第18回BMW技術全国交流会 参加申込案内

第18回BMW技術全国交流会の参加申込案内をPDFファイルにて用意しました。

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第18回BMW技術全国交流会 開催のご案内
~食料・環境危機に直面し、生産・生活・地域のあり方を変えよう~

"謹啓 残暑の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 さて、今年発生した中国ギョーザ問題は、食の安全性をどう確保するかという課題とともに、日本の食料自給率が39%であり、改めて食料が中国を始め、外国に依存していることを多くの人々が認識する契機となりました。
 国内の自給率向上は、国の大きな課題として、これまで取組まれてきたものの、実質は下降線をたどってきました。こうした中、一昨年来の原油価格の高騰は、アメリカでのトウモロコシ生産が、バイオエタノール原料用消費量が食糧輸出量を上回る事態を招き、併せて新興国の経済発展による穀物需要の拡大は、トウモロコシをはじめ、大豆、小麦等、穀物価格の高騰状況を生み出しました。すでに穀物の輸出制限が生産国で始まるなど、食料の争奪戦が始まっています。また、食料を巡る状況が危機的状況に陥る中、日本で唯一自給可能な米は、価格の下落から、生産しても赤字という状況になっており、米を中心とする農村そのものが崩壊の危機に瀕し、加えて、中山間地では、高齢化等によって、農地や村そのものを維持することが難しい局面にあります。
 一方、豊かさを求める人々の生産・生活様式は、化学合成物質の使用や、大量の廃棄物を生み、それらが土や水の汚染、大気汚染を発生させ、地域生態系に大きな影響を及ぼしています。
 食料・環境危機時代を迎え、今日的課題となる国内自給率の向上には、健全な農水産物を生産する基盤として、健全な土と水の再生が必要であり、それが地域生態系(生物多様性)の回復、人々の健康につながるという視点と具体化が重要と考えます。生産現場である農村社会が崩壊の危機にある中で、健全な農水産物の自給率向上を図るためには、生産者や、生産者を支える生協を始めとする流通、消費者、行政等が一体となった取組みが必要です。
 今年度、千葉県で開催される「第18回BMW技術全国交流会」は、「食料危機、環境危機に直面し、生産・生活・地域のあり方を変えよう」をテーマに、それぞれの立場で、具体的行動をどのように連携しながら起こして行けばよいのかを、共に考えていく場として開催したいと存じます。より多くの会員及び関係者の皆様の参加をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。なお、参加お申込みにつきましてはを9月12日(金)までにお手続きいただきますよう重ねてお願い申し上げます。"

 敬 具

第18回BMW技術全国交流会 開催概要
■開催日程   2008年11月21日(金)~23日(日)
●21日 13:00 開会
13:30~18:00 基調報告、講演
19:00~ 交流・懇親会
●22日 8:30~17:30 事例・研究発表、パネルディスカッション
19:00~ 交流・懇親会
●23日 8:30~13:00 現地視察会

■開催場所 千葉県・成田市「成田ビューホテル」 〒286-0127千葉県成田市小菅700 電話0476-32-1111
■視察場所 千葉県・香取市 農事組合法人 和郷園 〒259-0424 千葉県香取市新里1020
■参加費 会議参加費      10,000円
宿泊費(1泊朝食付)   7,000 円
懇親会費(1回)     6,000 円
現地視察会参加費    4,000円
添付資料④  参加申込書記入案内
第18回BMW技術全国交流会

(1) お申込は、別紙「添付資料⑤ 参加申込書」に所定事項をご記入後、FAXもしくはメールにて、10月12日必着で送付をお願いいたします。


(2) 参加費(申込書の合計金額)は、10月12日までに、下記講座にお振込をお願いいたします。


【振込口座】 
郵便振替 口座名  千葉BM技術協会
口座番号 00280-6-97382

(3) 申込み先
  〒273-0005 千葉県船橋市本町2-1-1 船橋スクエア21 4F
  生活協同組合パルシステム千葉 経営企画室(全国交流会 申込受付窓口)
担当 : 中根 石川    
FAX:047-420-2400 Email:nakane-yutaka@pal.or.jp (TEL:047-420-2600)  

(4) 申込書記入上の注意
"①参加者の氏名、住所、連絡先等所定の事項を記入の上、利用交通機関、会議、懇親
  会、 宿泊、視察項目の該当の欄に○印をまたは×印を付け、人数及び金額の合計の
  記入をお願いいたします。
②会議参加費は3日分で、10,000円になります。1日だけの参加でも10,000円となり ますのでご了承ください。
③メールにて要綱を送信することも可能です。ご希望の方はご連絡ください。"

(5) 変更・キャンセルについて
"①変更・キャンセルについては、申込み先にFAXまたはメールにてお早めにご連絡をお願いいたします。
②宿泊費・参加費・懇親会費・視察参加費の変更・キャンセルについて"

"(1)11月13日(木)までのキャンセル・ご変更については、返金致します。ただし、返金
  の際、振込等の手数料がかかります。
(2)11月14日(金)以降のキャンセル・変更については、返金できません。"


③尚、返金は、事務処理の都合上、交流会の清算終了後に返金させていただきます。

(6) 参加費例
①3日間参加(宿泊2日間、懇親会2日間参加分、視察参加の場合)  
 参加費10,000円 宿泊費14,000円 懇親会費12,000円 視察費4,000円 合計40,000円
②2日間参加(宿泊1日間、懇親会1日間参加の場合) 
 参加費10,000円 宿泊費7,000円 懇親会費6,000円              合計23,000円
③1日間参加(懇親会1日間参加の場合) 
 参加費10,000円 懇親会費6,000円                       合計16,000円
以 上

