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2014年07月01日
【AQUA267号】BMプラント動向5月
①山梨県山梨市 長沢農園(やはた会)生物活性水プラントの設置工事をおこないました。
五月一〜二日の二日間、生物活性水ミニプラント(一〇〇〇リットル×五槽/日生産量一〇〇リットル)を設置し、培養調整培を開始しました。原水は農業用水、原料はBM活性堆肥です。生物活性水は六月九日に予定している採水後の水質検査で、亜硝酸態窒素と大腸菌の検出がなければ完成の予定です。
長沢農園は山梨市の山々に囲まれた谷間の奥にあります。有機栽培のキウイフルーツを中心にぶどうとすももの栽培をしています。代表の長沢さんは、圃場への土壌潅水や、果樹の葉面散布などを利用の目的としていますが、近隣にある酪農家と協力して、良質の有機堆肥作りも目指したいとのことでした。
パルシステムの地域づくり基金助成事業に採択されたこともありますが、このプラントが地域のために少しでも役に立って行くことを望みます。
②青森県藤崎町のトキワ養鶏にて、生物活性水プラントの移設による再稼働について、打合せと配管設備の説明をおこないました。以前プラントが設置されていた場所を、飼料米の保管倉庫として利用するためプラントを移設、空になったタンクを清掃するところから始めました。六月初旬には、第一槽目から培養調整を始めていく予定です。生物活性水は、飲水の添加用と堆肥舎での消臭、水分調整用に利用する予定です。
なお、現在は飲水改善プラントの小屋の中に設置してある、精製用のタンクから生物活性水を飲水改善プラントに添加しています。 (報告:㈱匠集団そら 星加浩二)
Author 事務局 : 2014年07月01日 08:35