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2008年11月28日

■米国オバマ新政権での食料政策の方向

作家で活動家のマイケル・ポランは、バラク・オバマの農務長官になることに興味を持っていない。ありがたいことである。もっとも彼はその役職に申し分ないだろうと考える多くの人々がいる。

ポラン氏を農務長官に押すインターネットでの市民運動が続いている。ポランは無数の論文や記事の著者として、また彼の徹底的なレポート、また文字通りアメリカの農場で手を汚して、それを書くことが、彼を、如何にまた何を食べるかで、米国で最も偉大なエキスパートの1人にしてきた。彼の著作には、例えば以下がある:

The Omnivore's Dilemma(健啖家のジレンマ);A Natural History of Four Meals(4食の博物史);
In Defense of Food(食物の弁護);An Eater's Manifesto(食べる人のマニフェスト)。

ポランは、次の大統領に誰がなるにしろ、彼の表現では農民最高司令官になるが、その人に向けて10月12日のニューヨーク・タイムズ・マガジンに出した公開書簡のなかで、こう述べている:「貴方は知って驚くかもしれないが、これから数年で貴方の多くの時間をついやす問題は、貴方が大統領選キャンペンで、ほとんど言及しなかった問題なのです。それは食物です。食糧政策はアメリカの大統領が多くの考えを与えなければならない問題なのです、、、、。」

「しかし、私達すべてを不意に襲った唐突さで、安くて豊富な食物の時代は終りに近づいています。これが意味する事は、貴方は、史上の他の多くのリーダーのように、この事実に直面するのです。過去数年安易に無視されてきた事、即ち、一国の食物システムの健康が国家の安全保障の重大要件であるという事です。食物が貴方の注目を要求するのです。」

2007年に、金融危機瓦解が襲う前に、約3200万人のアメリカ人(少なくとも9世帯のうち1世帯)がテーブルの上に十分な食物を置くのに苦労した。現在は、ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米国全土の(飢餓救済慈善団体)食糧銀行は、次の食事について確信がない人々の増大に対応するのに苦闘している。食糧銀行は要求が20%増加するのを見ている-- 中流の家族がこの増大のほとんどを占めている、と、彼等が述べている。

さらに毎年の感謝祭の大騒ぎの前日に、ワシントンポスト紙はこう報道している:「(貧困者用)食料引換券を貰うアメリカ人の数は、ハリケーンカトリーナ被害後の2005年にできた史上最高数を越えて、今月初めに3000万を超えようとしている。」

この事を、最近の3070億ドルの農業法で支払われている大金と比べて見るとよい。その金の多くは巨大アグリビジネスに充てられる。タイムマガジンの言葉を借りれば、「それは、最多の燃料、水、農薬を使用し、最多の温室効果ガスを放出し、最肥満作物を育て、最多の非合法労働者を雇い、地域のアメリカ人口を減らしていく、巨大農場のための福祉政策である。」

すべてが結構なようだが、バラクは、上院議員として、その怪物的な農場法案(彼は実際の投票点呼には不在だったが)を支持した。彼は、トウモロコシを食物ではなく燃料に使用することは穀物の価格を上げて、温室効果ガスの巨大排出に帰着するのだが、エタノールの生産をまた支持した。

このように、食物と農業に関しては、問題のばらばらな点をつなげていくことは、マイケル・ポランがビル・モイヤースに述べているように、苦痛を生む旅程になる。それは、内紛政治、国際外交、大企業、政府のあらゆる部門、病的肥満から国家安全保障まですべての問題が関連してくる。

「異なる種類の食物の為に、あなたのフォークで投票してください。農民の市場へ出かけてください。スーパーマーケットから出てください。...庭に植物を植えて下さい。...ファースト・フードの文化からの独立を宣言してください。」と、マイケル・ポランが訴えている。

オバマ新大統領が誰を彼の農務長官に選ぶかにかかわらず、彼がポランを食物問題について、彼の(言わせてもらえば)キッチン内閣での、非公式アドバイザーにする事を適切であると考えるかどうか判明することは興味深い事である。

投稿者 bm_kanri : 18:00

2008年11月27日

■米国農業補助金の会計監査が不正を暴露する

ワシントン–百万長者農家がお門違いの作物補助金を引き取り続けている、と、連邦会計監査官が述べている。少なくとも2,702人の農家が、250万ドル以上の総収入があるのに、全国的に2003年と2006年の間で補助金を受け取っていた。この不当な支払いは合計4900万ドルになり、続いている農務省の管理問題を露出した、と、会計検査官が結論を下している。

「米国農務省(USDA)は、農業計画支払で当局が支払った数百万ドルが適切であるとは言うことができない。」と、≪政府説明責任オフィス≫の検査官が24日に発表された報告書のなかで述べている。

1つのケースでは、検査官達はこう述べている:「プロスポーツフランチャイズ所有権利益を持った一個人は、2003年、2004年、2005年、2006年の農業計画支払で総計20万ドル以上を受け取っている」

検査官達によって識別された他の裕福で不正な農作物補助金受取人には、「大手金融サービス会社トップ管理職、保険会社の創立者、技術会社の重役」を、含んでいる。

農務省の「ファームサービス局」はその公式会計監査への対応で、同局は入手できる資源を最大限利用したと述べている、そして、報告された不適当支払いの総計は全作物補助金支払いの1パーセント未満である、と、さらに強調した。

しかしこの危機的な不正発見事項は、最近の2860億ドル農業法の作物補助金を昨年規制する努力で最小の成功しかあげられなかった市民活動家達をたいして驚かせていない。

新オバマ政権の農務省長官人選では、まだ明確な候補者が出ていない。新しい農務長官が就任する時、彼または彼女は、前監査、調査、また会議ヒアリング記録が重なった山の上に最新の48ページのGAO報告書が待ち受けているのを見る事になる。これらの書類は共通のメッセージ(不正)を伝えている。


この新しい監査報告は以下の警告を出している:「米国農務省は、農業計画資金が、出来る限り経済的に、有効に、費やされることを確実にするもっと適切な監視なしでは、これらの資金が意図されているように農業セクターに役立つという確証は何もない。」

投稿者 bm_kanri : 17:32

■世界市民の世論調査が出る

気候問題グループの連合によって12か国で実行された調査によれば、世界中の消費者は、政府が押し問答をやめて、気候変動で行動を起こす事を望んでいる。

深刻な世界的不況の暗い見通しにも拘わらず、この調査の12,000人の回答者の43%が、現下の問題について問われた時、世界経済に先立って気候変動を選んでいる。世界の回答者の77%は、政府が、開発途上国が経済を育てることを可能にするために、公平な割合あるいはそれ以上の炭素をカットするのを望んでいる。

この調査は「HSBC気候パートナシップ」の為に実行された。この組織は、「国際銀行」、「WWF(world wide Fund/世界野生生物基金)」を含む気候NGO団体、「気候グループ」、「Earthwatch Institute」、「スミソニアン熱帯研究所」の連合団体である。

