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2008年09月29日

■小麦農作がオーストラリア、アジアで予期されている

シドニー:アジアの小麦備蓄は、主な輸出国オーストラリアが、中国とインドと共に、大きな収穫が予測されて、今年は増大しそうで、小麦はより低い価格の見込みがでていると、アナリストが述べている。

先週公表された公式数字では、オーストラリアは、米国とカナダに続いて、世界で3番めに大きな小麦輸出国の地位を取り戻すことを示している。他方中国が小麦生産で2.4%の増加、そしてインドも増加を予告しているが、世界第2の小麦生産国は、収穫は記録的な7840万トンに達する事を予告している。

増加する収穫は、開発途上国を襲っているグローバルな食糧危機の結果急騰した価格を緩和するのを助ける事が予期されている。開発途上国では、小麦は多くの場合何百万の貧しい人達の主食である。オーストラリア農業資源経済局は、小麦生産高が2008年~2009年で2250万トンになり、昨年の収穫より1300万トン上回ると予測されると、述べている。

アナリスト達はこう述べている:より多くの農民が、縮小する備蓄と増大する需要が今年初め記録的な高値になって後、小麦を植えており、2月にシカゴで1ブッシェルが記録的な10.93ドルの価格になった。小麦作物は何年もの干ばつの後早い収入を求めるオーストラリアの農民には特に魅力的である。干ばつで多くの農民が牧羊からより有利な穀物栽培に転向している。

ジョン・ホーガン、オーストラリア農業資源経済局(Abare)の農業貿易地区マネジャー、は、今年の北半球の小麦収穫は増大が予期されている、従って、世界穀物ストックの増加が予期されると述べた。

価格は一般に、高い世界作物収穫の期待で、より低くなって流動している、と、彼は付け加えた。アジアでは、「中国全国穀物石油情報センター」は、2008年の小麦生産高は11250万トンに達すると予測している。同時に中国の小麦消費は年間1億トン以下に落ちていると、同センター所長、「Feng Lichen」が4月に「Guangming Daily」紙に述べた。

インドは、以前の予測7678万トンを上まって、今年の収穫が7840万トンになり、3.45%の上昇になるだろうと予測した。農業大臣「Sharad Pawar」は、豊作をもたらすモンスーン降雨のおかげで、収穫が独立以来最高になるだろうと述べた。

パキスタンでは、今年小麦は2100万トン生産された、そして同国は、その需要を満たす為にさらに250万トンを輸入すると、先任農業省官吏、「Qadir BuxBaloch」が述べた。

Author:事務局 : 2008年09月29日 18:13