« ■インドネシアで鳥インフルエンザ犠牲者数が75人になる | メイン | ■中国で多くの豚が不可解な疫病を勃発している »

2007年05月09日

■米国ペットフードが汚染されている

米国で合成樹脂を作るために使われるメラミンがペットフードを汚染している事が発見されて、多くの犬と猫が病気になったり、あるいは死亡した事が報告されている。
さらに犬猫のペットフード生産から出た残余物、「スクラップ分」が、動物飼料混合に使う為販売されていた。この飼料を給餌された豚、鶏、からの食品汚染が問題にされている。

政府機関見解:メラミン汚染された飼料を食べた豚、鶏の人への健康リスクはとてもすくない


ワシントン発-産業用化合物によって汚染されたペットフードの残余物と混ぜられた飼料を食べた家畜からの、ポーク、チキン、卵を食べることからのリスクに消費者が直面する事はほとんど無い、と、政府機関科学者が7日に述べた。

政府関連科学者達はこう述べている:低レベルで汚染された素材を飼料に混入させることは、その素材を非常に薄くするので、その家畜を食べる人間は害を受けないだろう。

有機販売組合(Organic TradeAssociation)にシカゴで話しをしたマイク・ヨハンズ農務長官(Agriculture Secretary Mike Johanns)はこう述べている:「その混じり方が非常に微細であるので、実際ある場合には、その産物の中に「メラミン」を検査して、発見するのができないことに我々は文字通り気付いた」

政府はまた、問題の化学物質メラミンと関連化合物に対しての飼料テストが陰性反応を示した後、一部の豚とニワトリに対して与えた保留措置を中止する事を推奨した。それらの家畜は屠殺されて、食料供給に入れてもよい、と、農務省と食糧医薬品局が述べた。

他の動物は、メラミン汚染に対して陽性テスト反応が出た飼料を食べた一部の動物を含めて、動物健康に対するこの化学物質の全体的リスク査定の完成を待って、もう1週間保留される可能性が高い。

合成樹脂を作るために使われるメラミン、そしてその関連化合物、が、ペットフードを汚染していた。それが未知数の犬と猫を病気にしたり、あるいは死なせた。犬と猫のペットフード生産から残留した「スクラップ分」が、動物飼料に使う為、に販売されていた。その後そのペットフードがメラミンに汚染されていることが分かり、商店の陳列棚からリコールされた。

当局が、人と動物両方の健康に対する潜在的な危険は勿論、この問題の規模を調査するた間、保留措置が豚と家禽に課せられた。

ペットフードから出る「スクラップ分」は、農場動物に給餌する分の小量しか占めていないので、農場の動物は、猫と犬の場合に比べて、ずっと小さいメラミン量にさらされたように思われる、と当局官吏達は述べている。メラミンに汚染された飼料を食べたことが知られている豚とニワトリさえも健康であるように思われる、と「USDA」と「FDA」は述べている。

多量の汚染されたポーク、チキン、卵、を食べた人々の場合では、彼等は、安全と思われるより18,000から30,000倍低いレベルで汚染にさらされる事になりそうである。

最も極端なシナリオの下でさえ、メラミンへの潜在的な人間の被曝は、公共の健康不安の如何なるレベルも十分下まわったものである、と、USDAとFDAが語っている。その最悪事態のシナリオでは、政府の科学者達はこう予測している:1日に人が食べるすべての固形食が、汚染飼料を食べさせられた動物で見られるレベルでメラミン汚染されたとしても、その潜在的な露出度は、安全であると思われる摂取量より、およそ2,500倍は低いものである。

3月16日以来、100以上のブランドのペットフードが、メラミン汚染されている理由で、撤収されている。

Author:事務局 : 2007年05月09日 14:45