Author 事務局 : 2008年09月12日12:10

開催地からの発表 PickUp

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●特別講演

「牡蠣をつくる森」(仮題) 畠山 重篤 氏

牡蠣は植物プランクトンを食べて育つ。
植物プランクトンは、微量ミネラル(無機栄養塩類)がなければ育たない。
ミネラルは、気仙沼湾に流れ込む大川が供給する。大川は室根山系の岩石のミネラルを溶かし込んで海に運ぶ。ミネラルは溶けにくい。腐葉土を作るバクテリア類が弱い酸を出しながら岩石を溶かし、同時にミネラルを植物が吸えるように腐植酸(金属錯体)に包み込む。たとえば、フルボ酸鉄として。それが、海の植物プランクトンに届けられる。
海の生態系は森の腐葉土やミネラルが支えていると、畠山さんたち猟師は、「森は海の恋人」を合言葉に、水源に植林する運動を始めた。


畠山重篤氏 プロフィール
1943年上海生まれ。牡蠣養殖業。「牡蠣の森を慕う会」代表。高校卒業後、牡蠣・ホタテの養殖に従事。 家業の傍ら、19年前から漁民仲間と「森は海の恋人」を合言葉に、気仙沼湾に注ぐ、大川上流の室根山への落葉広葉樹の植林活動を行っている。また、子供達を養殖場に招き、森と川と海の関係を教え、環境教育のための体験学習も行っている。
【著書】
「森は海の恋人」(北斗出版、文春文庫)
「漁師さんの森づくり」(講談社)
「リアスの海辺から」(文芸春秋) 他多数

●事例発表「宮城の農と、暮らしの中のBMW技術」

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★発表「放牧豚、ノラ牛プロジェクトでのBMW技術」


放牧で牛と豚を飼育する大崎赤べこ会

ゆったりと育つ牛や豚たち

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★発表「有畜複合経営で活きるBMW技術」

大郷グリーンファーマーズ・西塚さん

今、交流会実行委員長の西塚さんは、養鶏、米、野菜の複合経営。生産現場で活かされているBMW技術が紹介される。

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← トマトの栽培責任者は西塚さんの奥さん。

明るく、元気な奥さんと役割分担をしながら、楽しい農業がモットー。


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★発表「組合員農園、福祉農場で活用されるBMW技術」

生活協同組合あいコープみやぎの組合員農園

定期的に開催される「野菜教室」は人気の講座

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社会福祉法人「みんなの輪」の福祉農園

生物活性水プラントのある福祉農園で生産される野菜は生協に出荷する

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社会福祉法人「みんなの輪」の米粉パン工場

視察では、米粉パンが味わえる

Author 事務局 : 2007年08月24日13:26

交流会申込案内をUPしました!

第17回BMW技術全国交流会の参加申込案内をPDFファイルにて用意しました。


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※BM技術協会会員以外の方は、下記の申込書を御利用ください※
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Author 事務局 : 2007年08月17日13:48

第17回全国交流会要綱決まる!

第17回BMW技術全国交流会 開催のご案内

今年度のBMW技術全国交流会は、初の宮城県開催となります。
交流会では、地元、宮城で取組まれている農と暮らしの実践事例や、全国の会員産地で取組まれている「土と水の学校」有機栽培講座の実践報告、先進産地で取組まれている研究報告等が発表されます。
また、全国に先駆けて、「森は海の恋人」と、海の藻場を再生するために、宮城県で植林事業に取組んでいる牡蠣養殖業の畠山重篤氏の特別講演も行われます。
今交流会は、「ひろげよう“BMの世界”森から海へ」をテーマに、実行委員会一同、準備を進めております。

皆様の参加をお待ちしております。

【開催日時】
 2007年11月16日(金) ~ 17日(土)
   16日 12:30受付開始 13:30開会 17日 12:00閉会 12:30視察開始
【会場・宿泊先】
 宮城県宮城郡松島海岸 ホテル松島大観荘 http//www.taikanso.co.jp
【内容(予定)】
★特別講演「牡蠣をつくる森」宮城県唐桑町 牡蠣養殖業 畠山 重篤氏
★「松島湾、唐桑に注ぐ水をつくる岩石のストーリー」
★基調報告「流域の土と水の再生を」      
★「BMW技術の概要と今後の展望」   
★宮城の農と、暮らしの中のBMW技術
★田んぼの生きもの調査プロジェクト報告 パルシステム生活協同組合連合会
★技術研究報告 ①(株)山梨自然学研究所・山梨大学 ②(有)ポークランド            
★~自然学を実践する~「土と水の学校」有機栽培講座-取組み産地からの実践報告
【視 察(予定)】
★コース1 BMW技術導入平飼養鶏及び施設園芸ハウス、福祉農場・米粉パン工場
★コース2 松島湾・瑞巌寺 等


8月中旬には、会員の皆さまへ、案内文書をお送りできる予定です。
申込み締め切りは9月14日(金)となります。
また、会員以外の方の参加も歓迎しておりますので、下記までお問合せください。

【お問合せ先】
 あいコープみやぎ内 第17回全国交流会実行委員会事務局(平野まで)
   tel:022-284-7241 fax:022-284-6973
 BM技術協会本部 
   tel:03-5211-0681 fax:03-5211-0682 mail:bm_info@bm-sola.com

Author 事務局 : 2007年08月02日16:50

 
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