多くの発展途上国でさえ、人々は政府が温室効果ガスを削減しなければならないと述べた、中国では回答者の62%は炭素ガス放出を削減すべきであると述べて、ほんの4%だけが中国の放出が増加することを許されるべきであると述べた。メキシコとブラジルでは、80%以上がグローバルな目標に合致した、先進国と同じレベルであっても、公平な分担量の排ガス削減を望んでいる。米国では、72%の国民が、少なくとも他の国々と同じ放出削減をすべきであると述べている。

デービッド・ナスバーム(WWF世界野生物基金英国理事長)は次のように述べた:「現在のグローバルな経済危機は我々が分を超えた生活をした結果の厳しい警告である。世界が経済の回復を目指すなか、我々は、経済の破綻のない持続は勿論、長期的な環境の破綻のない持続を作りあげなければならない。」

スティーヴ・ハワード、「気候グループ」(低炭素放出経済に移行する事を目指すビジネスと諸政府の連合)の最高責任者はこう述べている:「この調査は政治家達が気候変化について合意に達するように求める人々の政治的意志が背後にある事を示している。政治家達は、今この歴史的な機会をとらえて、気候変化のグローバルな方策を獲得するのに必要な支援をいま持っているのである。」

投稿者 bm_kanri : 17:21

2008年11月26日

■プランクトン「死の」急繁茂は温暖化への警告

気候変動によって起こされている北極海の氷消失で、「植物性プランクトン」と呼ばれる決定的に重要な微細海洋植物が爆発的に未曾有に繁殖して、死滅している。この現象は餌に海洋生物に依存する、移動する生き物に大破綻を引き起こしそうである、と、スタンフォード大学の科学者が発見して報告している。

少数の有機体が北極の脆弱なエコロジーのこの混乱から利益を得るかもしれないが、様々な動物が、クジラから海鳥まで、被害を受けるだろう、と、スタンフォード大学の生物学海洋学者のケヴィンR.アリゴが述べた。

「それはすべて時期の問題です。もし移住する動物が北極に到着し、植物プランクトンがなくなっている事が分かれば、やって来た動物は間に合わなかった事になるでしょう。」とアリゴ氏は言う。

世界の海洋の至る所にある植物プランクトンは、全ての海洋生物が依存する食物網の基礎にある重大な栄養素である。植物プランクトンが豊富な場合、生き物は繁栄して、それがいなくなってしまえば海の生命は不可能になる。

アリゴと彼の同僚は、海洋表面での葉緑素存在証拠の変化(植物プランクトンの年次繁茂と消滅を測定する鍵)を研究するために、6つのNASA衛星から10年間の観察記録を集めた。衛星ネットワークは、海氷の遠大な広がりの年の出現と消失、また北極周辺の何も無い海域の増大、をまた記録している。それは気候変動が地球の北限まで支配しつつあるという証拠でもある。

それらの発見の報告は、科学ジャーナル「地球物理学研究通信」の最新号に発表されている。

-好ましくない変動-

極地周辺の氷で北海の多くを覆う毎年の深い氷結は、以前規則的な出来事であった。しかし高北極地で一千年間正常だったこと、は、もはや起きていない。地球の気候変動が世界の海洋を暖めるにつれ、より暖かい水が寒冷北極地域に移動してきて、広大な地域全体に及んだ海氷のかっては定期的な出現と消失に変化を引き起こしている。

その結果は、植物プランクトンが爆発的繁茂で出現して消える場所の移動である、と、いうことをアリゴのチームは知った。

毎年春と夏、北極海の植物プランクトンは、海水中の窒素とリンによって養われて、爆発的な鼓動で繁茂する、そして、窒素とリンが使い果されると、繁茂は終了する、と、アリゴ氏は述べている。

-より低い海氷 -

2007年度の夏は、「今まで記録された中で最低の海氷表面を経験した」と、アリゴと彼の同僚が述べ他。その海氷カバー面積は、ブルダーに在るコロラド大学「国立雪氷データ・センター」からの最近の報告によれば、2年前に記録された最低値より低い先例がない23パーセント減であった。

その無氷海面の結果、2006年の700,000トンに比較して、北極の無氷海洋の植物プランクトンの「主要生産高」は、昨年1000万トンを超えるピークに達したことを、アリゴは知った。

「北極海の氷の継続的な縮小、そしてそれに関連して起きる主要な植物プランクトンの増大は、必ず海洋の生態系に衝撃を与え...そして、深遠な生態的な変移を急発生させることになりうる」とアリゴは彼のチームの報告書の中で述べている。

投稿者 bm_kanri : 17:34

2008年11月25日

■アジア太平洋地域水会議)が開催される

クアラルンプール、マレーシア-世界人口の半分が気候変化のために2080年までに清潔な水不足に直面するかもしれない、とエキスパート達が警告している。

ウォン・ポ・ポ、シンガポール国立大学教授、は、地球温暖化が水の流動パターンを壊している、そして洪水、旱魃、嵐の深刻さを増大させている、そしてそれらの全てが、飲み水の接取を減少させている、と、地域の会議で述べた。

同教授は、「国連気象変動政府間パネル」が、20億人もが清潔な水への十分なアクセスを2050年までに持てなくなるだろうという事を見い出した、と、述べた。この人数は2080年までには32億人、ほとん現在の水無し人口の3倍、になる事が、予期されている。

飲用、入浴、料理、に使用することができる水を指す「清潔な水」への縮小されたアクセスは、給水場に達するのに何マイルも歩くことを貧しい国々の多くの村民に強制している。他の人達も、都市の掘立小屋に住んでいる人達も含み、不潔な水源から水を飲むことから引き起こされる疾病に苦しんでいる。

世界保健機構は、この10年の当初に、11億人が清浄な水を十分に持てなくなると、推測していた。

アジア、40億人以上が住んでいる所、は、最も脆弱な地域である、特にインドと中国は脆弱で、急激増大する人口が水源に対し、とてつもなくおおきなストレスをかけている、と、ウォン教授、国連パネルメンバー、は、述べた。

「アジアでは、給水は一様ではない。また、大きな地域は、水は圧迫された状況にある。「気候変動は水不足を悪化させるでしょう」と彼は、政策決定者、政府高官、学者、ビジネスマン、消費者団体代表が参加した2日間の「アジア太平洋地域水会議」で、述べた。

科学者達はこう述べている:地球の気候変動は多くの形をとり、一部の地域では旱魃を引き起こし、他方他の地域では、洪水やサイクロンの激しさを増大させている。旱魃は給水を縮小させ、また洪水は水質を破壊している。例えば高くなる海面は、多くの河口で、多くのアジア人がそこから飲み水を取水するのだが、塩分を増加させている。

「人間の文明は発展するにつれて、環境は益々否定的な面で影響されていく。洪水、旱魃、変わる降雨パターン、上昇する温度、は自然へ対する私達の非行のサインです。」と、ロザリ・イスマイル、マレーシア水協会会長、は、述べた。

この会議に参加したウォン氏や他の人達は、短期解決策として、地球温暖化と闘い、かつ水資源を保護する為、京都議定書の気候条約を受け入れるように、各政府に要求した。

しかし、詰まるところ、諸政府は、沿岸地域を保護し、水源地管理を改善し、水資源の有効性と信頼度を高める新技術を採用するためにインフラストラクチャーを構築しなければならない、とウォン氏が述べた。

