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2007年02月11日

■英国で防疫作業の獣医が呼吸器障害を起こし隔離病棟に入院する

英国サフォーク(Suffolk)で鳥インフルエンザが勃発して、防疫に従事した獣医が穏やかな呼吸器の病気で入院している、と健康保護政府機関 (HealthProtection Agency) が発表した。


この獣医は、名前を挙げていないが、50代後期であると信じられていて、ノッチンガム市立病院の隔離病棟で潜在的に致死的な型の鳥インフルエンザH5N1で検査されている。

HPA は昨夜このテストが予防的措置であったことを強調して、彼が多くのテストの一部として鳥インフルエンザに関して検査されるだろう、と、述べた。 結果が今日出る予定である。

HPAの報道官はこう言った:「この獣医労働者が、厳密な予防措置が遵守されているので、H5N1に暴露されたことはとてもありそうもない。この個人が以前に細菌に暴露されたことはなく、十分な防護服を着ていた。用心として我々はH5N1のテストを行なっている」

この政府機関獣医は、ノッチンガムに帰って来る前に、サフォークのホルトンでH5N1発生を調査して2日を過ごしたと、伝えられている。昨日彼はやや異常を感じ始めた。

環境食品郷土省(Defra)の報道官は、国家獣医サービスのすべての職員は、呼吸保護装置と保護眼鏡を装備する訓練を受けている、と、言った。職員はまた最大保護を受ける確保のため顔の様子や体調の点検を受けている」、と彼は言った。

ジョン・マッコーリー (John McCauley)教授、医学研究国立研究所(MRC National Institute of Medical Research) の鳥インフルエンザ専門家、は、大衆にパニックを起こさないように訴えた。プライオリティはこの獣医がH5N1に感染しているかどうかを確立する事である。しかし、たとえこの獣医が発症していても、速い治療でこの状況は抑制することができる、と、彼は言った。1人の人間の感染は重要なイベントではない。危機的な状況になるのは、もしその人が誰かに感染させて、さらにほかの誰かに感染が及ぶ時である。

マッコーリー教授はこう述べている:2003年にオランダの獣医が感染している鳥を扱った後で死んだ。だが彼はH7N7菌株に感染していた。このメッセージは、防疫に従事している人が感染するリスクは常にあるということである。それは確かに過去に起きている。それは不運である。私はその獣医が問題がないことを希望する。私はそれが鳥インフルエンザではないことを希望する、そしてもしそうであるなら、私はタミフルが有効であることを希望する」


Sent: Thursday, February 08, 2007 10:01 AM

Author:事務局 : 2007年02月11日 10:01