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2007年06月14日

■魚類遺伝子を保存するもっと良い政策をFAOが要求している

「食物と農業の遺伝子資源委員会」(The Commission on Genetic Resources for Food and Agriculture)の国際会議がローマで開催されている。
この委員会は、農業、林業、漁業に於ける全遺伝子資源を扱う世界唯一の組織である。
国連食糧農業機構(FAO)がこの会議に向け、世界魚類の遺伝子資源の一貫したマネージメントの欠如が深刻な問題になってきていると、警告を発した。

「食物と農業の遺伝子資源委員会」の今年度セッションは167か国とEUが参加する画期的な会議で、惑星(ママ)、海洋、海、湖、河川、沼沢地、養魚場、の遺伝子多様性に取り組み、それらの食糧生産への貢献を確保しようとするものである。

ニューヨーク発:国際連合食糧農業機構(FAO)は魚類の遺伝子資源を保存して、グローバルな食物保全を強化するもっと良い政策の必要を求めた、そして、そうすることができなければ環境的、そして社会的に悪い結果になってしまう、と、警告した。

「世界魚類の遺伝子資源の一貫したマネージメントの欠如が深刻な問題になってきている」、と国連食糧農業機構(FAO)がローマで警告を発した。ローマでは「食物と農業の遺伝子資源委員会」(The Commission on Genetic Resources for Food and Agriculture)の一週間続く会合が始まっている。この委員会は、農業、林業、漁業に於ける全遺伝子資源を扱う唯一の世界的な組織である。

「食物と農業の遺伝子資源委員会」の今年度セッションは167か国とEUが参加する画期的な会議になる。この国際会議は、惑星(ママ)、海洋、海、湖、河川、沼沢地、養魚場、の遺伝子多様性に取り組み、それらの食糧生産への貢献を確保しようとするものである。

アクアカルチャー-水生植物と動物の養殖-の急速な拡大、さらに多くの漁場の過剰な搾取は、困った状況を生み出した。FAO漁業と水産養殖省の論文によれば、この状況は、天然資源の「無責任な」使用で環境的、社会的な衝撃、対立、破綻が引き起こしたものである。

このFAO論文はこう論じている:もっと責任があり、持続可能な、生産的な、水産養殖と漁業への成功移行は、主として魚類遺伝子資源の有効なマネージメントに依存している。

FAOによれば、ほとんどの世界の漁業はすでにフルに搾取されている、あるいは衰退していて、その生産レベルは壁に達している。2030年までには、さらなる年4千万トンの魚類が世界的需要を満たすには必要とされるだろう、と、その論文は述べている。

Author:事務局 : 2007年06月14日 18:56