国連は、37の工業国の放出を規制する1997年の京都議定書を、2009年12月にコペンハーゲンで開催される会合で達する別の合義書で置き換えるキャンペーンを目下進めている。

投稿者 bm_kanri : 10:37

■米国の有機牛乳規定に消費者運動が反映される

ミネアポリスーどんな種類のミルクが有機になるかに関する長い闘いが頂点に達している。
米国農務省は、雌牛が牧草地に少なくとも半年出ていて、沢山の新鮮な牧草を食べている事を必要とする有機ミルクのための法案を発表した。この提案は、一部の巨大酪農場が、雌牛が新鮮な草をめったに食べないのに、有機といってそのミルクを売ることができる抜け穴を閉ざすのが目的である。

家族的な酪農場の提唱者達と有機消費者は、大手の自称有機牛乳は彼等が有機ミルクとしてプレミアムを払って買うものではないと考えている。かなり多くの全体的有機生産共同体は、この有機乳製品規則で、牧草と飼料の長くなりすぎた抜け穴をやっと閉じるものとして歓迎している、と、ロニー・カミンズ、オーガニック消費者協会全国会長は述べた。

この法案の「国民コメント期間」は12月23日まで開かれる。この問題は数年前論争が沸騰した。その時に何千頭もの雌牛を備えた1握りの、殆どは荒れ地の西部州にある、大酪農場が、雌牛に有機穀物を給餌していたが、有機としてミルクを売っているのに乳牛を主に給餌場所にとじこめているのが判明した。

ウィスコンシンに拠点がある「コーヌコピア研究所」はこの非難を、主として次の2つの会社、に対して起こすのを支援した。「オーロラ・オーガニック酪農」、それはウォルマート・ストアーズ社、コストコ・ホールセール社、セーフウェイ、を含む、全国と地域小売業者にプライベートラベルの有機ミルクを生産している。もう1社は「ホライズン・オーガニック」で、最大の全国有機乳製品商標製品を持ち、テキサス、フォートワース拠点の「ディーン・フーズ」の一部で、米国最大の乳製品加工業者で、配給業者、である。

ミネソタに在るオーガニック消費者協会はボイコットを呼びかけて、その実情を伝える言葉をインターネットで何十万もの支持者に伝えた。消費者達は集団訴訟を起こした。

オーガニック乳製品は27億ドル産業で、オーガニック業者組合によれば、2006年に売られた全乳製品の約4パーセントにあたる。オーガニック酪農は全有機セクターより速く成長しており、有機に新しい消費者への重要なエントリー・ポイントになっている、と、ホリー・ギヴンズ、同協会スポークスウーマンが述べた。

農務省は、先月末に公表された連邦登録の文書では、消費者や他の人達が有機乳牛は牧草地から栄養を得るべきであるという気持ちを明確にした、と述べている。初期に出た国民コメントでは、80,500を超えるコメントのなかで、28だけが有機牛乳規制の強化に反対していた。

オーガニックの提唱者達は、原案の規則が、有機雌牛は少なくとも1年の内120日間は牧牧草地に出ていなければならなく、乳牛が成長時期に草を食うことから乾燥飼料摂取の少なくとも30パーセントを得なければならない、としている事に喜んでいる。

投稿者 bm_kanri : 10:30

2008年11月19日

■ブラジルの大豆農業が苦境に立っている

PRIMAVERA DO LESTE(ブラジル)--このプリマヴェラという所はかつて無名の場所の真っただ中にあった。その後、貧困を脱出したいブラジル人達は1970年代の終わりにこの地域に定着をし始めた。彼等は樹林を切り倒し、土地を覆う潅木を除いた。最初に彼等は米を植えた。次に彼等はダイズを植えた。10年内で、開拓者達は、プリマベラの町を創立させ、ブラジルを世界の主要な「パンのかご」に変えたダイズブームに乗った。プリマベラは60,000人の人口に増大し、10年以内に大きさが2倍になると予想されている。しかしダイズ価格が過去3か月に急落した。貸付金が消えた。

小麦、トウモロコシ、米の価格もさらに最近数か月で急落した。これは、ブラジル経済の全般的な弱まりの上に来た。南アメリカ全体は、記録的な産物高価格のお陰で繁栄した大陸だったが、今は不確実な状況が充満している。石油依存のベネズエラは急に暗い将来に直面している。銅価格の下落はチリで政府歳入を縮小させている。ボリビア経済は、錫と亜鉛鉱の価格低下で成長が落ちている。ダイズ価格の下落は、さらにアルゼンチンとパラグアイで大豆農民に影響を与えている。

ダイズ価格は、7月に1ブッシェル当たり16.40ドルであったが、今は9ドル周辺をうろついている、とリチャード・ブロック、米国拠点の農業コンサルタント、が述べている。ブラジルではダイズ生産が過去10年でほとんど2倍になった。ブラジルはいま米国と世界最大のダイズ輸出国者になろうと競いあっている。ブラジル農業省の数字によれば、ダイズは今年最初の10か月間で、165億ドル価値で、ブラジルの最大農産物輸出になっている。中国の増大する需要と生産改善がブラジルのダイズ産業をつき進めてきた。しかしブラジルのダイズ生産は2008-09年収穫が少し下がると予想されている、と、エディルソン・ギマランイス、農業省次官、は、述べた。

プリマベラはマト・グロッソ州で湧き上がってきた町の1つである。昨年マト・グロッソ州の1,033平方マイルが、ブラジル政府によれば、森林を潰している。しかもそれは2000年以来では最小の拡張面積になる。農民達は、穀物会社が彼等に貸し付け金を提供することをやめた、あるいは急激にそれを縮小した、と報告している。

この苦境に追い詰められているなかに、市長のゲツリオ・ビアナがいる。彼は多くの点でプリマベラを象徴している。10年前に、彼はダイズを植え始めた。そして彼はプリマベラで大農場主の1人になった。10月に彼はプリマベラの市長としてもう一期再選された。

ビアナ市長はこう述べた: 「私はこれまで非常に大胆でした。それはたえず闘いでした。」その苦闘は継続している。ビアナはダイズ豆の植え付けを76,600エーカーから54,000に削減している。彼は1,500トンの肥料を買ったばかりである。「しかし、私はさらに300トンの肥料が必要なのです。だが私はそのためにどこでお金を調達すればよいかわからないのです」と彼が述べている。

投稿者 bm_kanri : 11:47

■パキスタンの農業事情:地元科学者が土壌の有機転換を勧める。

私たちはパキスタンが農業国であるということを話し続けているが、私たちは生産力の主要成分である種子と土への正しい焦点を持っていません。種子は大量の技術を意味して、土壌は種子が成長するミディアムである。

-私たちの土壌は平衡がとれているのか- By Dr Zafar Altaf

土壌は単一の定義に抵抗する。しかし、皆は、農民がインプットを助言されている土壌へ同じ定義を持ってくる。その話は簡単で、尿素1袋とか、DAPの2袋が標準レシピになる。私が綿のBT遺伝子と解放授粉種子を調べていた時、BT遺伝子はDAPを6袋と尿素を2袋を要求しているが、他方の解放授粉種子は、DAPと尿素を各1バッグでよかった。

