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2008年07月30日

■小さな農業が未来になる

ナポレオンはフランスがずっと大きくなる事を望んだ。彼はもっと多くの領土を欲した。 ウォタルーの敗北まで、何も彼を止められなかった。我々人類も、我々のウォタルー(Waterloo)に突きあたったのか?我々は「大きさ」に対する決して終わらない願望で遂に壁に突き当たってしまったのか?

私は何年も前に私の農業オペレーションをより大きくすまいと決心した。
私は45頭の雌牛の乳を絞って、その飼料を育てて、そして少し直接のマーケティングをすることが好きであった。私は小さくあることが好きであった。

「絶望的に時代遅れだ」と私は言われた。地元のチーズメーカー達は諦めつつあった、地元の食肉加工は過去のものであった。小さな農業は死んでいた。発展途上世界は自分を食べさせることができなくなって、工業型農業システムを必要とした。

誰が緑の革命(Green Revolution)に逆らった事を言えたろうか?それも現在の食物危機までであった。それは食物の欠乏というより安い食物の欠乏である。貧しい人達は食べものが買えない、そして中産階級は痛みを感じている。何故産業型農業が世界を食べさせていけなかったのか?

それには問題があるのだ-産業型農業は世界を食べさせる事が決してその意図ではなかった。70年代の善意ある研究者達と私自身も含む熱心な大学院生は我々の生きている間に飢えを排除することができることを確信していた。我々は良い意図を持っていた、しかし大局は常に利益を生むことに関わりがあった。

農民達は、安い燃料、肥料、たくさんの化学薬品、を、使って、もっと多くのエーカーに植え付けをして、十分な嵩高を生産して、そして一般的に利益を生むことができた。
これは、もちろん、種子会社、薬品会社に利益を与えた。彼等は、自分の種子を取って置き、そして小さい面積を世話する小規模農民は多くの金を使わい事が、ずっと前に分かっていた。

大きい食肉業者と乳製品加工業者は地元の加工業の終わりを予期していた。
大きな業者の市場占有率は増加して、より大きくなって行った。彼等は、労働組合を破壊することによって、ずっと低い賃金を支払って、移民労働者を連れて来て、利益を増やして、そしてさらに大きくなることができた。

それは雄大な計画であった。アグリビジネス/農業関連事業は四半期から四半期へと次々利潤額を増やしていた。アグリビジネスはより大きくなったら、それだけうまく機能した。農場がより大きくなり、そしてさらに多くを生産するにつれて、家畜、ミルク、穀物に対して払われる価格が下がって行った。小さな農民は、ユニット当たりの利潤額が下がって行けば競争できなかった。そしてただより大きい生産会社だけが生き残ることができた。

石油価格が上昇した、そして農民はエタノールのためにもっと多くのトウモロコシを栽培するようしきりに督促された。いままで以上に多くの土地がトウモロコシ生産にあてられた。それで小麦への面積が落ちた、投機が価格を押し上げた、そして食品の価格が急騰した。国際通貨基金(International Monetary Fund)は食品価格増加の50パーセントはエタノール生産が原因であると推定している。産業型農業は世界を食べさせる代わりに、世界を飢えさせている。

石油会社が厖大な利益を銀行に預けている間に、人々は家を、仕事を、農場を失って行った。我々は、グローバリゼーションとそれをコントロールする大企業にあまりにも依存するようになってしまった。

スモール(Small)が未来である。我々は土着の農民が伝統的な農法を使ってずっと多くの食物を生産する事ができることを知っている。彼等は遺伝子変更された種子、あるいは化学物質を必要としていない。彼等がただ必要とするのは、戦争の終わりで、そして、フランセス・ムーア・ラッペ(Frances Moore Lappe)が述べているように、「もっと多くの民主主義」である。世界銀行(World Bank)とG8は土着の農民達に彼等自身の決定をさして、彼等が自分自身を食べさせさるようにする必要がある。

西側諸国は後方にさがる必要がある。我々は草を食べる動物に穀物食事を食べさせ続けることはできない、また我々は我々の燃料タンクを穀物で満たし続けることができない。
我々は、小さい地元の生産会社を犠牲にして、産業型農業を奨励して、それに助成金を支給し続けることはできない。

我々ができる事は、地元の、そして地域の食糧生産に戻る事である。我々は、多国籍穀物企業と化学薬品会社の影響を抑制することによって、他の世界が自分自身を食べさせることができる。我々は、地域の共同体を再発展さして、そして国外企業の銀行預金箱を一杯にさせないで、地域のドルを地域に保つことができる。「Small/小ささ」の価値を受け入れ、そしていっそう地域的に生きること、が、解決になる。「小さい」そして「地元の」を抱擁する事が「システムズ」の失敗を手当できるのである。

投稿者 bm_kanri : 11:43

2008年07月29日

■遺伝子操作作物実験栽培場の現況

ロンドン-英国での遺伝子組み換え作物の実験で、研究者達が妨害行為に対して実験サイトを守る事を要求するなかで、セキュリティー経費がはるかに最大のコストになった、と科学者達が28日に言った。

GMOジャガイモで実験栽培を行なっているリーズ大学(Leeds University)のハワード・アトキンソン(Howard Atkinson)は、実験栽培自体は25,000ポンドの費用がかかった、だが、その周辺のセキュリティーのために「6桁」に及ぶ費用請求があったと述べた。

アトキンソンは、9月初旬に、フィル・ウーラス(Phil Woolas)、GMO作物に関して責任がある大臣、と、会見することになっている。彼は、ウーラス大臣に小規模実験栽培の場所を政府がもう言わないようにするか、治安費用の分担金を払う事を、求めると言った。

彼は、メディアへの要旨説明会でリポーター達に、大学が「熱狂者達に対して保護する」このような大きいセキュリティ費用を正当化するのは困難であると言った。

食品の安全と可能な環境被害両面に集中した心配で、英国では遺伝子組み換え作物に対する強い反対があった、そして多くの実験栽培場が積極行動主義者によって妨害行為を受けてきた。

しかしGMO農作物は、北アメリカと南アメリカの両方で広く栽培されている。英国政府はGMO現地実験栽培の正確なサイトは発表していない、しかし反対者達がそれらの位置を定めるための十分なインフォメーションは提供している。

レディング大学(Reading University)のジム・ダンウエル(Jim Dunwell)はこう述べている:英国でのGMO実験栽培場数の急落がここ数年で起きていて、年で1つの段階でおよそ20から30まで存在した実験栽培場が減って、今年はたった1つの申し込みしかなかった。

彼は、それと対照的に、合衆国では年におよそ1,000の実験栽培があったと言った。ウェイン・パゥウェル(Wayne Powell)、国立農業植物学研究所(National Institute of Agricultural Botany)部長、は、GMO実験栽培に対する妨害行為の結果で、去年「我々は今24時間セキュリティー体勢をとっていて、実験植物の周りにはフェンスを立てている。」と言った。

リーズ大学での実験栽培は「nematode」虫に耐性があるGMOジャガイモのためであり、NIAB実験栽培は、ジャガイモ「胴枯れ病」に対して耐性があるジャガイモのためである。

投稿者 bm_kanri : 11:50

2008年07月28日

■クローン食品のEU市場登場は足踏みになる

ベルギー、ブリュッセル:「ヨーロッパ食品安全局」(The European Food Safety Authority)は先週、クローン動物からのミルクと肉に健康証明を与えることを取りやめて、このような製品がヨーロッパの食品陳列棚にいつか近いうちに届くことはなさそうである。

「ヨーロッパ食品安全局」、独立した諮問機関、からの最終報告は1月時点での原案より。その安全性については、安心保証をあたえるものではない。この報告は、その前に出た「ヨーロッパ倫理委員会」による否定的な査定の後に、発表されている。このような製品を承認するかどうか決めなくてはならない欧州委員会(European Commission)は両方の報告を考慮に入れるだろう。ここでの発見はまた米国の食糧医薬品局の発見と好対象である。米国の食糧医薬品局は今年このような製品が安全であるという結論を出した。もっともそれらを市場に出すことについての自発的な停止はそのままである。

-バイオテクノロジーの抵抗-

ヨーロッパ人はさらにいっそう用心深いアプローチをとるようであり、それは遺伝子操作された農作物でとられたのと類似している。遺伝子操作された農作物では合衆国との何年にも及ぶ貿易摩擦に至った。複数の調査は、バイオテクに対するヨーロッパでの抵抗が、特に食物になると、高いままであることを示している。動物をクローンすることは、まだ若い、そして非能率的な技術である、科学者達はそれが良くなることを期待している。理論上では、バイオテクの工程が病気によく抵抗することができるもっと肉が多い牛や豚を作り出すことができる。

しかし「ヨーロッパ食品安全局」はそのステートメントで24日にこう述べている:「リスクアセスメントでの不確実な事項が生じている、その原因は、入手可能な限定された研究の数、調査されたサンプ数の少なさ、そして一般にこの意見に関連するあらゆる問題が満足いくよう対処されることを可能にする同一アプローチの欠如、である」と言った。いくつかの同様な要点がこの草案段階でも言及されていた、しかしそれらはあまり重さを与えられていなかった。

-強調の変更-

同局の報道官、カレン・タルボット(KarenTalbot)、は、新しい発見事項には強調の変化があることを認めた。それは、企業団体、貿易組織と農業組織、消費者団体、非政府組織との何カ月にも及ぶ協議の後に出たものである。同氏はこう述べている:「結論は基本的には異なっていない。しかし協議の後に、彼等が確かに知っている事、彼等が知らない事をもっと明確に認めた。」
当局の科学委員会会長、ビットリオ・シラノ(VittorioSilano)、は牛と豚にとっては、食品安全の心配は「ありそうでない」と言った。しかし彼は「証拠の土台は、成長して、そして一貫した発見を見せているが、まだ小さい。」と、付け加えた。

