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2006年06月20日

「土と水の学校」青森県八峰園で開催

青森県・トキワ養鶏、八峰園で「土と水の学校」を開催しました。

 6月20日、青森県・トキワ養鶏グループの八峰園で、~自然学を実践する~「土と水の学校」が開催されました。同学校は、BMW技術を活用する会員を対象に自然を科学的に探求し、自然と調和した農業や生活を現場で実践するために、昨年からBM技術協会が企画している学習会です。

 今回は、その有機農業編。㈱ジャパンバイオファームの小祝政明先生を講師に、植物生理に基づき、体積法による土壌分析を行なった施肥や栽培管理を学び、実践するものです。農業現場では、この学習会を通じ、BMW技術を利用してできた堆肥や生物活性水のより効果的な活用方法や応用を学ぶことができます。
 今回開催された「土と水の学校」では、現場での実践学習が行なわれました。その模様をダイジェストで紹介します。


リンゴ畑

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 昨年、リンゴ畑に入れたミネラル肥料(カルシウムやマグネシウム)や、有機肥料、堆肥がリンゴにどう効いているか、リンゴの枝や葉を見ながら検証

リンゴの枝

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 肥料を施肥した時期、量、質が枝と葉に反映される。植物生理に適した施肥を行なうと写真のように葉の大きさが揃う

アスパラ

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 昨年から土壌分析に基づいた施肥を行なっているアスパラのハウス。
4月、5月は昨年と比較して、収穫量は約2倍になっている。

ニンニク

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カルシウムやマグネシウムを適正量施肥したニンニク。白く太い根が出ているのが特徴。
玉太りも良好だ

トマト

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 若干、前作の肥料が残っていて、窒素分がやや多めだが、順調に生育しているトマト。マグネシウムやカルシウムの施肥により、植物の生理が活性化され、土から養分を活発に吸収している。マンガン等微量要素欠乏に注意しながら、追肥の内容、時期を決めていく


トキワ養鶏のBMW技術

平飼鶏舎

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飲水改善、生物活性水システムが導入されている平飼鶏舎

堆肥ライン 
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堆肥は鶏糞と籾殻を原料に製造されている

生物活性水

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 鶏糞堆肥を原料に製造される生物活性水。鶏舎への撒布、飲水への添加、堆肥の発酵促進、耕作農業に利用されている

飼料米実験圃場

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 有畜複合の循環型農業を目指し、トキワ養鶏の鶏糞堆肥と生物活性水を活用し、実験栽培が行なわれている飼料米の水田。

Author 事務局 : 2006年06月20日 15:23

 
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