土壌は生きている物質で、常に変動していて、ダイナミックで、生命とエネルギーとミネラル分を持つ完全な生きているシステムである。土壌は環境の中の他のあらゆるものと同じで、脆弱で、一度破損されると改修するのが困難である。不運にも、ほとんどの農業慣習はこの土壌を破損してきていて、破損し続けている。有機的な仲介の目的はこの損害を止めることである。

土壌が成り立っているのは、25パーセントの空気、25パーセントの水、45の鉱物、3-5パーセントの腐植物、1パーセント未満の生きている有機体である。健全な状況の下では、土壌は、土は緩く、砕けやすく、有機物質が豊かで、昆虫やミミズや微視的動植物、で、生きている。土壌は水引きがよく、甘い臭いがして、湿りがあり、様々な鉱物と栄養素が豊富である。土壌中の空気と水の重要性は決定的なものである。また、これらの2つの要素は土を抜けて自由に移動することができなければならない。自然なバランスを備えた土壌は、よい結集性、排水、通気、保水性を持っている。

土壌のミネラル部分は、朽ちている岩性物質、砂泥と粘土を含んでいる、それらは、カリ、リン、また多くの微量要素の起源である。土中のミネラルは、微生物の摂取物、植物の栄養素の遅い放出を供給している。微生物は、健康な土の小さいが重大な割合を構成している。これらの微細な植物や動物は土中で、生まれて、生きて、死んでいく。

有機物質と微生物は普通病んでいる土壌のなかには欠落している。ではなぜパキスタンは非有機の肥料に固執して、有機的肥料へ移動しないのか。この悲劇は西洋から受動された知識、および自国の科学者達に対する信頼に関係している。緑の革命は今死んでいる。しかし、私たちは、企業部門の圧力を受けて、土壌の干渉を継続している。それは費用が高いだけではなく、私たちの国土にも有害である。

私はイスラマバードから離れた所に住んでいて、私の小さな土地(2分の1エーカー)は健康な植物が生えていて、そのような地域では多くの植物はなんの肥料もなく、農薬も無くて、育っている。過去10年間、私は無機肥料あるいはどんな農薬も使用していない。そして、私は自然のシステムで十分にやっていける。水も土地も少ないが、すべての1滴が大事にされている。

米の苗が移植される前に、なぜ土壌は圧縮されるのか。圧縮は有害な効果があり、土壌を損なう。どんな種類の圧縮もそうなるだろう。事実は、私たちは雑草除去の目的で米作地に水をはるのです。それは最早必要ではない。なぜなら農民達は殆ど経費をかけないで、今バイオ除草を開発することができるからである。農民達は自然のシステムを観察するために目を開いていればよい。有機的なプログラムはやがてこの弊害を正すだろう。私たちは、問題を独力で解決することを学ぶ必要がある。

投稿者 bm_kanri : 08:43

2008年11月17日

■ハワイの農業と遺伝子操作作物問題

ヒロ(ハワイ)--ハワイ市議会は、ビッグアイランド市長による拒否権を覆し、遺伝子組み換えタロイモとコーヒーを禁止する。
市議会は、ハリー・キム市長の拒否権を満場一致で覆えした。キム市長は、ハワイが遺伝子組み換え生物の試験を通じて世界に食を供給する義務があると、主張していた。郡議会メンバーは10月に禁止措置を承認していた。

多くの現地住民は遺伝子操作禁止を支持した。彼等は、人間はタロイモの根の土から生まれてきたというハワイの伝承を引き合いに出していた。

禁止法案の反対者達は、生物学研究者、農民、財界主導者、を含んでいる。彼等は、作物を、病気と害疫から救う為には科学が必要であるとのべた。

辞任していく市長ハリー・キムは、10月の禁止法案に拒否権を出していた。遺伝子拒否は9対0の投票で議会で可決された。キム市長の拒否権を覆すには6票しかいらない。

市議会議員ボブ・ジャコブソンはこう述べている「私の立場は変わりません。私は、遺伝子操作の汚染からはコーヒー農民とタロイモ栽培者を保護する必要があると思います。私は、提案された禁止を心から支持します。」

禁止支持者は、遺伝子組み換え作物が有機栽培品種や特別な品種を汚染するかもしれないと主張しいる。さらに彼等は遺伝子組み換え作物を食べることにより引き起こされる潜在的な健康危険に関するもっと多くの研究を要求している。

市議会議長ピート・ホフマンは、遺伝子操作禁止を支持する「圧倒的な」大衆の証言をすでに聞いていると述べて、再びそれを支持すると述べた。

もしこの禁止が法則になれば、違反は1,000ドルになる罰金を引き起こしうる。

投稿者 bm_kanri : 17:49

■世界を多角救済する「グリーン・ディール」政策への期待

オバマ行政府、新しい議会は、地球温暖化への積極的なアプローチを志向すべきであると、と科学グループが述べている。

ワシントンー「憂慮する科学者ユニオン」(UCS)は、新しいオバマ政権と議会によって気候変動と闘うために、退陣するブッシュ政権による8年に及ぶ長年の妨害の後に、迅速で決定的なアクションを期待している。

「憂慮する科学者ユニオン」会長ケヴィン・ノブロッフはこう述べている:「オバマ次期大統領は我々の経済、エネルギー、環境問題は同じ解決策で対処できると主張してきた。我々は、ここ国内で何百万もの新しい仕事を生み出し、資本投資を拡張し、我々の国が外国石油にあまり依存しない、地球温暖化の最悪結果を防ぐ、クリーンエネルギー経済を構築するため、新大統領と議会が協力する事を期待している。」

「ブッシュの否定と遅滞の過去8年は終わります。投票者達は、クリーンエネルギー、緑の仕事、我々の子供と孫に安全な気候を支援する候補者達を大いに支援しました。」

来年、新しい行政府と議会は、クリーンエネルギーに投資し、全米送電網を近代化する事により、経済不況から米国を引き上げるのを助ける「グリーン・ディール」政策を始動させる為多くをする事ができる、とノブロッフ会長が述べた。

「議会の重大なステップは、地球温暖化ガス放出に関して削減していく上限キャップを持った強い連邦気候法案を可決させることです。そのようなキャップと交換取引システムは、新しいエネルギー源に出費し、かつアメリカ人が自分のエネルギー・コストをマネジして、削減するのを助ける、歳入を生み出すだろう。」」とノブロッフ氏が述べた。

連邦立法者達は、北東部10州の「地域温室ガスイニシアチブ」の6州によってつい先月取られた模範に従うことになるだろう。この6州は、地方の「上限キャップと交換取引」体制の下で、二酸化炭素排出許可の最初の米国オークションでほぼ3900万ドルを集めた。もしこの最初のオークションの価格がもてば、このオークションは、エネルギー効率イニシアチブと再生可能エネルギー開発への投資で毎年5億ドル以上を生み出すだろう。