-EUコミッションの考慮-

24日にでた意見は、EUコミッションによって考慮される3つのアドバイスの1つである。そしてEUコミッションは、27国の欧州連合の中で市場に出されるクローン動物からの食物に認可を与えなければならないであろう。もう1つの見解は、「科学と新しい技術に於ける倫理に関するヨーロッパグループ」による報告で1月に出された。それはこう述べている:「食料供給のために動物をクローンすることが倫理的に正当であるかについて疑点がる。それは「クローンとその子から食物生産を正当化する説得力がある議論を見なかった」と付け加えた。

24日の「ヨーロッパ食品安全局」の報告はまた、クローニングと結び付けられる健康と動物保護問題に留意している。実際、この工程は、技術が改善すればその比率はおそらく下落するだろうが、生き残ることができない異常な動物の比較的高い割合を生み出している。

投稿者 bm_kanri : 17:50

2008年07月25日

■有毒農薬ENDOSULFAN(エンドサルファン)の子供への危険

サンフランシスコ-7月24日、農場労働者や公衆衛生と環境保護グループの広い連合が

「エンドサルファン/endosulfan」として知られている危険な農薬の継続的使用を止めさせるために環境庁に対して訴訟を提出した。この連合は、子供達、農場労働者、絶滅寸前生物を守るために、環境庁/EPAが行動を取る事を要求している。

「Endosulfan/エンドサルファン」は「有機塩素材organochlorine」の1つで、DDTと同じ化学薬品族の一部で、それをEPAが1972年に禁止した。他の有機塩素剤のように、「endosulfan」は環境に執拗に残り、農業地域でも、使用される地域でも、人も野生生物も共に「中毒」させる。

「農薬阻止行動ネットワーク」(Pesticide Action Network)スタッフ科学者、カール・タッパー (Karl Tupper)はこう述べている:「この危険な、そして時代遅れの殺虫剤はマーケットから何年も前に除去されるべきものである。EPAがこれほど有害な化学物質の使用をまだ許している事実は、我々の規制上のシステムがいかに破綻しているか、を、正しく示している。」

-健康へのインパクト-

「エンドサルファン/endosulfan」が起こす激しい中毒は、頭痛、吐き気、嘔吐、痙攣、を引き起こし、極端なケースでは、無意識と死さえ起こすことができる。複数の研究は、エンドサルファンが、矮小された生殖器官、より少ない精子生産、流産リスク増加に、結びつけられている。

EPAがした決定の1つの唖然とする看過は、子供への危険を考慮に入れていないことである。2007年の研究は、妊娠の最初三ヶ月期にエンドサルファンにさらされる子供達は、自閉症範囲の障害を起こす深刻な大きいリスクがある事を、発見している。エンドサルファンは、安全でないレベルの空中散布が検出されている農業が盛んな共同体にいる学童に同じくリスクを提出する。さらにエンドサルファンは食料供給、飲料水、妊娠している母親の組織と母乳に、発見されている。

この連合体を代表している「大地の正義/Earthjustice」の弁護士「ジョシュア・オズボーン-クレイ(Joshua Osborne Klein)はこう述べている:「EPAは子供達と絶滅寸前生物をエンドスルファン中毒から守ることに失敗している。我々はEPAに米国でのエンドサルファンル使用を禁止することを要求する。」

-環境へのインパクト-

「エンドサルファン/Endosulfan」は強力な環境汚染物質であり、そして特に魚と他の水生生物に有毒である。それは同じく、鳥、ミツバチ、ミミズ、他の有益な昆虫、に、影響を与えている。最近の連邦政府の研究は以下を発見している:テキサス州からアラスカ州に及ぶが合衆国国立公園が、これらの保護された環境で生態系と野生生物を脅やかす量で「エンドサルファン」に汚染されている。

エンドサルファンは非常にながい距離で移動するので、シエラネバダ(Sierra Nevada)の複数湖でそしてエベレスト山(Mt. Everest)で発見されている。この執拗な農薬は、風と海流にのって、北極と南極にも移動している、そして極地の共同体が汚染を記録している。

環境保護庁の行動の欠如が環境保護提唱者達が訴訟をせざるを得なくしている。

EPA自身によるエンドサルファンの分析は、この農薬が人間に深刻なリスクを、そして農作裁培者には最小の利益だけしかない、ことを確認している。

農業労働者正義(Farmworker Justice)の次長、シェリー・デイビス(Shelley Davis)、は、こう述べている:「この危険な農薬は、農業に従事する労働者の共同体を深刻な健康被害の増大する危険にさらしている。これらの危険は、EPAさえエンドサルファンに代わるずっと安全な選択肢がすでに広範囲に使用されている事を認めているから、受け入れ難いものである。」

今年早く、これらの健康と環境への危険に関心を持っている13,000人以上のアメリカ人がEPAにエンドサルファンの使用中止を要求する請願に署名した。100人以上の環境保護、そして公衆衛生グループが最近エンドサルファンについて彼等の心配を概説してステファン・ジョンソン環境保護庁長官 (EPA Administrator Stephen Johnson)に手紙を送った。さらに、50人以上の国際的な科学者、医者、看護師、他の医療専門家達が、北極圏の部族政府と土着団体が行なったように、EPAに行動をとるように要求した。

EPAからの反応がほとんどないので、健康と環境保護団体の連合組織が今日この問題を連邦裁判所に持ちこんだ。

この農薬はすでに世界中で禁止されている。

欧州連合(European Union)、さらにカンボジア、フィリピン、トンガを含める20以上の他の国々はすでにエンドサルファンを禁止している。加えるに、それはストックホルム協定(Stockholm Convention)、執拗な化学物質を禁止する国際協定、で、禁止薬物に入れるように指定されている。

環境保護庁によれば、およそ138万ポンドのエンドサルファンが2002年時点で、毎年全国的に使用されてきた。2002年は年度使用データが入手できる最も近年の時点である。エンドサルファンで処理された農作物には、コットン、トマト、メロン、スカッシュ、タバコが含まれている。

訴訟に踏み切った組織は以下のごとくである:

○Earthjustice and Farmworker Justice on behalf of: Alaska Community Action on Toxics,
○Beyond Pesticides,
○Center for Environmental Health,
○Farm Labor Organizing Committee(AFL-CIO),
○Natural Resources Defense Council,
○Pesticide ActionNetwork North America,
○Pineros y Campesinos Unidos del Noroeste(Northwest Treeplanters and Farmworkers United), ○United FarmWorkers,
○Teamsters Local 890.

投稿者 bm_kanri : 17:42

2008年07月24日

■減少している野生ミツバチの原因

ワシントン (WASHINGTON)-農業温室で授粉のために商業的に飼育されたミツバチから野生のミツバチに広められた病気が北アメリカのミツバチ群棲の不思議な下落で役割を果たしているかもしれない、と研究者達が火曜日に発表した。

ミツバチは多数の農作物を授粉させる、そして科学者達は北アメリカでのミツバチの近年の減少に関して恐れを表明していた。エキスパート達はミツバチの消失はやがて農業と食料供給に害を与えることになるだろうと警告している。

科学者達は、北アメリカ(North America)でさまざまなミツバチ「人口」の最近の下落を理解しようとこれまで努力してきた。例えば、オーストラリア (Australia)から持って来られたウイルスが去年大規模なミツバチの死に関連させられた。

カナダの研究者達が南オンタリオ(Ontario)での2つの大きい温室オペレーション近くで、別のタイプのミツバチ、マルハナバチ、を、調査した、そこでは商業的に飼育された授粉用ミツバチが、トマト、ピーマン、キュウリのような農作物を栽培する為に使われている。

この研究者達は、商業用マルハナバチが規則的に、この施設から脱出して、温室の側壁の通気孔から出たり、入ったりして、飛んでいるのを、観察した。

研究者はそれから数学的なモデルを考案して、脱出商用ミツバチの落ちこぼれから、野生のミツバチに病気がどう拡大していくかを予告した。

このモデルでは、何週間、あるいは何カ月に亘って、近くの野生のミツバチに比較的ゆっくりした汚染の積み上げがあり、やがてほとんどすべての野性ミツバチを感染させる疫病を発生させる爆発的伝染に駆け上がる事を予測した。

この予知モデルはまた、この温室施設から離れて遠くなるにつれて、感染率が減少する事を予測した。

-温室マルハナバチにいる寄生虫-

研究者達は次ぎに温室周辺の野生マルハナバチ群からサンプルを採った。それは、チョウネットでミツバチを捕えて、それらを小瓶に入れて、そして、それらの糞便を検査することを含んで、病原体をふるい分けるために、それらを研究所に持って行った。

研究者達は、彼等の数学的なモデルによって予測されたパターンは、野生ミツバチを調査することによって、立証された、と言った。

野生マルハナバチにいる寄生虫の大部分は通常レヴェルで発見された。例外は、野生マルハナバチに典型的に欠如しているが、コマーシャルミツバチ集団には通常棲んでいる「Crithidia bombi」として知られている1つの腸寄生虫である。

研究者達は温室近くの野生マルハナバチの半分にこの寄生虫が感染していることに気付いた。研究者の1人、トロント大学(University of Toronto)のマイケル・オッターズタッタ(Michael Otterstatter)はこう述べている:「我々が温室周辺でサンプル採集したマルハナバチの異なった種類のすべてが同じパターンを示した:温室の近くでは実に高い感染があり、そしてそこから離れるにつれて、感染が減少していった。」

