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2007年09月12日

■南アフリカで豚の致死性青耳病が勃発している

南アフリカ共和国、ウェスタン・ケープ(Western Cape)州の各地で豚の間で青耳病が勃発して豚5000頭以上が抹殺処分になった。

これは3年内でこの病気の2番目の勃発である。

「MECCobusDowry」農業省報道官、アリー・ヴァン・ジャースヴェルド(AlieVanJaarsveld)は、ボランド(Boland)地域で青耳病の勃発があったことを確認した。

彼はこう述べている:およそ15の農場が感染されて、その後隔離措置が取られた。感染地域は、モールズベリ(Malmesbury)とウェリントン(Wellington)を含んでいる。

ファン・ジャアスヴェルドは、この致死性疫病で5000から6000頭の豚が処分されなければならなかったと言った。彼は、青耳病は人間には影響を与えないが、豚の間では大いに感染しやすいと付言した。

ファン・ジャアスヴェルドは、この勃発は農業省によって農民に課された厳格な「チェックとバランス」によって抑制されていると言った。

しかしSPCAのアレン・ペラン (Allen Perrins)主任執行官は違った意見を持っている。 彼はケープ・アーガス紙(CapeArgus)にこう述べている:コントロール処置は取られているが、監視戦略が非常に貧弱で、豚が不法に売られて他の豚を感染させうる非公式な飼育場に汚染豚が侵入する結果になりうる。

「道路封鎖が実施されて、車両が感染している豚が非公式な飼育場に侵入しないことを確保するために検査されるべきである」と彼が言った。

彼は、小規模農家がよく注意して、このような疫病発生を防止するため、豚がワクチン注射をされることを確実にすべきであると警告した。

ケープポーク生産組織(the Cape Pork Production Organisation)会長マイク・ヘランブ(Mike Heramb)、はこう述べている:「豚を隔離して、処分する決断は良い動きである。当局は、他の豚に病気を伝染させることができるから、豚を処分すべきである」

同氏は、「我々が時間と努力をさいて援助した」新人農民の豚について特に心配を表明した。

彼はこう述べている:感染した豚の肉は人が食べてもよい、そして豚の処分は西ケープ州のポーク産業に対し影響はほとんど与えないだろう。

Author:事務局 : 2007年09月12日 17:13