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2007年12月27日

■インドネシアで鳥インフルエンザH5N1菌によって女性が死亡する

西ジャカルタ(WestJakarta)からの24歳のインドネシア女性が、鳥インフルエンザで死亡して、この国での総死者数が94人になったと、インドネシア保健省(IndonesianHealth Ministry)が、2007年12月25日に発表した。

この女性は25日朝に、首都のセングカレン病院(CengkarengHospital)で死んだ、そして彼女の二回の実験室テストで彼女が明確にH5N1ウィルスによって感染されたことを示した、と保健省長官のニョマン・カンダン(NyomanKandun)氏が述べた。

同氏は新華社(Xinhua)にこう伝えた:「彼女は火曜日真夜中過ぎに死んだ。彼女の二回の実験室テストで彼女が鳥インフルエンザ陽性であることを示した。まだ調査が進行中で、この女性が家禽との接触履歴があったのかは明確ではない。この女性は最初2007年12月14日に病気の症状を見せた、そして6日後に彼女は病院で治療された」

インドネシアでは家禽との接触が鳥インフルエンザによる人間死亡の通常の原因である。インドネシアは世界第4番目の人口稠密国で、何百万という家の裏庭で鶏飼育が行なわれており、この病気を広める「ホット・スポット」であると思われている。インドネシアはこれまで何百万というニワトリを抹殺処分してきた。インドネシアは高病原性H5N1ウィルスの拡大と戦うことで世界の最前線に立っている。

Author:事務局 : 2007年12月27日 09:57