「それが温室から来ていて、そしてそれがマルハナバチに全体的に悪作用をしている事は非常に明白である。」とマイケル・オッターズタッタが電話インタビューで付言した。

彼はこの寄生虫がミツバチを弱めて、そしてしばしば殺すと言った。コマーシャル群からの病気の「ふきこぼれ」が北アメリカのミツバチ群棲数下落の要因であるかもしれない、と彼は付け加えた。


投稿者 bm_kanri : 12:25

2008年07月23日

■米国の野菜細菌汚染容疑「者」がトマトから「ハラペニョ」ペッパーに移る

ワシントン(WASHINGTON)-政府検査官が全米的なサルモネラ菌感染の発生の中で最終的に大きい手がかりを得た:彼らは同じバクテリア菌株をテキサスで扱われていたメキシコで栽培された「ハラペニョペッパー」に発見した、そして消費者達に新鮮なハラペニョを避けるずっと強い警告を発した。

しかし、指紋に相当する昨日の発見は汚染の謎を解決しない:当局はまだこのペッパーがどこで感染したのかを知らない-農場でか、マッカランでか、テキサスでか、プラントでか、あるいは梱包場のような中間の停止点で、感染したのか、確定できていない。

また、検査官は、このペッパーが、先週まで主要な容疑者であった春早くに売られたトマトを免責するとは、言っていない。

それでも、「今回の汚染ケースでは、遺伝子の照合が非常に重要な突破点になるだろう。」とデイビッド・アチソン博士(Dr. David Acheson)、食糧医薬品局食品安全チーフが言った。

今のところ、米国政府は、汚染されたものがどこで売られたのか正確に指摘することができるまで、誰も新鮮なハラペニョ、あるいはそれから作られた新鮮な「サルサ」(辛いメキシコ料理)のような製品を食べてはいけないという徹底した警告に「辛いペッパー」に対する以前の注意を強化させている。

それと対照的に、目下市場に出ているトマトは食べるのは安全であると思われている。テキサスのプラント、「アグリコラ・サラゴサ」(Agricola Zaragoza)、は、新鮮なハラペニョの販売を中止させて、そして6月30日以後出荷されたハラペニョを回収した、それらの出荷は、ジョージア州とテキサス州に、されたと同プラントは述べた。

米国食糧医薬品局は「アグリコラ・サラゴサ」プラントでの他のどの産物もサルモネラ感染に対して陽性テスト反応を示さなかったと言った、そして検査官達は感染が発見された産物が何処から来て、何処に行ったのか、厳密に調べ続けている。野菜の汚染勃発でこれまで1,251人の人々が病気になっている。

投稿者 bm_kanri : 11:28

2008年07月22日

■インドネシアで鳥インフルエンザ死者数が111人に上る

インドネシア-インドネシアの貨物作業者が鳥インフルエンザで死んだ、と親類が確認して、政府未公認の総死者数を世界で最もひどい打撃を受けているこの国で3年の内で111人に引き上げた。

インドネシア政府は最近、時には数週間も、鳥インフルエンザの死者の発表を延期し始めた。
しかし匿名を条件に話をしている医療従事者が今回のテストが陽性結果で戻って来たことを確認した。

アスナウイ・サンドリ(Asnawi Sandri)、2児の38歳の父親、が、7月10日に病院で死んだ。彼は、高熱、せき、呼吸困難を含めて、この病気の症状を発して数日後に死んだ、と、彼の義理の兄(弟)アブダル・カディール氏が、言った。

「医者は我々に彼が鳥インフルエンザで死んだと言った。テストはジャカルタから陽性結果で戻って来た。」と彼は述べた。

世界保健機構(World HealthOrganization)によれば、鳥インフルエンザは2003年遅くにアジアの家禽を襲い始めてから、鳥インフルエンザH5N1型ウィルスは少なくとも243人を世界中で殺している。世界保健機構は各政府からの正式声明が出た後、各国の死者数を情報更新させている。WHOは2005年以来インドネシアでH5N1による110人の鳥インフルエンザ死亡を報告した。

インドネシアは、広域悪疫/パンデミックが起きる可能性がある「ホットスポット」として見られているが、政府は電子メールによってウェブサイトで直ちに鳥インフルエンザの死亡を発表していた。

しかし、インドネシアは、この病気と戦うことで成功に焦点を移す、広く批判を受けている、キャンペーンの一部として、その政策を最近変更して、月に1回しか情報更新しない、と述べた。その最初の通知は6月19日に出された、しかし同国保健省(Health Ministry)は次の更新は月の終わりまで来ないであろうと木曜日に言った。同省はその遅延させる理由は述べなかった。

犠牲者のサンドリ氏は、首都ジャカルタの西24マイルにある村、ベレンダング(Belendung)、に住んでいた、そこではニワトリやアヒルが自由にほこりが立つ道路を歩き回っている。しかし、そこの住民達が家禽で病気になったか、あるいは死んだものは何も出なかったと言っているので、彼が何処でH5N1ウィルスに感染したかは明確ではない。

当局官吏が死者の親類と隣人から血液サンプルをとったけれども、当局はどの鳥も処分しなかった、と、カディール氏がのべた。保健省報道官リリー・サリスチョワティ(Lily Sulistyowati)はサンドリ氏の死因を確認することができるかどうかを尋ねられて、こう述べた:「私は今このテストが陽性であるか陰性であるかは言えない、しかし我々が月の終わりにこの報告を発表する時、大衆に知らせます。」

しかし全国鳥インフルエンザ委員会のメンバーの1人が、貨物作業者が鳥インフルエンザで死んだことを確認した、と地元の医療従事者がAP通信(The Associated Press)に述べた。彼はメディアに話をする認可を持っていないから、名前を明かさないように頼んだ。

投稿者 bm_kanri : 15:23

2008年07月18日

■「死のゾーン」が拡大している

ワシントン-メキシコ湾(Gulf of Mexico)に現れた今年の「死のゾーン」は記録上最大になりそうで、拡大する合衆国のトウモロコシ生産がこの悪化状態の主要な原因である、と連邦と州の科学者達が15日にのべた。

この研究チームはこの死のゾーン-海洋生物を生存させる十分な酸素がない水の広がり-がこの夏およそ8,800平方マイル、ほぼニュージャージー州の大きさ、を、覆うことになるだろう、と予測している。

この予報は「米国全土海洋大気アドミニストレーション、NOAA」、「ルイジアナ大学マリンコンソーシアム」、「ルイジアナ州立大学」にいる科学者達によって発表された。彼等は、この死のゾーン、は、公式のモニタリングが始まった1985年以来最大のものになるだろう、と、述べた。

この死のゾーンは、ミシシッピ河(Mississippi River)から出る富養性の重水によって養われて、毎年ルイジアナ州とテキサス州の沖あいで形成される。米国最大のミシシッピ河は、米国農業の中枢地域とトウモロコシ地帯の多くを含めて、米国のおよそ40パーセントの流出水を受けている。

はるか北はミネソタ州から、肥料の栄養素、窒素、リンでいっぱいになっている流水が河に流れ込み、そして湾の中に流れ、藻の繁茂を促進させる。藻が死ぬとき、それは海底に沈んで、腐り、水中の酸素レベルを使い果たして、そして海洋生物を窒息させていく。

「複数栄養分と「死のゾーン」の間の強いリンクは、春の期間にミシシッピ河の分水地点から来る過剰栄養分が、死のゾーン拡大の背後に在る、主に人によって起こされた主原因であることを示している」、とロブ・マグニエン(Rob Magnien)、後援沿岸海洋研究NOAAセンター・ディレクター、が、述べている

去年死のゾーンはおよそ7,900平方マイルに達した、しかし記録的なものは2002年で、そのゾーンがほとんど8,500平方マイルに達した。ユージーン・ターナー(Eugene Turner)、LSUの科学者、この研究チームリーダー、によれば、中西部全体の記録的なトウモロコシ収穫が明らかにこの問題を大きくしている。

米国の農民は「とてつもなく多くのトウモロコシと大豆」を植えている、と、彼は報道関係者に告げて、この両作物が窒素を容易に土壌と地下水に滲入させている、と、付け加えた。合衆国でのトウモロコシ生産高は、トウモロコシベースのエタノールに対する需要に促進させられて、近年劇的に急上昇した。米国農務省はトウモロコシが約8千7百万エーカーに今年植えられたと推定している。

「これまでの非常に長い時期よりずっと多くのトウモロコシが今年植えられるから、窒素は確かに大量に流れ出ている」、とターナー氏が言った。

米国地質調査局(U.S. Geological Survey)USGSによれば、およそ817,000トンの窒素が、およそ通常より35~45パーセント増大した量が、4月から6月の間に湾の中に流れ込んだ。さらにこの中に記録的な量のリンがまた加えられて湾に流入している。USGSは85,000トンのリン、通常量の85パーセント増が、4月から6月まで湾に流れこんだ、と報告した。

「魚とエビはこの海域から去っていった、そして海底でそれほど多くの変化が起きて、漁場に変化がないというのは考えられない事である。この地域は合衆国漁場のおよそ25~30パーセントになる。大きな漁業が脅威にさらされているのです。」と彼は述べている。

年の死のゾーンを防止するため状況をかえるのは容易ではない。「それは単に今日スイッチを押すという事ではない。それは土地使用の変更から来なければならないだろう。我々は分水地点から出て来る窒素の量を減らさなければならないだろう。」とターナー氏が言った。

彼は農民達が、土壌を不毛にして、洪水に弱くする永続的な作物から離れる事を提案している。しかし、過剰栄養分に満ちた流出を減少させる事は即座の効果をもたらさないだろうと警告した。窒素は土地に蓄蔵されてしまって、何年もの間浸み出し続けるからだ。