「憂慮する科学者ユニオン」の分析によれば、もし議会が、例えば、2020年までに米国電気の20パーセントを再生可能資源から取る事を要求すれば、それは185,000の新しい仕事を生み、民間設備投資で667億ドルに拍車をかけて、バイオマスおよび風エネルギー生産のため土地を賃貸する事で農民、牧場主、地方地主に256億ドルを提供して、そして、2020年までに新しい地方税収入で20億ドルを生み出していくだろう。

それは、消費者の電気と天然ガス請求書を、2020年には105億ドリ、2030年には318億ドル削減させるだろう。また、それは、2020年には年間2億2300万トンの地球温暖ガス放出を削減するだろう、この数字は道路から約3600万台の自動車を排除した事に等しいものである。


「憂慮する科学者ユニオン」は、健康な環境と安全な世界の為活動する主導的な米国の科学に基づいた非営利団体である。この組織は1969年に設立されて、ケンブリッジ(マサチューセッツ州)に本部を置き、バークレー、シカゴ、ワシントンD.C.にオフィスがある。

投稿者 bm_kanri : 17:40

2008年11月14日

■国連食糧農業機構(FAO)が警告声明

ニューデリー:国際金融危機の中で、国連食糧農業構成(FAO)は、落ちていく食品売価格と貸付金のアクセス減少が、農業生産に打撃を与えて、世界的な食糧確保を脅かすだろう、と、警告を出している。

「下落している食品売値と融資不足が結合して、農業生産に痛烈な衝撃を与えて、世界的な食糧安全保障に非常に深刻な影響を及ぼすかもしれない」とFAOがその最近発表された「食物見解」の中で述べている。

グローバルな金融瓦解(メルトダウン)のさらに危機的で、起こりそうなインパクトは貸付金に及んで、無融資は、開発途上国の農業開発への主な制約の1つとして広く認められていて、融資の限定はどの利子影響より、ずっと深刻になりそうだと、その国連見解は、述べた。

FAOは、1996年のアジア金融危機から教訓を得て、諸国と投資者達が、開発途上国に於ける農業発展のコミットメントを果たすことを督促した、なぜなら農業が「緩衝・バッファー」の役割をし、経済の他のセクターで起きた大きな損傷を緩和するのを助けるからである。

しかし、開発途上国の財務状態へグローバルな貸付金引き締め(クレジット・クランチ)の影響は、発展途上国の成長率だけでなく、また国際的貸付信用に於ける、その借り受け状況と信用に頼っているからであるとFAOは述べた。

その声明はさらにこう述べている:金融危機のインパクトはマクロレベルで開発途上国で感じられるだろう、それは潜在的に、農業と食糧安全保障に負の効果を伴うものである。

投稿者 bm_kanri : 17:57

2008年11月13日

■ファースト・フードは科学的に何を意味するのか

1000億ドルのファースト・フード産業がトウモロコシの土台に依拠しているという事は、難しい科学的真実というよりも、憶測や見た目で、察知されてきた。だがこれからは違う事になる。

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アメリカ全土のレストランからの化学分析は、ファースト・フードの中で使われるすべての牛あるいは鶏のほとんどは、トウモロコシの餌で育てられている事を示した、そして、貧弱な食習慣に補助金を交付することで政府の役割へ新たな批判を起こしている。

ハワイ大学地球生物学者、そして今回の研究共同執筆者A.ホープ・ジャレンがこう述べている:「これまで人々は自分達が観察したり、発見した事を話にしてきた、それは個々のジャーナリストや個別の消費者としてであった。だが、そういった逸話は科学的立証を意味しない。私達の場合は、この食品がどのように生産されているかについて全国データを獲得した。それは非常に客観的です。」

トウモロコシは米国では農業の中心である。米国ではトウモロコシはどの他の作物よりも多量に栽培され、そしてより多くの政府補助金を受け取っている。1995年~2006年の間に、トウモロコシ生産者は連邦政府補助金の中から560億ドルを受け取ってきた。さらにこの年度の補助金数字は間もなく100億ドルに達するかもしれない。

しかし近年環境保護者達は、トウモロコシに持続できない農業の烙印を押している。トウモロコシは大量の肥料と農薬を必要として、そしてその両方は製造する為多量の化石燃料を必要としている。

その結果産出されるトウモロコシのほとんどは、生き延びるためにトウモロコシだけを食べて進化したわけではない家畜に給餌されている。牛では、トウモロコシを食べることは、メタン(有力な温室効果ガス)の腸内膨張ガスの放出を増加させる、そして食中毒の通常原因である「eコ-ライ」が多量な腸内環境を作り出している。それは、抗生物質を牛飼料に混ぜる事が必要になり、それが今度は、耐抗生物質を持つ疾病菌種を生みだしていく。

そういった家畜の多くは、高カロリーで低栄養のフランチャイズ・ファースト・フードで出る食べ物になっている。それは肥満、糖尿病、心臓病に繰り返し関連していると言われている。ファースト・フードの最大のセールス・ポイントはその安い値段である、そして、それができるのはトウモロコシの普遍的な安さがあるからだ、と、産業批判者達は言っている。

ジャレンの研究チームは、米国の6都市の、マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズ・レストラン、からのハンバーガー、鶏サンドイッチ、フレンチフライを分析した。そのすべての場所での両タイプの肉では、窒素と炭素の自明な痕跡は、その家畜がトウモロコシだらけの餌を食べたことを示した;牛肉の場合には、162のサンプルのうち150サンプルが、トウモロコシだけを食べた動物からの肉であった。揚げ物はトウモロコシに基づいた油の中で揚げれていた。

これらの結果は驚くべきものではないが、「ほとんどの人々はトウモロコシ成分が食糧供給で浸透している範囲に気づいていない」という事実を強く表している、と、ニューヨーク大学食物研究エキスパート、マリオン・ネスレは、述べている。

栄養を別にして、ジャレンは、消費者に自分達が食べるものが示唆する事を考慮するように求めている。「あなたがファースト・フードでお金を払う場合、常に、それはトウモロコシ産業へ直ちに戻っていくのです。」と、彼女は言った。

「ホワイトハウスで新しい大統領が仕事をはじめようとしています。それは農業政策を再調整して、肥満に関して考え直す大きな機会です。今回の研究は、多くの面で一つの産物に収斂していくことを示しています。」と、彼女は述べた。

投稿者 bm_kanri : 16:10

2008年11月12日

■タイでH5N1ウィルスの感染勃発が報告される

タイ、バンコク–致死性H5N1鳥インフルエンザウィルスが10か月ぶりにタイ北部で検知された。

実験室の試験は、7件の鶏の死が先週、スコータイ州で報告された後、1羽の鶏がこのウィルスに感染していることを日曜日に確認した、と農業大臣「Somsak Prisana-anantakul」が述べた。

これらの死は、家族が17羽の鶏を養っている田舎の家庭で生じた、と彼が述べた。

残りの10羽の鶏は予防対策で処分殺されて、この家周辺半径5キロメートルが発生ゾーンと宣告されて、封鎖された、と彼が述べた。

「状況はコントロールされている。」とソマスク農業大臣が電話で言った。

それは1月以来タイで鳥インフルエンザの最初のケースであった。1月は2つの他の発生が報告されていた。

タイからの冷凍鶏肉の輸出は2004年以来中止されてきた。

鳥インフルエンザは人々が容易に感染する事はない状況が続いている。しかし、健康に関する専門家達は、このウイルスが人間の間に容易に拡大する形に変異して、広域悪疫に火をつける事を心配している。

