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2009年06月05日

■フィリッピンで農地改革継続の法案が通過する

マニラーフィリッピン下院議会は、農地改革法を5年延長させる法案を通過させて、政府がさらに多くの民間と公共の農地を獲得して、再分配する事ができるようになった。

この法案は上院と下院議員の共同パネルによって検討される事になる。その検討は7月後期に行われる、その時は6月3日に終わる立法定期議会の後を受けて、コングレス(国民議会)が再開される事になる。

農地改革の政治不安はフィリッピンでの40年に及ぶ毛沢東派が主導する改革要求の一つから起きている。この農民反乱で4万人以上が殺されて、この資源豊かな東南アジア国での成長を停滞させてきた。

6月1日には上院議会は農地改革への独自の措置を承認した、それは31億ドルの基金を取りつけたが、下院議会が取っていた資金より47%多い額である。

この農地改革措置は、農民へ農業資金へのアクセスを増大させ、政府が、70万人の農地を持たない農民へ320万エイカーの土地を配分する事を、目指している、と、この法案の支持者の一人、リサ・ホンティヴェロスーバラケル、が、述べている。

現行の法律が発効した1988年以来720万ヘクタールの土地が分配されてきた。

「これは農民にとって勝利の日である。」と、リサ・ホンティヴェロスーバラケルが報道記者達に法案通過後に述べた。この紛糾した措置は221人の議員によって承認された、彼等のほとんどは裕福な土地所有家族からの出身である。反対は13人で、2人が決議を棄権した。

グロリア・マカパガル・アロヨ大統領は、この措置への自分の支持を有力なカトリック司教達に約束していた、そして議会の大統領同盟者達はこの法案へ賛成投票をして支援を集めた。

農民達は、この法案を通過させる圧力を議員達にかける為、議事堂の敷地で何週間もキャンプをしていた。農民達は何度も議事堂敷地を護衛する反暴動機動隊と衝突を起こしていた。

6月2日に、下院議会は、コングレス(国民議会)を招集して立憲議会にする人気がない提案を通過させた。それは憲法上の改革へ道をつけさせるものであり、来年に任期が切れる、アロヨ大統領を含む、官吏達の任期制限を停止させるものである。

Author:事務局 : 2009年06月05日 16:18