この報告発表は、20以上の州からおよそ250人のトウモロコシ裁培者がワシントンDCで今週「全国トウモロコシ裁培者協会」(NationalCorn Growers Association)による年2回のトウモロコシ会議に集まってくるのに向けて、発表されている。

投稿者 bm_kanri : 17:10

2008年07月17日

■Bovine TB(牛にでる結核菌感染)問題

オランダに送られたイギリスの子牛が「牛の結核bovine TB」に罹っていることが判明した後、英国の農民達は大陸への生きている牛輸出に対する新しい禁止令の不安に対して身を引き締めている。激怒しているオランダの農民達は、3月に子牛肉生産農場に輸入された12頭の子牛が結核に対して陽性テスト反応を示した後、自分達で商業禁止を課した。

オランダは1999年以来牛の結核が起きていなかった、それでオランダの農業省(Dutch Agriculture Ministry)は「biosecurity/生物安全」の違反にあきれていると言われている。非公認だが、ベルギーの農民もまた英国の子牛と成牛を受け入れることを拒否している。輸出業者はEU全体への生きている牛交易に対する完全な禁止令が次の週までに実施される事を恐れている。

キム・ヘイウッド(Kim Haywood)、英国の全国牛肉協会(NationalBeefAssociation)会長がこう言った:「我々が子牛肉生産用子牛輸出の主要3カ月シーズンに接近しているところなので、人々は輸出の可能な損失を非常に心配している。BSE危機の後を追って、この市場は2006年末に始まったばかりである、しかしそれ以来我々はゆっくりと市場を取り戻しているところであった。これ(牛の結核)はこの産業にとって「カタストロフィー/大災害」になりうる。もしこの問題がヨーロッパで勢いをつければ、その結果は悲惨になりうる。これは牛の結核をコントロールする政府の能力のなさに全く帰せられる。」

全国農民組合(National Farmers)は、ブリュッセル(Brussels)で英国政府の当局官吏と共に働いて、どんな禁止も自発的なものに留まるように強く要求している。英国は、輸出が継続できる事を確保するためにオランダとベルギーとの将来の貿易へ予防措置を申し出ている。もしEU動物健康委員会の獣医エキスパート達が英国の子牛と牛に禁止令を課せば、それが停止されるまで数カ月を要する事になるという心配がある。

子牛は3月に酪農場から子牛肉のために太らせるためオランダに送られていた。名前が明かされていない出荷した農場はその時牛の結核感染は無かった。貿易規則の下では、生後42日までの子牛が輸出前に結核がないことを証明するため検査される事は要求されていない。5月のこの農場での結核定期テストの間に少なくとも1頭の感染している雌牛が見いだされた。

病気発生では通常であるように、感染前の60日間にこの農場から移動させられたすべての牛は追跡されて、そして検査された。政府獣医がそれで「相当数/a number」がすでにオランダに送られていたことを知った。

英国の環境食物郷土省(The Department for Environment, Food and Rural Affairs (Defra))は5月22日に結核感染の可能性についてオランダの当局に知らせていた。関連の牛はそれ以後追跡されてきている、そして27のオランダの農場がテストと結果を待って規制下にある。

オランダの農民組合は、発生について今週になってしか知らされなかったと怒っている。組合のメンバーは英国の牛と子牛をボイコットしている。

この出来事は英国政府とヒラリー・ベン(Hilary Benn)郷土省長官にとっては特に困惑するものである。

同長官は、この病気をコントロールするため(結核伝染に寄与しているとされる)アナグマの如何なる抹殺処分も拒絶していた。

英国の全国農民組合は、政府の姿勢が、EU牛TB絶滅計画採用をEU国に要求している規則に違反していると信じている。この病気は英国とアイルランド共和国で最も広範に広がっている、しかしいずれの国もEU本部ブリュッセルに正式の(撲滅)計画を提出していない。

英国の牛肉輸出は狂牛病の危機以後これまで断片的であった。英国は子牛肉生産のため年に50万頭の子牛を輸出することができる。去年はたった6万4千頭が輸出されただけで、450万ポンドに価する市場になっている。この内3万7千頭がオランダに行っていた。

投稿者 bm_kanri : 15:17

2008年07月16日

■カナダが狂牛病テストを半減させる

(EDMONTON)発:カナダ、アルバータ(Alberta)州は、最年配の牛と適切な記録がない牛をテスト目標にするのを中止する新しい監視プログラムの下で、狂牛病テストをする牛を50パーセント削減した。世界全体での「経歴」/ヒストリーでは、9歳以上の牛が「狂牛」になる可能性が低いことを示しているから、地域と連邦政府はカナダの畜産州で年齢9歳以上の牛を検査することをもはや望んでいない。

それは、牛脳海綿状劣化症を起こす率が高い給餌慣習を禁止した「1997年禁止令」前に生まれた頭数が減少している牛を含んでいる。そして今度は牛がこの脳障害を起こす病気を持っているという明確なサインを示す時だけ、テストに受け入れられる事になるだろう。「我々のシステムはどこか外にあるすべての狂牛病の牛を検査して、見いだすようには設計されていない。我々は人間の健康と牛の健康両方を守る他の予防措置を備えている。」とジェラルド・ハウアー博士(Dr. Gerald Hauer)、アルバータ州アシスタント地方主任獣医が述べた。

その予防措置は以下を含んでいる:病気の牛にあるBSEタンパク質を持っていそうな、すべての牛脳、脊髄、他の神経組織の屠殺場での撤去、さらに他のいかなる動物にもそれらの牛の部分を給餌することを禁止する昨年導入され強化された禁止令。極めてまれなケースでは、BSEに汚染された牛肉が人にこの致命的脳障害症の変異型を感染させるることが可能である。もっともカナダの牛肉がそれを誰かに伝染させたと言う記録された事例はない。2004年から2006年中期間に、BSEでテストされた牛の54パーセントが、地区のデータによれば、9歳以上であった。アルバータ州は年に最高30,000頭の牛、カナダBSEモニタリングの全体数のおよそ2分の1、を、検査している。

合衆国と他の数十の国は、BSEを持っているアルバータ州生まれの牛が発見された後に、2003年に、カナダの牛肉と牛の輸入を禁止した。その時以来、カナダは国境南の最大の顧客である米国への輸出を取り戻している。そして現在は、すべての牛を狂牛病ふるいにかける日本へ一部のプロダクトを出荷することができる。「R-Calf.」として知られている合衆国農民グループは長い間カナダ牛輸入を中止させようとしてきて、その最近の法律上の戦いでは米国消費者監視団体を糾合している。先週合衆国連邦判事は、ワシントン政府が去年カナダとのトレード拡張した規則を再考すべきであるというこのグループの主張に同意した、しかし判事は輸入中止を命令する事は拒否した。

もっと多くのBSEテストを支持しているセックススミス(Sexsmith)の牧場主は、今回のアルバータ州の新しいプログラムに、あきれている。すべての牛のBSE有無を検査する北西部アルバータに設置する新しい精肉工場の資金を4年間調達する努力をしてきたニール・ピーコック(Neil Peacock)はこう述べている;「これは「R- Calf」側にもっと多くの攻撃口実を与えるであろう。私は個人的にはカナダ食品の安全のため、そして主権のため、我々がすべての牛を検査すべきであると感じている。」2003年以来カナダで発見あれた13のBSEケースの内、2件は9歳より上であった。カナダの牛群には9歳以上の牛は、搾乳牛あるいは繁殖牛はその高齢では生産的でないから、はるかに少数である。ハウアー 氏は、BSEテストの削減はカナダの貿易に害を与えないであろうと予測した、なぜならこの政策転換は、より危険性が高い動物の方に傾いている国際獣疫事務局(World Organization for Animal Health)によって作成された新しい「ポイントシステム」に基づいているからである。

新しい「ポイントシステム」は、当該国の低いBSEリスクを確認することでは、高齢牛のためにはより低いポイントしか与えない、なぜなら、もしそれが狂牛病にかかっていたなら、9歳に達する前に多分死んでいるからである。正しい年齢や歯の記録がない牛は、臨床記録であまり有用ではないから、それほど「価値ある」ものではない、とハウア氏が言った。これがアルバータ州が。高齢牛のテストを止めて、そしてそれでも新しい国際必要条件を満たすことができる理由である、と、彼が言った。この数年間、カナダはBSE最小リスクの位置づけを守るためにその義務化された限界の2倍をテストしてきた。

投稿者 bm_kanri : 17:14

2008年07月15日

■物価急騰で小規模農民がFAOから援助を受ける

フィリピンは、国際連合(United Nations)の食糧農業機構(FAO)の一連のプロジェクトによって対象になる新しい48か国の1つである。その全体資金は2千百万ドルを供給することで、小規模農家と被害に弱い家族を上昇する食品と農場インプット価格の否定的効果を和らげるのを援助するものである。

FAOはこのプロジェクトは、農民に農業インプットを今月提供する事を目指し、そして1年の持続期間があると、述べた。このプロジェクトは、FAOの技術協力プログラム(Technical Cooperation Program)によって資金を供給され、そして急騰する食物価格へのイニシアティブの一部である。

6か国、すなわちブルキナファソ(Burkina Faso)、コートジボアール(Cote d’Ivoire)、ハイチ(Haiti)、モーリタニア(Mauritania)、モザンビーク(Mozambique)、セネガル(Senegal)、がすでにこのプロジェクトからほぼ合計280万ドルの資金で恩恵を受けている。FAOは声明で、このイニシアティブの下でそれ自身の基金が今54か国をカバーしていると言った。

