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2007年02月12日

■カナダで狂牛病が再発する

カナダは2003年以来狂牛病の9回目の発症をアルバータ州の牡牛に確認した。

カナダの食品検査機関(CanadianFoodInspectionAgency) は先週農場で死んだ成熟牡牛が牛海綿劣化脳症のテストで陽性反応を示したと7日に言った。

ジョージ・ルタバック博士 (Dr. George Luterbach) 、西カナダ(WesternCanada)政府機関上級獣医、は、この牛は死亡によって、国家監視プログラムの一部として、農場レベルにおいて「関心ぶかい動物」として確認された、言った。

地区のさらに連邦のテストがBSEである事を確認した。
ルタバック博士は、その牛が死んだとき州のどこにいたかについては明らかにしないだろう。

「この牛が、死亡時に何処で発見されたかは、最初の年に何処に住んでいたか、ほど重要ではない。BSE発生、が、生まれた初年に汚染飼料を食べていることに、主要に、関連づけられている事情があるからだ。

この雄牛の1年以内に生まれて、同じ飼料源にさらされたかもしれない他の動物を発見する調査が進行中である、と、同博士は述べた。

「これらの動物は除去され、殺され、テストを受けて、そして飼料システムに侵入しない方法で処分される」、と彼は述べ、当局者はこの特定の牡牛が飼料システムに入らなかったことには確信があると、付言した。

彼は、予備調査の発見では、この牡牛はアルバータ州で生まれて、育てられた、事を、示していると言った。

BSEの8つの前の発症例は、2003年5月以来カナダの牛の中に検出されてきた。そしてその時病気になったアルバータの雌牛の発見の為、合衆国は完全にカナダからの牛輸出に国境を閉ざした。

元の禁止令の数ヶ月以内で、カナダの若い牛の牛肉のため国境が再開された。しかし生きている牛は2005年7月になってやっと境界を越える事が許された。

5つの新しい発症が2006年にカナダで発見された。これには、この疫病の拡大を防止するため採用された5年後に生まれた雌牛の発症を含んでいる。

「少ない数の発病は歓迎されていないようだ、しかし他方では、これは決して意外な事ではない」と、ルータバックは、述べて、他の国々では厳しい飼料規制を採用した後でも少数の「残余の」発病が起きていると、付け加えて言った。
カナダでは牛の残骸を飼料に使う禁止令がBSEの拡大を阻止するために1997年に実施された。

2007年7月12日に効力を発する新しい強化飼料禁止令によって、BSEが10年以内にカナダの牛群から排除されるのを実現すべきである、と、CFIA が言った。

米国農務省によって提案されている新しい規制は、カナダの年を取った牛の輸出を可能にするが、3月12日まで公共の検討に出されている。
カナダの牛肉牛のほとんど三分の一と全体の牛の四分の一は、1998年以前に生まれたものと推定されている。

ルターバックは、この最新の発病がこれらの計画に対して否定的な影響を与えることはないだろう、と、予想していると言った。彼はこう述べている:「最も重要なことは予防措置があるということで、BSEを阻止し、絶滅させる一連の厳しい措置が取られている。我々は合衆国に対しオープンであり、そして透明である、、、。我々はこれが提案されている対策のいずれにも否定的な影響を与える事はない思う」

Author:事務局 : 2007年02月12日 10:15