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2006年09月30日

AQUA177号 トップ記事

第16回BMW技術全国交流会・第2回アジアBMW技術交流会
「地域の土と水の再生を」
11月17日(金)~18日(土)石川県加賀市で開催

今年もBMW技術全国交流会の時期が近づいてまいりました。来る一一月一七日(金)~一八日(土)の二日間、石川県加賀市の片山津温泉で、「第一六回BMW技術全国交流会」を開催いたします。
 今年は、北陸地方で初めての開催になりますとともに、「第二回アジアBMW技術交流会」を兼ねての開催となります。今開催を北陸地方でのBMW技術普及のきっかけとし、また、東アジアとの連帯を深める交流会にしていきたいと考えております。
 今交流会のテーマは、BMW技術の原点に戻り「地域の土と水の再生を」と題し、交流会を通じ、自然生態系の循環・浄化システムに学び、それを私たち人間の農業生産や生活に生かし、自分たちの周りから、生態系を回復し、地域にも広げていく──というBMW技術の運動を、もう一度皆さんと確認したいと思います。
 具体的には、BMW技術の原理や応用等の講演や、初心者向けの講座を始め、地域の水を再生していく様々な事例や活動、韓国、タイ、フィリピンで取組まれている事例や研究、BMW技術を活用した農法を深化させる各地の取組み等の発表を予定しております。
 昨年の交流会では、「BMW技術の新たな可能性をさぐる」と題し、さまざまな分野で活用されている新たな取り組みと、会員の方々の多様な活動を発表していただきました。昨年、新たな取組みとして発表した農業集落排水処理施設の改善事業は、今開催地の石川県から始まりました。交流会終了後の視察で、その現場が見学できますので、是非、ご覧になっていただきたいと思います。
 また、昨年、韓国の金ミギョン教授から発表がありました「生物活性水を活用した機能性食品培地の開発研究」の発表は参加者から大きな反響を呼びましたが、それを引き継いだ形での、山梨自然学研究所と山梨大学の共同研究発表が予定されております。そして、自然生態系のもととなっている岩石と水の関係について、北陸地方の岩石を事例に、名古屋大学の奥地拓生氏から講演が行われます。
 今交流会では、新しく会員になられた方々から、BMW技術の新たな可能性に挑戦されている会員の方々、そしてアジアでBMW技術に取組む方々まで、幅広く、人や技術の交流が図れる交流会にしたいと、協会及び実行委員一同準備を進めております。
 全国の会員及び関係者の皆様にお集まりいただき、実りある交流会にしたいと存じます。皆様のご参加をお待ちしております。
 
BM技術協会 理事長 石澤 直士

第一六回 BMW技術全国交流会/第二回アジアBMW技術交流会
実行委員長 佛田 利弘

Author 事務局 : 2006年09月30日 13:26

 
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