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2006年06月21日

「土と水の学校」秋田県・鹿角で開催

 6月21日、北東北BM自然塾主催による、~自然学を実践する~「土と水の学校」、有機栽培編が開催されました。BM協会会員の(有)十和田湖高原ファーム、(有)ポークランド、JAかづのから12人が参加しました。㈱ジャパンバイオファームの小祝政明先生を講師にキュウリの栽培圃場での実践研修と、講義が行なわれました。

十和田湖高原ファーム キュウリ

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 土壌分析による施肥設計とポークランドの豚糞堆肥と生物活性水の利用で、天候が悪く、低温にもかかわらず、生育は極めて順調なキュウリ。定植後、活着が異常に早く、11日目で根が約50センチ伸びている(十和田湖高原ファームの実験圃場で)

JAかづの キュウリ

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 堆肥の炭水化物が効き、天候不順でも順調に生育しているキュウリ。早めの追肥(窒素分とミネラル)と微量要素欠乏に留意することが今後の栽培のポイント(JAかづの生産者の圃場で)

JAかづの講義

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 圃場での検証に基づいて行なわれた学習会。植物は、細胞と植物繊維(セルロース)からできている。細胞をつくる原料は何か。セルロースをつくる原料は何か。細胞の生命活動を維持するものは何か。これらを体積法による土壌分析を行なって、植物に供給することが作物栽培の要点と講義する小祝先生


ポークランド紹介

バイオベット

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 軽石とBMW技術で製造された堆肥で約1メートル高さの層をつくり、その上で、豚を飼育するバイオベット 

生物活性水

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 豚の尿を処理した排水を原料につくられる生物活性水。豚舎の洗浄や堆肥製造などに利用されている

堆肥施設

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 ポークランドの堆肥づくりは、尿混じりの豚の糞を、できた堆肥と混ぜ、水分調整をしてから発酵させる

Author 事務局 : 2006年06月21日 05:49

 
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