« ■インドネシアで2歳と15歳の少女が鳥インフルエンザで死亡する | メイン | ■フィリピンの4つの養豚場でエボラ菌が検出される »

2008年12月15日

■ホンコンがH5感染勃発で深刻警戒体制に入る

ホンコン保健局は、H5ウィルスが農場で多数の鶏を殺した後、火曜日に都市の鳥インフルエンザ警戒レベルを「深刻」に引き上げて、80,000の処分をすぐさま行った。

ホンコンの複数の研究所は、今このウィルスの正確な正体を決定しようとしている。主導的な専門家は、高病原性のH5N1菌株である事が判明しそうであると述べた。この菌株はアジア、ヨーロッパの数地域、アフリカ、の鳥の群れに規則的に出現している。

「それは高病原性H5N1菌株である事が非常に高いです、他の菌(他のH5菌株)はこのように鶏を殺さないからです。しかし、これは確認しなければなりません」と香港大学のウイルス学者、マリク・ペイリスは述べている。

ホンコン保健省長官、ヨーク・チャウ、は、感染があった農場は中国国境に近いホンコン北部のユエン・ロン地域に在る。中国は月曜に60羽の鶏の異状死を報告していた。

「我々は、一連のテストの後、感染鶏がH5ウィルスで死んだことを今朝確認した」とチャウ氏が述べて、3羽の感染死亡鶏がテストされ、20の糞便サンプルが取られたと、リポーターに付言した。

-処分-

マスク、白い医用スーツ、黒ゴム手袋をつけた作業者達は、火曜の午後にその農場で約80,000羽の鳥の大量処分を始めて、黒い袋に積み重なった鶏の死骸を詰め込んでいる所が見られた。

感染勃発農場から半径3km以内の鶏はすべて、卸売市場の鶏と一緒に、処分される、と、チャウ氏は述べた。

香港の養鶏場は、疫病阻止と種の間の横断感染の為、厳密なバイオセキュリティを遵守していている、また鶏はH5N1に対して予防接種をされている。

今回の鶏がどのようにして感染したのかは直ちには判っていない。「それは野鳥からのウィルスの侵入であるかもしれない。これらの発生率は冬に増加します。しかし、それがただ一つの可能性ではありません。」と、ペイリス氏は言った。

今回の情景は、H5N1ウィルスが毎回100万羽を超える鳥が抹殺処分された1997年と2001年の以前の処置を思い出させた。1997年の勃発では6人が死亡している。

チャウ氏はこのウイルスの潜在的な拡大を抑止するため、家禽輸入の3週間の禁止を命じた。香港の農場での最後の鳥インフルエンザ勃発は2003年初期に起きた。

Author:事務局 : 2008年12月15日 12:41