これまでのところ、ほとんどの人間発症は感染した鳥との接触にリンクされてきた。

世界保健機構によれば、世界中では少なくとも245人がこのウィルスで死んでいる。


投稿者 bm_kanri : 09:01

2008年11月11日

■オバマへの米国環境科学者達の切迫した期待

バラク・オバマが大統領に就任するに際して、彼は気候変動規制法と、グリーン・エネルギーへの投資を最優先事項にしなければならない。また、彼は、大胆で政治的に不人気な行動であっても、地球温暖化に対処しなければならない。

バラク・オバマは歴史的な勝利を勝ち取った。そしてその勝利には、フランクリンD.ルーズヴェルト以来最も困難な状況の下で、執務する権利を取った事になる。恐らくルーズヴェルトの時代よりもっと困難になるだろう、なぜならルーズヴェルトとオバマ両者は対処すべき金融瓦解(メルトダウン)をもっているが、オバマは「メルトダウンのメルトダウン」に直面している:即ち、それは我々文明の土台を崩そうと脅かしている地球の気候システムの急速な「解体状況」(ディスインティグレイション)である。

それは大袈裟なメロドラマ的な態度だろうか。今年初めに書かれた学術論文の要約から引用してみよう。それは今オバマ氏の為に働いている人達の一人、NASA科学者ジェームズ・ハンセン氏によって書かれたものである。「もし人類が文明を発展さしてきて、地球生命が適用してきたこの地球に類似する地球を保存したければ、旧時代気候学の証拠と進行中の気候変動は次のことを示している:大気圏のCO2は現行の385ppm[parts per million]から350ppm.に削減しなければならない。言い換えれば、もし我々がこれ以上炭素を増加させ続ければ、地球自身が我々の努力を無効にしてしまう。

このハンセン氏の算出は、以下に述べる事を科学に依拠させたものである:即ち、すべてが直ちに変わらなければならない。いずれにしても、次の項目はオバマ氏が推進しなければならない事のいくつかである:

グリーン・エネルギーでの巨大な政府投資をする事。これが政治的に妥当な希望になる為には、それが我々を金融泥沼から引き上げてくれる唯一の巨大な刺激努力として見なされなければならない。我々は少なくとも必要とされる技術のいくつかを持っているー風力、新しく有望な砂漠太陽電池、常に有用な絶縁技術(その設置は少なくとも多くの仕事を生み出すだろう)。さらに、また核を押しあげてもよいかもしれない、しかしそれは長い時がかる、そして合理的なリストに入るにはあまりに経費が高すぎる。まだ、使ってはいけない技はないのだ。

厳しい炭素上限、それはそのプロセスを押し進めるのを助ける事になる。現行の上限キャップと交換取引は弱すぎて、抜け穴だらけになっている。議会を通じて清潔でタフな法案をつくることがオバマ大統領の先進事項でなければならない。

ひとたび新大統領が国内でこのタフな仕事をすませば、彼はそれをもう一度地球全体でする必要がある。ジョージ・W.ブッシュが大統領就任数週間後に放擲した初の慎ましい国際努力である京都条約に次ぐ後継協約を提出する為に世界は、2009年の12月にコペンハーゲンで会合する事になっている。

詰まるところ最後にくるものは次の事である:ツケの支払いが迫っているのである。それは単に、あるいは主として、失敗したブッシュ大統領職からのツケだけではなく、200年間化石燃料を燃やした事から来るツケである。20年前に地球温暖化について我々が心配し始めた時、我々はそれらのツケを払うのに一世代かかるだろうと、思った。しかし、我々は間違っていた。地球という惑星は我々が思っていたよりずっと繊細にバランスがとられているものである。溶解していく北極は、差し押え屋からの呼び声なのである。

何らかの希望が成功するには、オバマが腹の底から、気候、エネルギー、食物、経済が今絶望的に絡み合っていて、そしてこれらの問題のうちのどの1つでも、他の問題をとりあげずに、解決しようとすれば、すべての問題をさらに悪くするだけだという事実、を、理解する事が必要なのである。さらに、彼は本能的に、我々の時代の唯一の赤裸々な事実を理解する必要がある:即ち、どれほど多くの投票があっても、どれほど多くの院外活動をしても、どれほど多くの圧力を加えても、物理と化学の法則を修正することはできない。それは政治家が取り引きに慣れている法則ではない。それらの法則には、好悪に関係なく、従わなければならない。350ppmは、今地球上の最も重要な数である、現実の現実を定める「レッドライン」である。

見張るべき最初のサイン:オバマ大統領が来月、「国連気候変動会議」にポーランドへ出かけるかどうか?そして出かけて、炭素に関する国際的な討議で電撃的な衝撃を与え得るかどうかである。

オバマ、そして、残りの我々、は、恐れ以上に恐れるべき大きなものを持っている。我々は炭素ガス放出をしている、そして真しく今それは地球で最も恐ろしいものである。

投稿者 bm_kanri : 12:48

2008年11月08日

■トップバナナを探求する科学

ロッテルダム(オランダ)--バナナを黄色にしておくのは容易ではない。
バナナを熟しているが茶色の斑点なしで市場へ出すのには、注意深いタイミングが要る。それは自然のリズムに少し手を加えて、ますますコンピューターで駆動されている、技術的な運システムが必要である。

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完全なバナナはかつてはまれで貴重な発見であった。しかし、技術はそれを変えている。暑苦しい熱帯地方の木から寒冷な北部の食料品店の棚まで、科学者達は、食物販売通路を強くし、あたかも摘みたての様に新鮮で、離れた消費者に届くように腐敗しやすい食品の棚寿命を伸ばす新しい方法を探求している。商業的には、そのゴールは、上質食物の需要をどんな場所でも、常に最大の利益で満たすことである。

サプライヤーはこれらの食品を長距離移動させる必要があり、劣化と無駄を減少させ、気候変動させる炭素放出を抑制しなければならない。世界の貧しい人達の生存食品である穀物や米のような食品ではそれほど困難ではない。しかし、貧弱なインフラストラクチャーしかない開発途上国では、収穫された果物と野菜の半分もが輸送で食べられる前に腐敗している、と、食品科学者ヘンリー・ボウリグターが述べている。

先進工業国でさえ、10から20パーセントが失われている、その多くは、レストラン、食料品店、消費者によって捨てられている。しかし食品の損失はしばしば農場に近い場所で始まり、食品が移動するにつれ、悪化していく。「Perfotec」、オランダの会社、は、ビニール包装フィルムに微視的な穿孔をするレーザー機械を製造している、それは、包装食品が減少された度合いで呼吸することを可能にしている。それは成熟を5日間まで遅くさせる。

それは、アフリカ、ラテンアメリカあるいはアジアの農民にとって市場を開くのに十分に長く食品寿命を延ばしてくれる単に1つの技術である。食品は飛行便ではなく、船便によって、より大きな量で、より低コストで、さらによりコントロールされた状態で、移動できる。海上輸送は、「マエルスクライン」、世界最大のコンテナ輸送オペレーターによれば、果物の1箱当たり、25倍少ない炭素放出になる。

