁定を今年末にする時、政府と違った裁定になるならば、それはアメリカ人の生活に深いインパクトを持つことになるだろう。それは、たとえば以下の事に道を開く事になるだろう:自動車メーカーは、二酸化炭素排出削減の方法として燃料効率を高めることを強制されるだろう。

それは米国大統領ジョージ・W・ブッシュによって反対されるだろう。最初彼が大統領に立候補した時に、彼は、二酸化炭素を規制することをサポートする事を表明したけれども、しかしその後、彼は、二酸化炭素排出を減らすためには、自発的にステップを取る事に賛成してきた。彼は、それ以外の事では、ビジネスを支障を起こし、仕事が減る事になると主張している。

Author:事務局 : 2006年06月29日 13:15