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2006年07月07日

■カナダでまた狂牛病の感染牛が確認される

この牛は最低で15歳であり、1997年にカナダの牛残骸飼料禁止令が導入される前に誕生したものである。
この牛の年齢を考えると調査は生き残っている牛が少ない事、また当時の限られた情報しかないので、満足のいくものにはならないだろう。この感染牛が2004に産んだ子牛の追跡も行われている。

最終的なテスト結果は、カナダ、マニトバからの成牛の、交配牛に、牛脳海綿状劣化神経症(BSE)を確認した。「カナダ食物検査エージェンシー」(CFIA)は総体的な調査を実施している。担当官吏は、この感染牛は1992年に集合牛群の一部としてオーナーにより購入された牛である事を確認した。これは以下の事を意味する:この牛は最低で15歳であり、1997年にカナダの牛残骸利用飼料禁止令が導入される前に誕生したものである。優先事項として、調査官達は、この牛が誕生した農場を突き止めようとしている。それでこの牛がいた群れの他の牛を確認する必要な土台ができ、この牛が若い時暴露させられていた動物飼料を突き止める事ができる。この牛の年齢を考えると、調査努力は、少数の生き残っている牛しかいない事、また詳細な記録等では、限られた情報しかないので、満足のいくものにはならないだろう。この感染牛に2004年うまれた子牛の追跡も行われている。

カナダの食物供給の安全は、人用の消費に屠殺されるすべての牛から特定危険部位リスク素材(SRM)の除去を通じて、保護されている。SRMに入るものは、感染牛がBSE媒体の集中レベルを含んでいる事が示されている牛の組織である。この措置は、BSEから食物安全を保護するため最も効果的な方法であると、国際的に認知されている。2006年6月26日に、CFIAは動物性飼料禁止令へ法制上の強化策を発表した、これは、家畜の飼料体制をさらに強めたものである。この感染牛が検出されたと言うことは、カナダの監視プログラムが有効であることを示している。この監視はBSEで最も危険な牛を標的にしている。CFIAは、2003年カナダで最初のBSE感染発症以来テストされてきた11万5千頭以上の牛の情報を基礎にして、カナダ全国の牛群におけるBSEレベルはとても低いと自信をもっている。

Author:事務局 : 2006年07月07日 12:40