食物移動がより大きくなるにつれ、市場は移動している。ウォルマートのようなメガバイヤーは、高品質の最も安い供給業者を捜している、と、オランダ、ワゲニンゲン大学、調査センター、のポスト・ハーベスト科学技術者、ボエリグターが述べている:「労働力が安いところで、高い規模の生産農場が出てくるのです」と彼が述べた。1例として、スペインは、エジプトのイチゴを、自身が主要生産国であるのに、輸入し始めている。

冷蔵輸送は1870年代以来使用されてきている。1870年代に東海岸へシカゴの家畜収容場が肉を送り始めた、それは鉄道車両の屋根を通じて氷を落とし、氷を補充する為頻繁に停車して行われた。今日では40フィートのコンテナーが、特に設計された収納箱で高く積まれたパレットの周囲に冷たい空気を循環させている。必要ならば、窒素が酸素レベルを低下させるために封鎖された容器に送り込まれる。

2005年に欧州連合によって安全性を認可された米国の革新技術は、果物を実際に眠らせる。「SmartFresh」として市場に出されている、活発成分「1MCP」は、エチレンの効果、熟成を引き起こす化学物質、を禁止させる。

貯蔵室あるいは密封した冷蔵庫内部の水道水に溶かされた白いパウダーの大さじ一杯は、300万個のりんごを2週間まで、ぱりぱりで、新鮮に保つ事ができる、とイーボン・ハルツ-ピトレ、この製品を作る「AgroFresh」社のヨーロッパコミュニケーション・マネージャー、が、述べている。

オランダの花栽培者は「抑制された大気」を備えたコンテナーに新鮮に保たれて、ニューヨークへ海路によって困難な品種を送り始めた、と、専門家が述べている。甲殻類が、冷凍されて空輸されるのではなく、30日でヨーロッパへカナダから水の大樽に入れられて船便で送られている。まぐろや他の寿司専門品種は華氏マイナス75度に達するスーパー冷凍装置で日本へ送られている。

ドミニカ共和国からのバナナがオランダ、ロッテルダムの倉庫で荷を降ろされている。15日間の輸送過程の条件を記録するために、携帯電話サイズのモニタリング・ユニットがいくつかの果物箱に取りつけられている。そのデータはコンピューターにダウンロードされて、1時間以内でバナナは冷蔵室へ移動される。そこで温度は配達スケジュールによって調節されている。

「これらのバナナはまだ生きています」と担当官が述べている。それらは呼吸していて、それらは熱を生成して、成熟している。「私達が行う事は、その過程を遅らせる事で、それを止める事ではありません。」

投稿者 bm_kanri : 16:55

2008年11月07日

■養鶏の不審死と騒音問題

イギリスにあるカプロー放し飼い農場では、鶏は野原を歩きながら羽にかかるそよ風を楽しんでいる。

しかし、一連の不可解な死が放し飼いの鶏の多くを襲った後、所有者のアビ・ビンセント=ロイドはどこかで何かがこれを起こしているのではないかと疑っている。

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彼女は、低空飛行する熱気球が視界に現われるごとに目撃した事がある:彼女が飼っている鶏が動転して、隠れる所を探すように走り、パニックで衝突して、まるで接近する「怪物」から逃げているようなのである。

放し飼い養鶏農民、アヴィ・ビンセント=ロイド、は、彼女の雌鶏のうち30羽が、熱気球からの恐怖で逃げている間に死ぬのを見た。

その後、獣医は、死んでいる鶏の内何羽かが体内の産むまえの卵を破砕していて、さらにその卵が感染されていて、それらの鶏を殺した事を発見した。

ビンセント=ロイドさん(32歳)は、鶏が熱気球から逃れる際に衝突して、卵が壊された、と、信じている。熱気球は、ハ-フォードシャー郡、ワイア・ヴァリーにある農場の上を60フィートの低空で飛んでくると、彼女は主張している。

これまでのところ、彼女の300羽の鶏のうち30羽が死んでいて、近くにあるホーム・レーシーにある気球離陸地点から飛行を提供している会社に抗議を提出した。パイロット達は今飛べい鶏の放し飼のフィールドを避けるように命じられている。

雌鶏群が隠れる為に走り、お互いに衝突して、体内の卵を壊して、感染を起こして、死亡している。

ビンセント=ロイドさんは次のように述べた:「鶏が気球を見る時、鶏は狂ってきます、鶏は気球が巨大な怪物で、自分達を食べにくると思っているのです。

「私達はこの農場でいくつかの非常にまれな品種を飼っています。また、私達は、雌鶏が自由に走れるのを誇りにしています、だからこれは壊滅的な事です。

「この気球飛行は夏に始まりました。そして私達はその後、何週も死んでいる雌鶏を発見し始めました。熱気球は美しいものに見えるかもしれません。しかし、鶏は気球を怖がっています、特に気球に入れられているガスがシューットという音を聞く時にはさらにそうです。」

鶏が、腹内の器官を覆っている腹膜の炎症、腹膜炎、で死んだことが明らかにされた時、彼女は鶏の死の裏にある奇妙な理由についての疑念を強くした。

「こわれた卵の破片とその中身が鶏を感染させて、鶏はそれが原因で死ぬのです。それは恐ろしい死に方です。」

気球会社の飛行業務部長サンドラ・ホサック氏は次のように述べた:「我々は、明らかに地方で多く活動しています。また、明らかに、我々は、我々が上空を飛んでいる所の動物を害したり、苦しめないようにしたい。」

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養鶏農民は、熱気球によって出される騒音が鶏を殺していると述べている。

ビンセント=ロイドさんは、2年半養鶏をしているが、低空飛行する空軍のジェット機も彼女の家禽を怖がらせていて、この恐れについて、国防省にまた手紙を書いている。

ピーター・シンクレア、ウェールズとマーチに於ける英国空軍のコミュニティ・リレーション士官、飛行中隊長、は、次のように述べている:「私は納屋飼いの鶏が、騒音を聞く場合、何が起こっているか分からないので起きるこの種の事件を聞いた事があります。鶏が、怖がった時、納屋の中で固まってより集まり、時にはこれで鶏が潰される事があるのです。

「しかし私は放し飼いの雌鶏にこの事が起きるのを前にも聞いた事がありません。私はビンセント=ロイドさんとこの問題について話し合いをして、何かができるかどうかを見てみたいです」

投稿者 bm_kanri : 10:25

2008年11月05日

■世界の水が危機に面している

既に10億の人々は十分な清潔な飲料水を持っていない。少なくとも20億の人達は飲むのに適切な水に頼る事ができなくなっている。水不足は、世界のほとんどの悲惨な危機の多くの原因にされている:病気と栄養失調から出る毎年何百万人もの死者、慢性的な飢餓、子供をよい生活の希望を与える学校に行けなくしている貧困。ほとんど苦しんでいるのは貧しい人達である。しかし、金がある国も苦るしい立場にある事がますます増えている。オーストラリアはつらい多くの雨なしの年月に耐えてきたので、主要な気象学者は、もう「旱魃に捉まっている」と云うのをやめる時がきている、雨不足が永久的である事を受け入れるべきだと、述べている。

