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2008年12月15日

■カリフォルニア失業農民が食糧不足で苦しんでいる

メンドタ(カリフォルニア)発--やる事がない農場労働者達は、全米で最も豊富な農作物地域で食物を探している。この地域では、干ばつと水道供給削減の裁判所命令の二重打撃が数億ドルの損失を引き起こしている。

このつらい立場にある町は、市職員が40パーセントになると言う失業率の増大に苦労している。今月、600の農場ファミリーが、地域の(有名な慈善食糧提供運動)「食糧銀行」の食事を空にした。そのため、食事提供で100以上の家族を、始めて断る事になった。

「我々は世界に食を供給するはずである。それなのに我々は飢えている。」とロバート・シルバ、メンデス市長が述べている。

カリフォルニア州の30年で最も深刻な水不足が夏までにはこの肥沃なサンホアキン・ヴァリー全体で55,000を超える仕事を消し、米国で食品価格を押し上げる、と予想されている。

「仕事から投げ出されていく人々は最もそれに耐えられる余裕がない人々です」とリチャード・ハウイット、カリフォルニア-デイビス大学の農業経済学教授が述べた。彼は、この渓谷農業地区全体で農業関連賃金16億ドルが、減少していく水が原因で今後数か月で失われるだろうと推定している。

既に、賃金損失は、米国の農業生産のほとんど4分の1を支えている小さな農場コミュニティーの背骨であるビジネスに打撃を与えている。

「米国の経済に関する多くの問題は速く解決することはできない」とアラン・ハンゼン、氏は述べた。彼は大通りで家族所有の荒物雑貨店を持っているが、その販売が25パーセント下落していると、述べた。

「しかしこれはあっという間に直せるのです。連中がここに水を持ってくればよいのです。」と彼は指をパチンと鳴らした。

カリフォルニア州の人口は、水が前世紀中頃に州の運河ネットワークを通じて流れて、湿潤な北から乾燥した南へ水が供給されるようになって、1000万人から3600万人以上まで増加した。

裁判所は、何年間も環境上の結果を無視してきた後に、「デルタ・ワカサギ」のような絶滅危惧がある魚を保護する為に、法令で水流を緩めた、これは長引いている干ばつが一部の貯水場の給水能力がたった12パーセントになっている状況で行われた。

今年、連邦政府による水の供給は正常な割り当ての35パーセントにり、何十万エーカーもの農地が休耕して、州全体で作物損失が2億6000万ドルになった。州知事は、この地域に災害宣言を出した。

現在農民は減少している地下水からの供給に依存していて、彼らの水割り当ての10パーセントを望んでいる。

Author:事務局 : 2008年12月15日 12:48