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2012年02月01日

【AQUA239号】生田前理事長 退任の挨拶

 昨年一〇月に協会の法人化とともに新しい世代に交替し退任することができました。一昨年の六月に就任以降、短い期間でしたが、在任中は大変なご支援・ご協力を頂きましたこと、お礼申し上げます。
 さて、一〇月に我が協会を任意団体から一般社団法人BMW技術協会に衣替えすることが出来ました。私たちのBMW技術は生命の基礎であるBMW(バクテリア・ミネラル・水)の地球生態システムを研究・実践し、生命環境の危機に対する取り組みとして、農業を中心とする技術交流を行ってきています。そして、BMW技術は農薬・抗生物質・化学肥料等の化学物質を使わない農畜産を推進し、安全性と地球環境保全の術を持った最も優れた、確かな農業技術を持った集団を形成することができました。
 協会の法人化により、改めて、BMW技術が求められる時代、今こそ、社会的使命を果たし、社会に登場したいと思います。
 もうひとつ法人化に際して大事にしたことは、協会の継続性の強化と世代交代です。
組織と言うのは目的や使命を実現するために形成されたもので、おおよそ期限はなく継続することが前提にされています。とりわけ、協同組合・共同体・会社組織にしても同様です。そう言う意味では人の命には限りはありますが、これら組織には限りがない。もしくは、それより長い継続性が求められます。運動の事業化です。ですから、協会の法人化にあたっては常勤者をきちんとした形で置き、仕事をし続けられる経済基盤を確保できるようにすることです。そのためにまずは会費の改訂を行い、会員のみなさんにお願いしているところです。このことによって、一〇月から事務局長を選任することができました。
 また、継続性を図る上で大事なことは、トップの代替わり・世代交代をすすめること、すなわち次世代に継承することでした。一〇月五日の法人化を期に私は理事長を退き、副理事長であった、米沢郷牧場グループ代表の伊藤幸蔵氏が一般社団法人BMW技術協会の理事長に就任しました。生協出身者から生産者に代表が戻りました。協会の運動は生産者が主体になり、生協は表に出ないでしっかり支えるべきだと考えてきました。
 こうした世代交替と体制変更のなか、新しい風土・文化の形成、そしてそれを基礎に活動が展開されて行きます。私も常任理事として、微力ではありますが、下支えして行きます。今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。

Author 事務局 : 2012年02月01日 12:30

 
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