このプログラムに含まれている48の他の国は以下の如くである。

アフガニスタン(Afghanistan)、アンゴラ(Angola)、アルメニア(Armenia)、バングラデシュ(Bangladesh)、バルバドス(Barbados)、ベリーズ(Belize)、ベニン(Benin)、ブータン(Bhutan)、ブルンジ(Burundi)、カンボジア(Cambodia)、カメルーン(Cameroon)、中央アフリカ共和国(Central African Republic)、チャド(Chad)、コモロ諸島(Comoros)、コンゴ民主共和国(Democratic Republic of Congo)、ジブチ(Djibouti)、ドミニカ(Dominica)、エリトリアEritrea)、グレナダ(Grenada)、ギニー(Guinee)、ギニー-ビサウ(Guinee -Bissau)、ガイアナ(Guyana)、ホンジュラス(Honduras)、ジャマイカ(Jamaica)、ケニア(Kenya)、キルギスタン(Kyrgyzstan)、北朝鮮(North Korea)。

FAOはこう述べている:このプロジェクトの直接の目的は次の作物植えつけシーズンがうまくいく事を確保して、そして長期的には、種子と肥料のような、主要農業インプットの供給を増やすことによって、小規模農農民が急速に自分の食糧生産を増やすことができることを明示することである。

「増加する食糧生産が、自分の食物の一部を食物価格が上昇する市場から買わなければならない小規模農家の被害を軽減するのに役立ち、そして、希望的には、余剰の生産がでるだろう」とFAOが言った。

小規模農民への種子、肥料、他の農業インプットのこの国連提供は、献金者、金融機関、諸国政府が大きなスケールで農場インプット供給をサポートするよう奨励する意図であると述べた。

2007年と2008年の間で52パーセント上がった食物価格の前例がない急騰は、貧困国で厳しい経済的、社会的、そして政治的な結末をもたらした。同じく、農業インプットの高い価格は農業生産を増やす発展途上国の努力に重大な障害になった、とFAOが言った。

-フィリピンズ政府は米生産高で楽観的予想-

農業当局は2008年の1732万トンの籾米生産目標が台風フランク(Typhoon Frank)による収穫損害にもかかわらず、達成されうるという希望を表明した。

農業省長官アーサー・ヤップ(Arthur Yap)は同省担当者が雨季、また主要収穫期の一千万トン以上の米生産の原目標を台風の損害にもかかわらず、達成することができると信じている、と言った。これには条件があって、西ヴィサヤス(Western Visayas)と11の地域の台風被害を受けた地域で生産被害を埋め合わせる提案された農業更生プログラムが実行されなければならない。

この1732万トン の生産目標は1624万トンの去年のレコード生産高より6.67パーセント増である。ジーザス・エマヌエル・パラス次官によって率いられた農業省米活動センター(Department of Agriculture RiceAction Center)からの最近報告によれば、農民達がすでに乾季また夏季で米作地179万ヘクタールから730万トンを収穫した、これは710万トンの目標高を20万トン超えている、と、ヤップ農業省長官氏が述べた。

投稿者 bm_kanri : 16:26

2008年07月11日

■北海道G8サミットへ世界農民の失望

TOYAKO(Japan)-世界の主要工業国が3日間の首脳会議に関して満足を表明して水曜日に終了したが、世界の非政府の諸組織は、一部の初期の限られた評価の後、全体ではその結果に失望している。

このサミットは、G8国による貧しい人達と市民へのまたもう1つの裏切り行為であった」と、「貧困反対行動へのグローバルな呼びかけ」(The Global Call to Action against Poverty(GCAP))共同議長、クミ・ナイドウ(Kumi Naidoo)氏が報道機関に話した。

「この結果は、多くの国で飢えと絶望をもたらしている諸問題の中心を理解できていない事を示している。我々はこれらの8つの国(英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、日本、カナダ、合衆国)の市民が、実状に触れていない彼等のリーダーにもっと多くの圧力を加えることを希望します。G8がごまかしをやっている間に、地球が燃えているのです。」とナイドウ氏が述べた。

G8を観察している10か国からの「貧困反対行動へのグローバルな呼びかけ」代表者達は、G8が貧困を終わらせる事に関係する諸状況に関してなんと現実から離れているか、を、知って深く危惧していると、ナイドウ氏は言った。

「貧困反対行動へのグローバルな呼びかけ」(GCAP)は、労働組合、地域団体、信教団体、信頼グループ、女性と青年組織、NGO、その他の運動家達の増大している連合組織で、100以上の国に及んで協力して活動している。GCAPは、貧乏と不平等を終わらせるというG8世界リーダー達の約束を彼等が実行する事を要求している。

「食物価格高騰危機に関係する生物燃料についてなんら実際の論議が無かった事はとんでもない事である。健康、教育、水、への言及は、悲しい事だが、適切な資金資源(リソース)で支えられてなく、予定表にそったその場かぎりの物である。」とナイドウ氏は述べている。

G8は「Millennium Development Goals /2千年記念開発目標」(MDGs)にたいして「リップサービス/口先対応」をしているが、彼らのコミットメントではこれらの最低限ゴールさえ2015年までには行なわれない危機にあることを示唆している、とナイドウ氏が言った。

MDG「Millennium Development Goals」は8項目の2千年を記念した開発目標で、極端な貧困を半減することからHIV/エイズ (AIDS)拡大阻止、普遍的初等教育の提供、に及び、そして、2015年の目標時限までに実行する事になっている。これらの目標は2000年9月に国連総会 (UN General Assembly)の特別セッションで国家や政府の首長によって合意されたものである。

G8は、「開発とアフリカ」に関するドキュメントでこう述べている:「進歩はなされたけれども、重要なチャレンジが残っている。我々は、我々の努力を再活発化させることによって、発展途上国の努力奨励は勿論、また相互説明責任に基づいた発展途上国との我々のパートナー関係を強くすることによって、これらのゴールへの我々の約束を新たにする。」

「国連ミレニアムキャンペーン」アジアディレクター、ミナー・ピンプル(Minar Pimple)、はこうコメントした:「MDGへのコミットメントを再確認した事は、9月にあるMDG最高レベルイベントへの準備段階には肯定的なシグナルである、しかしテーブル上の資金リソースは2015年までに目的達成する為に必要な金額には足りない。」

「貧困反対行動へのグローバルな呼びかけ」(GCAP)は、今年のG8コミュニケは、このサミットグループの以前の約束の大部分を繰り返しているだけである、「しかし世界は2005年からさらに悪い方へ変化してしまっている。」と、述べている。

食物価格が30から45パーセントに増大した事は、破滅的な影響を、特に1日1ドル以下で生き延びようとしている女性たちと子供たちに、これまで与えている、と、GCAPが警告している。さらに何百万人も増大した人達が貧困に押し込められている、と、GCAPが言っている。

「開かれて、効率的な農業と食物市場の開発」をG8が促進させた事は、貧しい人々が自分自身を今日食べさせるチャンスを拒否する事になってしまった。それは食物を単なる商品として取り扱っている。」と GCAPのメンバーであるウガンダ(Uganda)のPELUM協会(PELUM Association)のジョセフ・ススナ Ssuuna (Joseph Ssuuna)が言った。

「悲劇的な事だが、市場主導の開発、現在の食品危機の主要な原因の1つ、が、現在のG8のリーダーによって提供される解決策であるように思われる。これはとてもひどい事である」とGCAPインドネシアのダイアン・カーティカ(Dian Kartika)が言った。

水曜日に記者会見で、農民のリーダー達は、G8政府が、間違ったことだが、現在の食物と気候危機を食物の生産者や消費者の為ではなく、大企業に役立っている自由貿易アジェンダを促進するために使っていると言った。

農民達のステートメントはこう述べている:「世界中の小規模農家、は、男も女も、生計や地元の食糧生産に対し自由貿易とWTO政策の破滅的な影響を経験した。小規模農民は、持続できるファミリー農民を支援する為、そして生産される国で食物を市場に出す為、彼等の国内市場を保護する権利を防衛する。」

農民達のステートメントは、G8のリーダー達はまた現在の食物価格危機の2つの主要な原因を取り上げていないと言った:即ち、主要なトレーダーと多国籍会社による投機的な投資と新しいエネルギー源としての生物燃料の開発である。

農民達はG8がまた遺伝子組み替え生物(GMO)を食物危機に対する解決として売り込んでいる事を指摘している。そうすることによって、農民が言うには、G8国は、GMOの種子、大量の化学殺虫剤、肥料、単一栽培、の利用を伴う、産業的農業の開発が、何百万という農民を借金漬けにしている事を忘れている。

「Via Campesina」からの19人の韓国農民が、公式の会合を邪魔しうるという理由で、48時間拘留された後で、北海道空港から7月5日に強制帰国させられた。小作農民と小規模食料生産者が現在世界の食物の大きな部分を作り出している、そして現在の危機に対する解決策が、彼等に耳をかたむけないで、見いだされることはないだろうと、批判者は述べている。

投稿者 bm_kanri : 17:38

2008年07月10日

■トマトを他の名前で呼ぶのか?「エキスパート」が食物規則を設定する

ジュネーブ-食品安全エキスパート達は初めて、果物と野菜汚染を妨げる国際綱紀に向かっての第一歩で、トマトを定義する特質について同意している。

米国は、トマトで現在少なくとも米国の40州で922人を病気にしたサルモネラの発生原因を探していて、トマトは米国保健担当官吏の調査の焦点になっている。

世界保健機構(WHO)の科学者ピーター・ベン・エムバレク(Peter Ben Embarek)はこう述べている:トマトの分類は、その大きさ、形、色、堅さ、欠点、に依拠している。そしてそれに沿ったトマトのラベル規則が商業を容易にして、そして結局は規制当局が安全基準を課すことが容易になるだろう。

