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2014年10月01日

【AQUA270号】熊本県でBMW技術の学習会が開催

八月二一日、熊本県南阿蘇村でBMW技術の学習会が開催されました。

 主催は「南阿蘇村ブランド米生産実行委員会」で、講師は西日本BMW技術協会事務局長宮﨑利明氏です。
 南阿蘇村には村営の「南阿蘇村有機肥料生産センター」に生物活性水プラントがあり、これを活用した堆肥(ブランド名「牛若丸」)を作られています。
 学習会には、米の生産者を中心に三七名が参加されました。
 学習会では以下のような話しがありました。
・BMW技術は排水処理技術として誕生したこと、それが耕種農業に応用され全国に広まった。
・BMプラントの実際、飲水・尿処理・生物活性水のプラントの実例
・農業分野での活用〜畜産、耕種農業
・家庭での活用〜排水処理や生ゴミの発酵など
・南阿蘇村の生物活性水プラントと堆肥場の説明
・耕種農業での具体的な活用事例、土作りが大切であることと他の生産者での活用事例と具体的に希釈倍率や応用について

 参加者は、米の生産者が多かったのですが、大豆を自分で栽培して味噌作りをしている人や、ハーブの生産をしている人、また村内にある東海大学阿蘇校舎の大学生も参加していました。南阿蘇村農政課の工藤眞巳氏、有機肥料生産センターの宮田鉄雄氏をはじめセンターの関係者も参加いただきました。
 BMW技術について体系的に話を聞くのが始めての人が多く、質問も多く出されました。皆さんが有機肥料生産センターの堆肥を使っており、何人かは生物活性水を使っていますが、自分が実際に使っている堆肥や生物活性水がどのようなものかが納得できたようでした。またBMW技術について何らかの情報があった人でも「今までBMW技術協会は胡散臭いと思っていたが良く分かりました」という感想もあり、有意義な学習会でした。(報告:西日本BMW技術協会)

Author 事務局 : 2014年10月01日 11:45

 
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