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昨秋、米国の一部の地域では、水の供給が非常に悪くなったので赤十字がテネシー州のオームの町に詰められた水の便を配達した。「私は考えましたね、赤十字救援なんてありえない、私たちはアメリカ人なんだよ。」と住民のスーザン・アンダーソンはリポーターに伝えた。カリフォルニアでは、アーノルド・シュワルツェネッガー知事が17年間で最初の州全体の水飢饉を宣言したが、一部の農民は今年作物を放棄した。

他方バルセロナの水状況は非常に絶望的だったので、バルセロナは、海岸に沿った都市から水のタンカーを輸入し始めた。雨が多いので悪評高い英国でさえ、水は、人口稠密な南東地方では大きな問題になったのである会社が海水の脱塩工場建設を計画している。これは石油で富んだ砂漠の国で連想される絶望的な種類の手段である。

「ストックホルム・インターナショナル水研究所」は「厳しい破綻を生む人間の危機」について語っている。世界経済フォーラムの創立者、クラウス・シュワッブ、は、「完全な嵐」を警告している。国連事務総長バンキムーンは、「水戦争」の亡霊を呼び起こしている。そして人口が増大していき、金持ちになっていき、そして、地球温暖化が気候を変動していくなか、エキスパート達は、もし何か対策が取られなければ、何十億の人が水不足を蒙り、飢え、疾病、移住、そして、究極的には紛争を引き起こすだろうと、警告している。

この大災害を回避する為に、政治家、経済学者、エンジニア達は、水を管理する方法への劇的な変更を要求している。それは、植林、簡単な貯水井戸から始まり、地球をダムと水導管で水の通路網を再構築する数十億ドルの計画、あるいは下水道と海から真水を製造する事に及んでいる。

水の危機は人間による過剰開発から出た環境への大災害が現れたものである。今の時代は、ノーベル賞を受賞した化学者パウル・クルッツェンが「Anthropocene・人間本位」と呼んでいる時代である、なぜなら、自然のシステムが人間の活動によって基本的に変更されているからである。そしてこれは人々が定着して、森を切り倒し、農作を始めた時すべて始まったものである。

理論上では、地球にはその65億人を支えるだけの多くの水がある。地球の97パーセント以上の水はすべて塩水である。また、ほとんどの真水は南極地方とグリーンランドの氷床に固定されている。しかしそれでもまだ使用できる1千万立法キロの真水が残っていて、大気と地球の間の蒸発と降水のサイクルで循環している。地球ではそれが地下帯水層、湖、川、氷河、雪塊氷原、湿地、永久凍結層、土壌のなかで現われてくる。各立法キロは一兆リッターの水、あるいは十億トンの水に等しく、それはナイル川に残っている毎年の流水に等しいものである。

グローバルな人口増大、経済発展、食肉や酪乳と魚タンパクへの増大する欲求はこの50年で人間の水の要求を6倍に上げた。その間に水の供給はいくつかの面で縮小された:概算845,000のダムが、下流のコミュニティーから水と沈殿物を奪い、蒸発を増加させて、世界の川の内のほとんどを詰まらせている;水の半分までが漏出で失われている;さらに10億の人々は適切なインフラストラクチャーをまさしく持っていない、そして残されている水は農場と工場から出る化学薬品と重金属によってしばしば汚染されている。これは1億人以上の人々を中毒させていると国連によって非難されている。さらに降雨が多くの地域ではずっと依存できなくなってきている。

国連は、「水の欠乏」を、毎年各人が飲み、洗い、食物を育て、産業を行うのに使う再生可能な清潔な水が1,000立方メータより少ないものとして定義している。この計量では世界の半分の人口は水不足を蒙っている国々に住んでいる事になる。ヨルダンは、1年当たりの1人当たりの再生可能な水がたった160立方メートルになり、世界で最も水不足な国の1つになっている。

何百万もの他の人々にとっては、水の悪い供給は生死の問題である。清潔な飲料水と衛生の不足が、疾病と栄養失調で5歳以下の1100万人の子供の死亡の主要な原因にされている。さらにそれはほとんど慢性的に空腹な10億の人々の原因であり、また20億人が国連食糧農業機関が「食の不安」と呼ぶもので苦しんでいる20億人の原因である。なぜなら彼等は「活発で健全な生活」の為の適切な食物と栄養をもっていない。またそれは6千万人の、少女を学校に行けなくしている。

レスター・ブラウンは彼の最近の本、「プランB 3.0」で苦境をカタログに挙げている。中国、インド、米国、パキスタン、アフガニスタン、イラン、サウジアラビア、イエメン、イスラエル、メキシコの穀倉地帯では、地下水面は時には年間何メーターという数字で落下している。ポンプ吸水の水を探す為に1キロメートル以上も掘削されている。さらに数千の井戸が全く枯渇してしまい、農業の生産高が縮んでいる。これらの国々は世界の半分以上の人々を抱えていて、しかもそのほとんどの穀物を生産している、とブラウン氏が警告している。他方、人間の苦痛の只中でほとんど忘れられている、自然界の恐ろしい結末がある:即ち淡水魚の個体数が1970年と2000年の間に半分減少している、と、国連が述べている。

すべてこれらのダム、灌漑水路、ポンプや水管、は何十億もの人々に、巨大なグローバルな過剰な取水をさせている。エキスパート達を心配させていることは、人間がより少ない水を取りだす兆候がないということである。

2年前に、「インターナショナル水管理研究所」(IWMI)は、700人のエキスパート達による報告書を公表してこう警告をしている:3人のうち1人が「水不足」の1つのあるいは別の形に耐えてきた。「私の水不足は、水を得るために女性が懸命に働く場合である。あるいはあなたがもっと水を割りあてたいが、そうできない場合である、と、デビッド・モルデン、スリランカに在る環境組織の副所長が述べている。

モルデンはこう警告している:状況はずっと危機的である、食物の増加する需要、生物燃料の最近のブーム、そして気候変動のためである。それに、もう一つの強い需要を加えることができる:即ち、自然もまた水を必要としている。この事は、ヨーロッパや他の国々が「最小の環境の流水を所定の場所に残すことを確保させる立法に及んでいる。

食物についてだけで、世界銀行は、水の需要が2030年までに50パーセント上昇するだろうと推定している。また、「IWMI」は、水の需要が2050年までにほとんど2倍になるかもしれないと恐れている。

最終的には、諸政府はいくつかの道を直ちにとる事を強いられている:人間と環境への水の真価を反映する水の価格を上げる事、効率と供給を改善する技術に投資する事、もっと多くの公益活動に従事する事、入って来る水や食物を止める事ができる隣人と和解する事。しかし、これらは、もし人々が貧困からぬけだして、より高い価格、資本投資、輸入に金がだせるようになった場合にだけ、可能になるだろう。

人は1日当たり約50リットルの水を使用する。産業はその2倍を必要とする。しかし農業はさらにもっと多くの水を必要とする。事実農業は人間によって使用される水の90パーセントを使っている。

投稿者 bm_kanri : 11:36