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2015年03月13日

第10回基礎セミナー終了しました(速報!)

10回目となるBMW技術基礎セミナー、冒頭は謙信の郷の金谷さんの挨拶。
技術、味、生産物にきちんとこだわり持つ、そのために技術を追求する、
そしてそれを支えてくれるのはBMの仲間。共に学び、共に進む。

☆一日目~九段下 TKPスター会議室にて (45名参加)
生田哲先生の基調講演で始まる。
ウィルスは最小の生き物、しかしホスト(寄生する人や動植物など)にとっては「たかり屋」的で厄介な存在。でも共存もする、ウィルスも死にたくはない。
人にウィルスが侵入すると、免疫反応がおこり熱を出す。熱を止めてはいけない、薬は飲まない方が良い、なぜならウィルスに抵抗すればするほどウィルスも暴れる。
己の護衛部隊(免疫)にこの身を任せよう。そして護衛部隊のために(免疫UPには)自然と共存していこう。
環境破壊による影響は生態系だけではない、ウィルスの世界を狂乱させ、彼らを大暴れできる状況に導いている。
ウィルスは小さくても生き物だ。しかし嫌われ者扱いされている、現にかなり厄介者だ。
だがしかしこの厄介者を大暴れさせているのは誰なんだ?
あっ、私たちではないのか?。


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BMW技術基礎講座
B(Bacteria/微生物)、M(ミネラル)、W(ウォーター)の意味から、元となった自然浄化法、
自然環境の水の循環をベースに自然の治癒能力、自然の浄化作用をモデルに生物活性水は作られていると言っても過言ではない。
生き物にとって良い水、現在では、山の湧水を越える水ではないのか?
そして農業だけに使われる技術ではない。
生活の中でも、ペットの消臭や活力向上、お風呂に洗濯などなど。
生ごみ処理の菌体、家庭菜園、プランターにはBM活性堆肥、
だから生産者も消費者も一緒に技術、理念を考えることができるのだ。
あらためて素晴らしい。

御園生先生の講座
生物活性水を科学へと続く。
昨年は生物活性水の市中成分分析をおこなった。
所々のモノによって成分は違っている。でも効果は同じと言われる。
まだまだ科学するは続く。
感>これもBMW技術の面白さ。技術半分と言ってきたが、使う人が皆で情報を共有していく技術なのです。

懇親会~36名が参加し、遅くまで交流が続いた!

☆二日目~東京仕事センター セミナー室にて
昨年の生物活性水を使用した実験報告からスタート。
米沢郷グループの森谷さん、ぶどうのジベ処理2回を活性水で1回に!
通常は水にジベ薬を80~100ppmに希釈して、房ひとつひとつに漬けていく。
1回目は種なしにするために、2回目は実の肥大効果目的。
水の代わりに活性水を使い、しかも1回で終わらせる。
通常のものと比べると・・・むしろ通常より良かった。
手間とコストが省けた~作戦成功!
でもここからなのです。
湧いてくる微かな疑問、「では通常1回との差は?、活性水で2回やった場合は?」
来年に続く・・・。

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山梨大学みそのう研究室の五味さんから、実験とデータ取りについての講義。
一見難しいが、実はそんなことはないのです。
疑問や課題を解決するために、いかにシンプルに進めて行くか。いかにシンプルにデータを取るか。
頑張りましょう1

そして今回のメインイベント!?
野菜、米、果樹、畜産、生活の部門にわかれての分科会。
今年の実験は・・・。

野菜~中々野菜は難しい・・・との意見多数。でもやれる範囲でやっていくとのこと。

果樹~1年に1回しかできないので、これまでの実験を繰り返しながら、実験やデータの精度を上げて行きます。

米~苗八部作(苗半作)と言いますが、苗の育成にスポットを当てて行きます。

畜産~採卵鶏、地鶏への飲水効果比較実験、ホールクロップ(牧草の発酵飼料を作る製法であり保
存方法)の乳酸菌の代わりに使用してみる。

生活~切り花の差し水に、延命剤をするものと活性水を使用するものを比較実験。

さて次回の第11回は・・8月後半です。
茨城BMさんで行いますので宜しくお願いします!

Author 事務局 : 2015年03月13日 09:15

 
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