「今度は何を、例えば、「クラス1」のトマトと呼ぶかずっと明らかになった、そしてクラス1のトマトを買うとき消費者が何を期待するのかいっそう明確である」とピーター・ベン・エムバラレクが、一週間続いた国連食品安全機関「コーデックス アリメンタリウス委員会」(Codex Alimentarius Commission)会合の終わりに、言った。

「果物と野菜の品質改善をする事はコーデックス委員会の努力の一部である。」と彼は述べこう付言した:担当者達がこの後に葉青物野菜とメロンに焦点を合わせる計画である。

「数年以内にこれらすべての産物に、汚染がどこから来るかよく調べて、安全基準ができるだろう。」と彼が述べ、消費者に健康問題をもたらす土壌、水、野生動物からのリスクを説明した。

「コーデックス/綱紀/アリメンタリウス/食物の」、即ち「食物綱紀」は生産者、加工業者、規制当局、商業者、のため世界的に参照される基準点である。

毒物、バクテリア、食物中の他の化合物、に対する「コーデックス・アリメンタリウス」の規制は、世界貿易機構WTOによって諸国が重要規則を強制されうる公共健康衛生の「ベンチマーク・証左」として使用されている。それより厳しい基準を要求する措置は、WTOの法廷で挑戦できる不公平な障壁であると見なされている。

ジュネーブで今週開催されているコーデックス委員会の会合に参加している124の国が以下の事で新しい基準に合意した:カキと他の軟体動物の収穫、加工、輸送の仕方、これには許容毒素レベルとその毒素のテスト方法を含んでいる。

「これは生の軟体動物の安全性と品質を保証する全体的な推薦事項のセットである。それは我々に過去に持っていたものよりずっと安全なプロセスを使ってこれらの生き物を作り出すことをさせる。最善の業務の仕方が、シーフードを食べて人々が病気になるのを避ける助力すべきである。」とエムバレクが述べた。

生き物を洗う為水に入れることが許される塩素レベルのような、若干の特定の衛生問題は、公式に同意される前に、検討の為「コーデックス小委員会」に差し向けられた、とWHOエキスパートが言った。

今週始めには、コーデックス委員会の会合は、幼児用粉ミルク調合の衛生基準を設定し、木の実に見いだされる天然毒素の最大量を設定し、そして食物がグルテンなしであると呼称される条件を規定した。

1つの問題-肉がポークとして売られる豚に与えることが許される飼料添加物の量-は来年の考慮のために延期された。中国と欧州連合は共に飼料添加物がコーデックス基準下で制限されるのを望んだが、他の国々がそれに制限されるべきではないと考えている、と担当官吏がのべた。

投稿者 bm_kanri : 13:22

2008年07月09日

■ブッシュ政府が海上石油掘削プラットホームを養魚場へ転換させる

ワシントン発-7月8日-ブッシュ政権は今日議会を回避して、これまでで初めて連邦政府海域で産業的魚養殖業を許す連邦プログラムを立ち上げる提案をした。この提案は、「米国鉱物マネージメントサービス(The U.S. Minerals Management Service(MMS))によって発表されて、養殖場がエネルギー会社の石油とガス掘削海中ヤグラを利用して連邦海域で営業することを許す事になる。

「ブッシュ政権の提案は、産業的規模の養魚場に海への裏口アクセスを与える事になる。その上、それはエネルギー会社に海洋環境を復元させる事をさせないで、むしろ彼らの石油とガス開発設備を売ることを許している。」と「食と水の監視」理事長ウエノナ・ハウター(WenonahHauter)氏が言った。

沖合の養殖漁業は何十万というタラやコビアのような肉食魚を混んでいるケージ(囲まれた柵)のなかで養殖する事になり、そこでは魚排泄物と化学薬品が直接に開かれた海へ排出される、これらの養魚場では、脱出した土着でない魚の種を野生の魚の群れに引き入れる事になる、脱出魚は野生魚と対抗して、病気を広める事になる。さらに、肉食魚は大量の魚飼料と魚油を含む食糧が必要であり、この飼料のため捕獲される魚の棲息群を圧迫する。1ポンドの養殖された魚を生産するのに2から6ポンドの野生の魚を必要とする。

ブッシュ政権は議会で法案を通す代わりに、連邦機関の規制作りを通じることによって、この春早く政府が明らかにして論争が起きている養殖魚業法案を議会が通過させるのを待たないで連邦海域での養殖業を認めることが可能である。自然保護、環境保護、魚釣り、諸組織が強くこの法案を批判している。そしてそれはまだ委員会も通過していない。去年、政府法案は上院の委員会を通過できなかったし、さらに下院のサポートを引き付けなかった。

石油掘削で海上使用された「エネルギープラットホーム」は地域の漁場に対し深刻な否定的な影響を与えるかもしれない。複数の報告書が石油とガス掘削沖合建造物と高くなった水銀レベルと周辺野生魚に出ている危険なシガテラ(ciguatera)毒素の間の繋がりを確立している。さらに、エネルギー開発沖合プラットホームが環境破壊を起こしていて、そしてそれらが最近のハリケーンリタやカタリーナのような嵐に影響されると航行上の危険物になる。ハリケーンがいくつかの沖合の石油プラットフォームに損害を与えて、数基のプラットフォームが行方不明になっている。

ハウター氏はこう述べている:「海に開いている養魚場の問題と、沖合の石油とガス掘削ステーション周辺で見いだされた高レベル汚染物質を考えれば、石油開発プラットホームを養魚場に転換する事は大洋と消費者にとっては危険なものだろう。」

投稿者 bm_kanri : 16:25

2008年07月08日

■集中飼育チキンが味比較研究テストで有機飼育チキンを負かす

閉鎖的な集団鶏舎で飼育されたニワトリが舌の味蕾テストでトップになった。これは疑いなく有機キャンペーンをしている有名料理人の間で波風が立つだろう。

科学者達が有機栽培のチキンは囲み飼いのニワトリほど良い味がしないと主張している。

彼等の研究は、目隠し味テストで、閉鎖飼育ニワトリが良い味と歯ごたえを持っていて、そしていっそうジューシーであった事が分かった。

この結果は有機農法産業を慌てさせるだろう。有機飼育は、そのニワトリが享受している良い福祉がもっと良い肉になり、だから高い価格を正当化すると主張している。

この研究は、専門誌「英国家禽科学」(British Poultry Science)で発表されて、テストはブリストル大学(Bristol University)で実行された。研究者達は、種々の方法で育てられた120羽のチキンから取ったサンプルを10人の味見役に与えた。

ポール ウォリス博士(Dr Paul Warriss)はブリストル大学獣医科学校でこの研究をリードして、こう述べている:「全体的に、標準的なシステムで飼育された鶏から取った肉の、肉肌、汁気、風味、さらに全体的な好みが、より高い得点を与えられた。」

彼はこう付け加えた:「普通の見方は、有機栽培のチキンがもっと味が良いだろうと、いうことである、しかしこれは実際ではなかった。この事は、集中的に飼育された鳥はずっと若い年月で食べられるという事実に関係しているかもしれない、だから集中飼育鶏は古い鳥よりタフさがひくくなるのだろう。」

有機飼育の、そして放し飼いのニワトリの販売が、人気料理人オリバーとファーンレイ・ウイッティングストール(Oliver and Fearnley-Whittingstall)によるテレビプログラムの後で、急上昇した。販売アナリストが今年早く有機チキンの販売が、価格が最高3倍であっても、標準チキンの2倍速く増加していると述べていた。

ウォリス博士は、彼の発見した事柄が有機、あるいは放し飼いチキンの終わりを意味しない、と言って、こう付言した「人々はまた倫理上の理由で放し飼いのニワトリを買っている。」

この研究で使われた有機栽培の肉は、有機食品の認可マークを発展させた土壌協会(Soil Association)によって設定されているガイドラインに従って生産された。

土壌協会の広報担当者はこう述べている:「多くの人々は有機食品がずっと良い味がすると信じています、しかし、人々がなぜ有機栽培チキンを選択するかには、動物の幸福を含めて、他の理由があるのです。有機飼育チキンは、集中飼育鶏と違って、抗生物質の定期投薬を与えられません。抗生物質は自然な免疫システムを弱めて、さらに抗生物質に抵抗力が強い超害虫を生み出す事にまたリンクされています、そして人間の健康に深刻な結末が伴っています。」

もう1つ別の研究が有機飼育家禽の肉が実際にそれほど栄養的ではなくて、そして大量生産された肉より多くの脂肪を含んでいることを見出した。

スーパーマーケットのチキン胸肉のテストは、有機チキン胸肉が、非有機で放し飼い家禽を含めた他の種類のチキンより、健康強化する「オメガ3脂肪酸」のレベルが低い事を示した。この物質は、魚油が多い魚に高レベルで存在しているが、心臓病を押さえ、そして知力を引き上げると思われている。

有機飼育チキンはまた、抗酸化防止成分、「遊離基」と呼ばれる有害分子をふき取る化合物の含有度が低かった。可能な限り自然に飼育されて、実際に病気のときだけ抗生物質を与えられた鶏のチキンは2倍多くのコレステロールを含んでいた。

投稿者 bm_kanri : 16:12

2008年07月07日

■世界の水の闘士 モード・バロウが水の危機を訴える

モード・バーロウは予想に反してもの柔らかな、謙虚な、人である。彼女の本「青い約定」(Blue Covenant)は、水不足の統計数値に充ちた218ページの本で人をひどく怖くさせるものである。人はこれを読んだ後は馬に乗って丘の上に構えた救世戦士、両眼は下界の水不正を烈しく見据える「ジャンヌ・ダルク」を半ば予期するだろう。

