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2007年08月29日

■ドイツ南部で高致死性H5N1型ウィルスの勃発がアヒルに確認される

ベルリン(BERLIN)発(ロイター):高致死性鳥インフルエンザの勃発が南ドイツの家禽農場で確認された、とババリア(Bavaria)の環境省報道官が土曜日に述べた。

この報道官はこう述べている:ババリアの「Erlangen Hoechstadt」地域の「Wachenroth」農場の死んでいるアヒルが高致死性ウィルス病原体H5N1型に対して陽性テスト反応を示したと言った。この菌株はこの家禽に近く接触して住む人々に対して死を招く危険性がありうる。この農場のすべて160,000羽の鳥が抹殺処分されるであろう、と同省報道官が言った。この農場は閉鎖状態にある。

地方の担当当局は、この農場はおよそ44,000羽の家禽を飼育していたと言った。担当官吏は、この農場で400羽以上のアヒルが短い期間で死んだ後、この感染勃発を発見した、と、述べた。ドイツは6月にババリアで野鳥に命取りH5N1型ウィルス菌株のいくつかの発症を確認した。一連の鳥インフルエンザ感染が去年ドイツでまた記録されている。

今週早く、ロシアはイタリアでの感染勃発の後、鳥インフルエンザの広がりを防止するためにイタリアからの鶏肉輸入を禁止した。

世界的規模では、世界保健機構(World Health Organisation)によれば、H5N1ウィルスは322人の既知患者の内195人を殺している。何億という鳥が感染死亡するか、屠殺処分されている。鳥インフルエンザによる死亡の圧倒的多数はアジアで起きていている。欧州連合(European Union)ではまだ人の死は記録されていない。

Author:事務局 : 2007年08月29日 17:07