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2009年02月17日

■食物選択と炭素ガス放出害の研究

牛肉だけで先進国肉消費の30パーセントを占めている。その生産でのガス放出では78パーセントになる。牛肉1キログラムが16キロの炭素ガス排出をする。

それは豚肉の4倍で、鶏肉の10倍以上になる。もし人々が牛肉から鶏肉に切り替えれば、ガス放出は70パーセント削減されると、科学者が訴えている。

ステーキからサラダにたんに切り替えれば、週二日家に自動車を置くのと同じ量の炭素放出をカットすることができる。

そのわけは、牛肉が生産に信じられないほど非能率な食品で、牛が大気へ多くの有害メタンを放出するからである、と、カナダ、ダルハウジー大学のネーサン・ペルティエが述べている。

畑地から食卓まで食物の環境コストを研究している科学者がますます増えているが、ペルティエ氏もそういった科学者の1人である。

牛が屠殺段階に至るまでどれだけの穀物を食べるかに始まり、「肥え」によって放出されるガス放出に至るまで、あらゆる事を調べる事で、科学者達は食物の真実のコストを明確に出している。

畜産セクターはグローバル温室効果ガス排出の18パーセントを占めると推測されている。そして牛肉はその最も大きな犯人になる。

牛肉だけで先進国世界での肉消費の30パーセントを占めているが、ガス放出では78パーセントを占めていると、ペルティエはアメリカ科学振興協会の会議で日曜日に述べた。

それは牛肉1キログラムが16キロの二酸化炭素に当たる排出を産むからである:豚肉の4倍で、鶏肉1キロの10倍以上になると、ペルティエは述べた。

もし人々が牛肉から鶏肉に切り替えれば、ガス放出は70パーセント削減されるだろうと、ペルティエが述べている。

この問題のもう一つは、人々が、必要とするよりはるかに多くの肉を食べているということである。

「肉は以前私たちの食事の贅沢な物であった。私達はかつて肉は週に一度食べました。今では私たちは毎日肉を食べている。」と彼は述べた。

もし経済発展国での肉消費が、年約90キログラム現在のレベルから年53キロの推奨レベルへ削減されれば、畜産関連のガス放出は44パーセント下がるだろう。

「2050年までに地球全体の食肉生産が2倍になる計画があるので、我々は現在のレベルを維持するだけで、我々のガス放出を半分削減しなければならなくなるだろう。技術的な改善でそれを達成する事はできない。」とペルティエが述べる。

ペンシルバニア、カーネギーメロン大学の土木・環境工学教授クリス・ヴェーバーは、「だから人々が摂る食物の種類を変更することが非常に重要である。」と述べる。

「食物はそれが毎日の選択であるので、消費者インパクトでは特別に重要になる、少なくとも理屈では、食を変更することが容易である。人は毎日何を食べるべきかに関して選択をする。しかし、家と自動車を持てば、人はそれに縛られる。」とヴェーバーは述べた。


Author:事務局 : 2009年02月17日 17:35