バーロウは水問題の「アル・ゴア」として言われていて、国際的に有名な水のチャンピオンである。彼女は、地球で最も水が枯渇した大陸、オーストラリアによって、水危機への対応の為今月招聘された。この国では去年、水の事で激怒した事件で男が殺された。これは先進国世界で最初の知られている水の殺人で、通行人が芝生に水をやっている男を非難した後に起きた事である。

バーロウはインタビューで、「水の事が執着観念になり始めたのです」と述べている。それは彼女が書いた16冊の本の幾冊かの何百ページをも満たした執着心である。それは読者を自己平静感から揺り起こす為に書かれたものである:世界はきれいな水を使い果たしつつある。

例えば、8秒ごとに子供が汚い水を飲んだことで死んでいる。毎年、ロードアイランド(Rhode Island)の大きさの新しい砂漠が干ばつのために中国で作られている。発展途上国の世界では、排水の90%が地域の川の中に処理されないままで流出されている。2050年までに、17億人が「行き詰まった水貧乏」の中で暮らして、そして住居を強制移動させられるだろう。

水の紛争がすでに形をとっている:斧とハンマーで武装したインドネシアの農民が縮小していく給水のために戦っている。ロシアは、中国と、両国が共有する「イルティシュ川」(Irtysh River)から4億5000万立方メートルの水を吸い上げる用水路を作る計画で熱い抗争中である。そしてバーロウはほとんどこれまで20年間水危機の警鐘を鳴らしてきたが、彼女の仕事が今時をえた波を作り始めている。

記録映画「流れ、水の愛の為に」(FLOW, For Love of Water)の上映の後で、バーロウは「我々は大きな水の運動を構築している」と述べている。彼女の評言がこのドキュメンタリ映画を貫いて流れている。2008年のサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)で初公開されたこの映画「流れ」は、バーロウの本とほとんど同じように、「このフェスティバルで最も怖いフィルムである」、そして「闘いに立ち上がる情熱的な呼びかけである」と述べられた。両方とも、減少している真水供給、不公平な水へのアクセス、企業の水コントロールを概説している。これはバーロウが水の未来で識別した3つの水危機である。

映画製作者イレーナ・サィーナ(Irena Salina)は、製作に4年かかり、そしてアフリカ、南アメリカ、インド、フランスに及んだドこのドキュメンタリーを作るよう奮い立たせたのはバーロウのおかげだと述べている。映画と本の両方とも、発展途上国での水民営化と巨大企業に対し烈しく反対している。

「私企業の究極の目的は利益を上げる事であり、水への普遍的アクセスのような社会的責任がある目的を果たすことではない、とバーロウが書いている。この水への普遍的アクセスが諸政府の役割でなければならない、と彼女は言う。

バーロウは、カナダ環境賞生涯業績表彰(Citation of Lifetime Achievement Canadian Environment Awards)、6つの名誉学位、「別のノーベル賞」として知られているスウェーデの「リゲント生涯業績賞」(Rigent Livelihood Award)の受領者である。

以下に挙げてあるのは、モード・バーロウの本から取り出した一部の要点で、世界が「乾いた嵐」に向かっているという切迫する証拠である。

「ヨーロッパ水ネットワーク」(The European Water Network)はオーストリアのアルプス山岳から南ヨーロッパの水不足地域に水を迂回させるパイプラインを作ることを望んでいる。

リビア(Libya)の大人工川プロジェクト(Great Man-Made River Project)は5,000キロで世界中で現在最大であるが、チャド(Chad)、エジプト(Egypt)、スーダン(Sudan)と同じ帯水層源から水を取水するもので、紛争にいたる可能性がある。

世界の病院ベッドの半分が水関連汚染の病気を持っている人々によって占められている;世界保健機構 (World Health Organization)は汚染された水が世界全体の病気と疫病の80%に関連していると言う。

世界の北部の新生児が世界の南部でより40倍から70倍の水を使用している。

中国では、その主要な河川の80%が非常に悪化しているので、水生生物を支えていない;中国はまた世界中で10の最も汚染された都市の7つの所在地である。

南アフリカの女性たちは集団的に月への往復距離歩いている、1日に16回水のために歩いている。

投稿者 bm_kanri : 15:47

2008年07月04日

■国連の食品安全委員会で新安全基準が決定される

ジュネーブ(GENEVA)(AP)-国連(U.N.)の食物委員会が幼い子供たちの病気を防止する為特別調合粉乳の生産と取り扱いに関して新しい基準を採択した、と保健担当官が3日に言った。

この基準は、コーデックス・アリメンタリウス委員会 (Codex Alimentarius Commission)によって採択されて、粉ミルクが深刻な病気に至るバクテリアからの汚染リスクを減らす為一連の措置を、含んでいると、ピーター・ベン・エンバレック(Peter Ben Embarek)、世界保健機構 (World Health Organization)食品安全科学者が述べた。

数年前、発展途上国の特別調製粉乳が汚染されていたか、あるいは汚い水と混ぜられたからかで、赤ん坊が病気になったり、また死にさえした。その際一部の粉ミルク製品が安全でなかったことが明確になった、と彼が言った。

中国では、例えば、2005年生産者が、幼児用フォーミュラ(調合粉ミルク)にほとんど栄養価値のあるものを入れなかったので、幼児が栄養失調になり、一部死者が出た事があった。

新しい基準は、親と世話係への哺乳ビンの準備と安全な保管の推奨事項を含んでいる、と、エムバラックが言った。

「もし哺乳関連のビンを適切に保管しないなら、ビンのバクテリアの成長を許す事になる。そして粉乳の再汚染が起き、従って終わりにこれに感染するリスクを増やす事になる。」と彼が言った。

このコウデックス委員会は、174の加盟国と欧州連合(European Union)が参加しているが、今週ジュネーブ(Geneva)で開催された年次会合でこのフォーミュラ基準を採択した。

同委員会は、国連食糧農業機構(Food and Agriculture Organization)と世界保健機構 (World Health Organization)によって設立されて、消費者と食品交易のために食品安全のために世界的に参照される機関である。これらの基準を採用して、そして実施することは個別の国の義務になる。

同委員会は、また、ひょっとして遺伝子改変された動物が食物のため使われる場合、可能性がある健康への危機を査定するガイドラインも採択した。

GM動物から作られた食物はまだ市場にでていないけれども、同委員会は、産業界の開発が、そういった食品が消費者に届く前に、適切なリスク査定を受けることを確証する事を「予期する/anticipate」と決めた。

「WHO食品安全部」の科学者ヨルゲン・シュラント(Jorgen Schlundt)はこう述べている:「多くの国に開発がある。しかし個別の国が先へ進んで、そしてそれを市場に出すことを決めるか否かは、それは実際我々の仕事ではない。」

同氏は、乾燥気候に抵抗することができるよう変更された植物あるいはビタミンAを含んでいる米に言及して、こう言った:「遺伝子組み換え食品が問題を解決するために役立つ可能性はあり得る。しかし遺伝子組み換え食品はまたリスクを持つ可能性がある、従って、それを使う前に、我々はリスク査定をしなければならない」

同委員会はすでに遺伝子改変された植物と微生物のリスク査定のために類似のガイドラインを採択している。

同委員会によって採択されたもう1つの新しい基準はこう規定している:グルテンなしとラベルをはられた食物は、小麦、ライ麦、大麦、あるいはオート麦を含んではいけない。そしてグルテンレベルは1キログラムについて20ミリグラムを超えてはならない。

グルテンに対するアレルギーはセリアック(celiac)病として知られている。この症状は、腹痛、関節痛、腫れ、便秘、下痢を含む。

投稿者 bm_kanri : 16:15

2008年07月03日

■科学者達は衰退しているペンギンは海洋汚染への警告だと告げている

ワシントン発:行進するペンギン達の数が減少している。これは世界の海洋がひどい状態になっている事を合図している、と科学者達が今言っている。
ペンギンは、炭坑のカナリアのタキシードを身につけたバージョンであるかもしれない、地球温暖化、海洋オイル汚染、取り尽くされた漁場、観光事業と開、が重なって、ペンギンの集団は全体に病んでいると、新しい科学的な調査論文が伝えている。

ワシントン大学(University of Washington)の生物学者が遠隔地にいるペンギンの棲息群の世界中での問題を詳述している。そのペンギンの衰退ぶりを南方海洋の全体的な悪化した状況に結びつけている。「世界で最も遠方の場所で、人間が起こした温暖化と汚染の効果を今や我々が見ているのだ。」と、環境保護生物学者P・ディー・ボアスマ(P. Dee Boersma)が、「バイオサイエンス」誌の7月号で発表された論文で述べている。

「ペンギンは人々にそれほど近くないから、多くのペンギンは安全だろうと我々が考えていた。ところがそれは真実ではなかった。」科学者達はペンギンには16から19の種類がいると考えている。そのおよそ12種類がある形の困難に直面している、と、ボアスマが書いている。少数のペンギン、例えば南極大陸北部にある島の皇帝ペンギン、は、頭数が増えている、と、ボアスマは言う。自然保護国際組合 (The International Union for the Conservation of Nature)は、ペンギンの3種類を絶滅危機、7種類を危うい状況に、あげている、それはペンギンが「野生で絶滅の高い危機に直面していることを意味していて、またさらに2種類が脅威にさらされている。約15年前には5から7のペンギンの種類だけが弱い立場にあると思われていたと、専門家達は述べた。

さらに「合衆国魚類野生生物局」は、すでに絶滅危機リストにペンギンの1種類をあげている、そしてあともう10種類をリストに入れなければならないかどうか調査中である。世界で最も大きいパタゴニア・ペンギンのコロニーは、アルゼンティン、プンタ・タンボ(Punta Tumbo)にある。しかしそこの繁殖するペアの数は1960年代後期の約400,000から半数になって、2006年10月で約200,000に減少していると、ボアスマが報告している。

