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2007年12月26日

■カナダのアルバータ州でまた狂牛病の発症が発見される

カナダ食物検査機関(CanadianFoodInspectionAgency:CFIA)がもう1つの牛脳海綿状症(BSE)の発症を発見したと発表した。今回は13歳のアルバータ(Alberta)州での食用牛に勃発した。

「カナダ食物検査機関は、認めているように、2007年半ばまでその飼料禁止令を改善しなかった、そして今「強力な一連のBSEコントロール」を持っていると主張しているけれども、これらのコントロールは合衆国をこの不必要な、そして回避可能な危険から守るには不適切である」とマックス・ソーンベリ(Max Thornsberry)が述べた。彼は「RCalfUSA」会長/地域VI部長、で同じグループの動物健康委員会議長を務めるミズーリ州の獣医である。「この最近の勃発は実際にカナダでのBSEの第12番目の土着牛のケースであることを指摘することは重要である、なぜなら2003年12月にワシントン州で見つけられたBSE陽性雌牛はカナダから合衆国に輸入されたものだからである。カナダが英国から輸入した牛の1頭に1993年に検出されたBSEのケースを計算に入れると、カナダは合計13頭のBSE発症を検出した事になる」

牛生産者と消費者両方の組織を代表する11人の原告がUSDAに対して訴訟を起こした。この訴訟は、USDAの30ヶ月以上牛に最近実行した規則は、カナダからの年がいった牛と牛肉の輸入を許して、USDA自身の規則に違反すると主張している。現在の規則は、効果的な飼料禁止令が実行される前に、生まれた牛から出たBSEによって影響された国からの牛肉の輸入を禁止している。

しかし、カナダ食物検査機関の規則はそれらの規制とは相容れないものである。なぜならそれは、どんな年齢牛からの牛肉が合衆国に輸入されることを可能にするからである。

「もしこの13歳の雌牛がカナダの限定された、自発的なテストプログラムの下で発見されていなかったなら、その雌牛からの肉は合衆国への輸出資格を有していたであろう」とソーンベリ氏が言った。

「RCalfUSA」と「食物&水監視」(Food & Water Watch)のほかに、組織の原告は、以下の団体を含んでいる:「SouthDakotaStockgrowersAssociation」、「CenterforFood Safety」、「Creutzfeldt -JakobDiseaseFoundation」、90,000人のメンバーを持っている「PublicCitizen」、5千万人のメンバーがいる「消費者連盟」。個人原告はサウスダコタ州の牛プロデューサー、ハーマン・シューマッハー、ロバート・マック、アーニー メルツ、ウェイン・ネルソンを含んでいる。

Author:事務局 : 2007年12月26日 11:50