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［１］エジプトの報告－第２４番目の人間の患者の確認

エジプト：鳥インフルエンザの状況－ＷＨＯ最新情報

２００７年３月１２日の時点で、エジプト健康人口省は、鳥インフルエンザＡ（Ｈ５Ｎ１）ウイルス感染の新しい人間の発症を発表した。この患者はエジプト中央公衆衛生研究所(Ｅｇｙｐｔｉａｎ Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｕｂｌｉｃ ＨｅａｌｔｈＬａｂｏｒａｔｏｒｙ) 、そして米国海軍医学研究ユニットＮｏ３（ＮＡＭＲＵ-３）によって確認された。

発病したこの４歳の少年はカイロの東北にある「Ad Ｄａｑａｈｌｉｙａｈ Ｇｏｖｅｒｎｏｒａｔｅ」に住んでいる。彼は２００７年３月７日に症状を起こした。２００７年３月８日に病院に入院させられた。そして彼の様子は安定している。

少年は２００７年３月1日から３日間病気の鳥に曝される状態にあった。少年に接触があった人達は健康である、そして密接にモニターされている。

エジプトで今までに確認された２４人の患者の内、１３人が死亡した。

［２］世界全体－確認された累積患者数と死亡者数

2007年3月12日

情報提供：WHO

２００７年３月１２日月曜日の時点で、Ｈ５Ｎ１鳥インフルエンザの確認された人間の発症がある国の数は１２か国に上がった。以下はＷＨＯに報告された鳥インフルエンザＡ/（Ｈ５Ｎ１）の確認された人間の累積発症数である。

-各国の年度別発症と死者数-

２００３年/２００４年/２００５年/２００６年/２００７年/総数

アゼルバイジャン(Ａｚｅｒｂａｉｊａｎ)
発症数：０/０/０ / ８/０/総数８
死者数：０/０/０ / ５/０/総数５

カンボジア(Ｃａｍｂｏｄｉａ)
発症数：０/０/４ / ２/０/６
死者数：０/０/４ / ２/０/６

中国(Ｃｈｉｎａ)
発症数：１/０/８ / １３/１/２３
死者数：１/０/５ / ８/０/１４

ジブチ(Ｄｊｉｂｏｕｔｉ)
発症数：０/０/０ / １/０/１
死者数：０/０/０ / ０/０/０

エジプト(Ｅｇｙｐｔ)
発症数：０/０/０ / １８/６/２４
死者数：０/０/０ / １０/３/１３

インドネシア(Ｉｎｄｏｎｅｓｉａ)
発症数：０/０/１９ / ５６/６/８１
死者数：０/０/１２ / ４６/５/６３

イラク(Ｉｒａｑ)
発症数：０/０/０ / ３/０/３
死者数：０/０/０ / ２/０/２

ラオス(Ｌａｏ)ＰＤＲ
発症数：０/０/０ / ０/１/１
死者数：０/０/０ / ０/１/１

ナイジェリア(Ｎｉｇｅｒｉａ)
発症数：０/０/０ / ０/１/１
死者数：０/０/０ / ０/１/１

タイ(Ｔｈａｉｌａｎｄ)
発症数：０/１７/５ / ３/０/２５
死者数：０/１２/２ / ３/０/１７

トルコ(Ｔｕｒｋｅｙ)
発症数：０/０/０ / １２/０/１２
死者数：０/０/０ / ４/０/４

ベトナム(Ｖｉｅｔ Ｎａｍ)
発症数：３/２９/６１ / ０/０/９３
死者数：３/２０/１９ / ０/０/４２

-世界全体-
発症数：４/４６/９７ / １１６/１５/２７８
死者数：４/３２/４２ / ８０/１０/１６８

発症総数は死者数を含む。ＷＨＯは、研究所によって確認されたケースだけを報告している。

鳥Ａ/（Ｈ５Ｎ１）インフルエンザの人間の発病は、今年（２００７年）初めからは、アゼルバイジャン(Ａｚｅｒｂａｉｊａｎ)、カンボジア(Ｃａｍｂｏｄｉａ)、ジブチ(Ｄｊｉｂｏｕｔｉ)、イラク(Ｉｒａｑ)、タイ (Ｔｈａｉｌａｎｄ) 、トルコ (Ｔｕｒｋｅｙ)とベトナム（Ｖｉｅｔ Ｎａｍ）からは、報告されていない。