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2009年04月14日

■製造業化学薬剤と消費者の安全

輸入される家具の毒性殺菌剤が、世界中での慢性皮膚炎、皮膚炎症、目への刺激、呼吸困難の発生の背後にある。
現地の医療専門家達は、消費者に対し兆候を注意ぶかく監視するように警告している。

国際的な科学ジャーナル「Allergy」は、何千人もの英国人、欧州本土市民が1年間以上知ってきていることを確認している:即ち、中国から輸入されている新しい革のソファーは、アレルゲンの温床である。

微細な白色の水晶状粉末の形になっている「フマル酸ジメチル」が、中国に起源する家具の中に埋め込まれた防臭小袋の中に、発見された。

汚染長椅子に座っている事から発生する体温が有毒な蒸発を滲出させていると信じられている。

メルボルンの「皮膚と癌基金財団」のローズマリー・ニクソン、は、オーストラリアでは報告されている事件はないが、人々は皮膚病と自分の長椅子との間にリンクがあるとは思ってはいないだろう。

「皮膚発疹(ラッシュ)はかなり深刻なものになりうる。この化学物質は実際には本当に強いアレルゲンである。」と、ニクソン博士は述べた。

「この物質は皮膚をとてもかゆくして睡眠を防げるほどである。そしてその症状を抑えるのに)コーチゾンクリーム、そして時にはコーチゾン錠剤が必要である。」

約20万個の疑わしい寝椅子がイギリスだけで15の家具小売業者によって輸入されていて、犠牲者への補償、一部の犠牲者は病院での治療が必要だが、数千万ドルになるかもしれない。

ヨーロッパ連合とイギリス政府は先月遅く、「フマル酸ジメチル」を含むすべての製品のリコールを命令した。

オーストラリアの「殺虫薬剤と獣医薬剤局」スポークスマンはこう述べている:「フマル酸ジメチル」は当地では使用のため登録されていない、しかし輸入家具に組み込まれた匂い袋に分泌されている化学物質のこの異例状況があるので、どの政府機関がこの問題が確定されるかどうか調査するのかは、不明である。

健康への影響を受けたかもしれないと思う人達は、「フエア・トレイディング」ニュー・サウスウェイルズ・オフィスのような消費者問題団体に連絡するべきである。

別の毒物性皮膚発疹を発生させる化学物質が、先週米国で顕微鏡の下のもたらされた。担当当局が、クリーナー業者達に、有害な大気汚染物質「パークロロエチレン」を段階的に強制廃止させるかどうかを再考している。

「パークロロエチレン」、通称「パーク/Perc」、は、オーストラリアのドライクリーニング業者の大部分によって使用されている。だがこの薬剤には機械操作者にとってはずっと安全な代替物がある。クリーニング業者の機械操作者達の癌と神経障害のより高い発生がこの化学物質「パークロロエチレン」にリンクされている。

消費者達はこのパーク薬剤で処理された衣服を着ることで、皮膚の発疹の被害があるかもしれない。調査組織「National Industrial Chemicals Notification」と「Assessment Scheme」は2001年にパークロロエチレンを再査定して、その危険性は労働者と消費者にとっては低いという結論をだした。


Author:事務局 : 2009年04月14日 16:14