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2007年02月12日

■インドネシアとタイの裏庭養鶏の問題

再発する鳥インフルエンザ勃発が人感染への温床と見なされる裏庭鶏小屋の戸別検査が始められる。

ジャカルタ知事のスティヨソが認可されたペット以外の鳥は2月1日から市住宅地域に入る事を許さないという禁止命令をだし、市保健担当局が戸別訪問の点検を行っている。

鳥インフルエンザが裏庭鶏小屋の探索に火をつける。

インドネシア政府官吏が、首都ジャカルタで、家禽を点検するため、一軒一軒の戸別調査を始めた。インドネシアは最も高い鳥インフルエンザ死亡者数を経験し、政府が「国家災害」を宣言することを考慮中である。

国立開発計画省大臣(Development Planning Minister) パスカ・スゼッタ(Paskah Suzetta) はこう1月30日述べた:鳥インフルエンザがこれまでのところ今年6人を死亡させ、去年は63人を死亡させた。この感染勃発を国家災害」と宣言することは、国家的に調整された対策、とより大きな資金調達を可能にするだろう。
「今そのように進んでいます。大統領はこれは我々が対処すべき全国的な大惨事であるという示唆を与えている。そうなれば、対処の仕方は、場当たり的ななものではなくなるだろう」、と、同大臣の発言が国営報道機関「Antara」通信社によって引用された。

タイの状況:
ジャカルタ政府が1日に発見された裏庭家禽の意外な数に対処している中、タイの家畜当局者は、今年タイで三番目の鳥インフルエンザ発生を確認した。彼等はタイ中央部の「 Angthong」州のニワトリに高致死性H5N1ウィルスを検出したと言った。

「実験室テストの結果はそれがH5N1ウィルスであることを今日確認した。これは、小規模農家によって飼育された10羽のニワトリ、さらに闘鶏用の一部の鶏に発見された」と、家畜省の官吏が言った。
「それらのニワトリは1月24日に抹殺処分された」、と同官吏は付け加えた。

タイは、中部の「Phitsanulok」州でアヒルにこのウイルスを発見した後、1月15日に、今年の最初の感染発生を報告した。2番目の発生は1週間前に北東部の「Nong Khai」州で発見された。

タイはこれまで最も激しくこのウイルスの高致死性H5N1型によって襲われた国で、2004年に勃発が始まってから、25の人間の発症があり、その内17人が死亡したと記録している。
最後の鳥インフルエンザの死者は去年8月に起きていた。北東部タイの59歳の農民がこのウイルスで死亡した。

大量抹殺処分
ジャカルタで各戸別訪問点検を実行している当局者は、彼等が発見した感染した鳥の数に圧倒された、と当局が言った。
ジャカルタ知事のスティヨソ(Jakarta Governor Sutiyoso)が認可されたペット以外の鳥は2月1日から市住宅地域に入ることを許されないという命令がでた後、健康保険と他の市当局が集中豪雨の中で戸別訪問点検に行った。


畜産業当局者が、10万羽以上の鳥がこれまでに屠殺処分されていると言った。しかしまだジャカルタ市には百万羽以上の鳥がいることが推定される。ジャカルタ知事は、住民が自分の鳥を殺し、また食べる2週間の猶予期間を与えた後禁止を出した。禁止令が効力を発しているにもかかわらず厖大な数の家禽が発見された事を彼は認めた。

「ジャカルタにいる家禽の厖大な数は役人達を圧倒している」、と知事は、具体的な数を言わずに、述べた。彼は、首都ジャカルタに何時裏庭家禽がいなくなると宣言できるタイムテーブルは与えなかった。「我々は柔軟であり得る」、と彼が言った。


Sent: Wednesday, February 02, 2007 11:04 AM

Author:事務局 : 2007年02月12日 10:53