1世紀にわたって、アフリカのペンギンは150万繁殖ペアから63,000まで減少してきた。全体的な衰退は1つの要因だけではなく、いくつかの要因によって起こされている。氷を愛するアデリーペンギンにとっては、西の南極半島での地球温暖化は悪条件で、食物を見いだすことがずっと難しくなっている、と、フィル・ツラサン(Phil Trathan)、英国南極調査(British Antarctic Survey)の保護生物学主任、が述べている。彼はこの新しい報告には役目を果たさなかったが、世界でトップのペンギン科学者である。

ガラパゴス(Galapagos)島に住んでいるペンギンにとっては、エルニーニョ天候パターンは問題である、なぜならより暖かい水が、ペンギンを食物のためにずっと遠くに移動させ、ときにはひよこを捨てて行ってしまう、と、ボアスマが述べた。1998年の記録的エルニーニョ現象の終わりには、雌のペンギンは標準的な体重の80パーセントだけになっていた。科学者達は気候変化をずっと強力なエルニーニョ現象に結び付けている。

石油の流出は、ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル、の沖で、ペンギンが棲息している海域を決まって汚染させている、そしてそれがプンタタンボのペンギン衰退に寄与したと、ボアスマが述べている。

これらの問題は場所によって異なっているかもしれない、しかし全体的な種の頭数を見れば、「それは明確なメッセージを与えている」、と ツラサン氏が言った。そしてこれはただペンギンの運命についての話ではない。「ペンギンに起こっていることは、数年たてば多くの他の種、そしておそらく人間にも、起こりうることである」、と長年のペンギン研究のエキスパート、スージー・エリス(Susie Ellis)、今は「国際ライノ財団」(International Rhino Foundation)理事長が言った。

投稿者 bm_kanri : 17:13

2008年07月02日

■≪SLOW FOOD NATION≫の結集が食の革命を呼びかける

サンフランシスコ発-フォークとナイフを取りあげて、そして革命を今始まらせよう。それは「スロー・フード・ネイション」 (Slow Food Nation)の組織者達の掛け声で、人々が食べる方法を変えるよう意図されたイベントである。

5万人の人々が、世界の主導的な食物の権威者達、医療エキスパート、農民、政策担当者達、の一部を含めて、週末の「レーバーデー(Labor Day)」祭日にサンフランシスコで4日間のエキジビションに参加する-それは歴史でアメリカ食物の最大の祭典と呼ばれているもの、である。

そのメッセージ:アメリカ人は食物システムを立て直さなければならない、でなければ彼らの健康と地球を破滅させる危険を冒す事になる。「これは我々一人一人に影響を与える。我々がどこで生きていようが、あるいは我々がどう育てられていようが、これは非常に重要な問題である。」とガビン・ニューサム(Gavin Newsom)市長が言った。

「スローフードネイション」は、ヨーロッパの類似のイベントにちなんでいるけれども、米国で開催されるこのような始めての行事である。「スローフード」は、食物は味わわれるだけではなく、社会的な、環境的な良心で作り出されるべきである、という哲学で、1986年にイタリアの抗議運動として始まった。政治運動家カルロ・ペトリーニ(Carlo Petrini)はマクドナルドがローマに来てしまったことに激怒して、ファースト・フード・チェーンに反対するデモを組織化した。

「ペトリーニは、トラクターを建物を通りぬけて運転するフランスのやり方をとらないで、いっそうイタリア的な快楽主義の方針をとった。ペトリーニはマクドナルドの前で大テーブルをセットアップして、イタリアのお婆ちゃん達に大好きな料理を作るように頼んで、通行人に食べてもらった。」とカリフォルニア大学バークレー校教授マイケル・ポラン(Michael Pollan)は述べた。彼はよく知られている食物ジャーナリストであり、また作家であるが、ペトリーニのように、大会のいくつかのパネルで話をする予定である。

その時以来、「スローフード」の諸組織が131の国ででき、地方の料理を保存する活動をして、そしていっそう持続可能な、そして正当賃金での農業慣行の為、ロビー運動をしている。

この運動の批判者達はこの運動をエリート的であると呼んで、そして食物をもっと安くする農業と生産方法を邪魔していると非難している。この運動の提唱者達は、化学物質なしで植えられ、栽培された地元の産物を食べる事は環境を救い、良い健康に導いて、そしてアメリカの金を節約するだろう、と主張している。

ポラン氏はこう述べている:「我々が夕食から化石燃料を締め出さないなら、我々は存続可能な食料供給を維持することができないだろう。我々はもう鮭をアラスカで捕獲して、中国でそれを切り身にして、そしてニューヨークでそれを料理して出す事はできない。」

-言語としての食物-

「スローフード・ネイション」の創始者、アリス・ウォーターズ(Alice Waters)、バークレー(Berkeley)のレストラン経営者、は、彼女のレストラン「Chez Panisse」で地元の、有機農場から直接テーブルに食物を出す考えを普及させた。彼女はこう述べている:この行事のタイミングは、大統領選挙前に始まるが、偶然の一致ではない。

「我々は人々が「フォーク」を持って投票して欲しい。食物は我々の共通の言語である。我々が自分で食べるものについてする選択は、我々の健康に影響を与えるだけではなく、我々の惑星にも影響を与える。」と、彼女は述べている。

ポランはこのイベントが新しい行政部を刺激して、この国でもっと良い食物計画表・アジェンダを強く押すことを希望している。「この状況を本当に再考する必要がある。世界は食物危機の真っ只中で、人々は餓えているか、あるいは肥り過ぎである。何かがひどく間違っている、ブロッコリー一房よりダブルチーズバーガーを買うのがずっと安いのではね。」

ハイチ(Haiti)とフィリピン(The Philippines)のような国は輸入米に依存し過ぎて、自分自身の米を栽培するのをやめてしまって、今やその市民が飢えている、と彼は言い、グローバリゼーションを非難する。

「スロー・フード・ネイション」創始者、アリス・ウォーターズは人々はもうどのように料理すべきかも知らないと不満をこう言う:「我々はどう料理するか知っていた。我々は料理から切り離されてしまった。食物のグローバリゼーションは我々の不意をついた。連中が我々にこう言った、料理するのはあまりにも難しい。代わりにやってあげましよう。」

彼女は「スロー・フード・ネイション」運動が人々に、基本、「卵のいため方を覚えよう、またポレンタ(トウモロコシ粉を練った人気イタリア料理)の混ぜ方を覚えよう」、に、戻る動機を与えることを望んでいる。彼女はまた、参加者達が工業化された農業を拒絶するよう刺激されて、地域産物を食べるよう説得されて、そして食物政策の変更のため闘うため奮い立つようになるだろうと、楽観的である。

投稿者 bm_kanri : 11:11

2008年07月01日

■韓国が4月の鳥インフルエンザ勃発以後課していた規制措置を全て撤廃した

韓国は一連の鳥インフルエンザ勃発後にその拡大防止に課していたすべての特別制限を撤廃したと月曜に言った。農業省はステートメントでこう述べている:韓国は4月初旬に始まったこの疫病勃発と戦うためにおよそ850万羽の鳥を屠殺した。しかし農業省は、新しい発生が5月12日から見いだされていない、そして6月29日時点で、家禽の移動や販売制限のような、すべての特別な隔離措置を撤廃したと言った。

韓国農業省によれば、韓国は8月中旬には韓国がこの疫病がない事を公布して、そしてそれを国際獣疫事務局(World Organization for Animal Health)に報告することを望んでいる。この組織の規則の下では、もし鳥インフルエンザの新しい発症が3カ月間見いだされなかったなら、その国が公式にこの病気が無いと宣言することができる。

鳥インフルエンザは2003年と2006年に韓国を襲って、何百万羽というニワトリ、アヒル、他の家禽の抹殺処分をもたらした。農業省はこう述べている:今年の鳥インフルエンザの勃発は渡り鳥あるいは外国人労働者と中国またはベトナムを訪問した観光客によって引き起こされたと韓国は疑っている。このウイルスは人々が感染することは難しい状態のままでいる。しかし科学者達は、人の間にいっそう容易に感染する型に突然変異して、何百万人をも死なせる可能性が生じる事を危惧している。世界保健機構(World Health Organization)によれば、韓国は、世界の他の場所で243人を殺した鳥インフルエンザH5N1型ウィルスによる人への感染があった事は報告していない。

投稿者 bm_kanri : 13:09

■水質汚染度検出にトンボを利用する

シンガポール(SINGAPORE):若いトンボが、丁度炭坑でのカナリアのように、水での警告を発する生き物になりうると、研究者が日曜日に発表された報告書のなかで、述べている。

さえずる鳥が、炭鉱夫に有毒な空気を警告するために利用されたのとちょうど同じように、貯水池や池に棲息している若いトンボが水質汚染について人に警告する可能性がある、と、「ストレイツ・タイムズ」紙(The Straits Times)が伝えている。

シンガポール国立大学(National University of Singapore)の研究者、ナンシネ・ジーヴァナンダム(Nanthinee Jeevanandam)は、トンボの遺伝子指紋を「シンガポール公営施設」のような国立水機関が貯水池水の清潔さレベルを決定するのを助けるために利用することを望むと言った。

異なったトンボの種は、鉛と硫酸塩のような汚染物質に異なった許容度を持っている、と、研究報告書が述べている。一部のトンボは、もっときれいな水、あるいはもっと多くの酸素を必要としている。

トンボの種類を調査することは、水質査定をすることで、速い、そして化学物質を使用しない検査方法になるだろう、と、ナンシネ・ジーヴァナンダムが述べている。

彼女は、シンガポールにいる110種類のトンボの約4分の1のDNA配列を収集していると述べた。

投稿者 bm_kanri : 13:05