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2007年04月11日

■合衆国に送られた雌牛は狂牛病感染していた雌牛と一緒であった

米国の狂牛病勃発にはカナダから狂牛病に感染した牛が国境を越えてくる経路があると米国は主張してきた。
カナダに狂牛病の勃発があると輸入禁止を実施した。現在輸入は再開されている。だが狂牛病を発症した牛と同じ群れで生まれた牛が米国に入り、すでに牛肉供給経路に出されていた事が今回明らかになった。

AP通信

ワシントン発-2002年に合衆国に輸入された若い雌牛が、2月に狂牛病だと診断されたのと同じカナダの牛群のなかで生まれていたのが、判明したと、と米国農務省(AgricultureDepartment) が10日に述べた。

その雌牛は、30カ月に成長する前に、ネブラスカ州で屠殺されていた、そして脳劣化を起こす病気の徴候はなにも示してはいなかった、と、動物植物検査サービス (Plant Inspection Service) の報道担当者、カレン・エッゲルト (Karen Eggert)、は述べた。

年月が進んだ牛は、牛脳海綿劣化症、BSEとして知られている狂牛病、に、かかる高い危険率を伴っている。「もし問題のその雌牛が徴候を示していたなら、屠殺場に行くことはできなかっただろう」と、エッゲルトは述べて、その牛が農務省(Agriculture Department) 検査官によって観察されていたことを指摘した。

この牛の肉はおそらく食料供給のなかに入っただろう、しかしそれは、動物あるいはヒトの健康に対する脅威を呈する危険は「取るに足りない("negligible")」と、エッゲルトは述べた。

2月に、カナダは2003年以来狂牛病の9番目の発症を確認した。合衆国の牛には狂牛病の3頭の確認された発症がある。
狂牛病は、主として英国でだが、世界的には150人以上の死亡に関連づけられている。

Author:事務局 : 2007年04月11日 14:47